フォーラムセッション

農業と食産業は“Innovation”から“Disruption”へ!

これからの農業はどう変わっていくのか。

私たちが日々接する食とどう向き合うべきか。

農業大国であり食の一大生産地“北海道”から、<ニューノーマルの農業と食>を日本全国へ、世界へ発信します。

2つのセミナー会場で貴重な情報を提供する「フォーラム」

全20セッション/延べ2,000席 予定

※100席×2会場×各日5セッション×2日間

■フォーラムの軸となる2つのテーマ

【テーマ①】「現状の課題に向き合う」=イノベーション(技術革新)

食の一大生産地であり、また大規模農業やスマートアグリの実証事例の多い北海道が全国へ向けて農業の魅力を発信する。

  • 生産性の低い作業労働、農業従事者の高齢化、就農人口の減少など喫緊の課題を解決する
  • 農業経営力の向上、食の安全・安心、SDGsなど、農業を取り巻く社会からの期待に応える
  • 地球環境の変化、エネルギー、災害、過疎化など一次産業だけでは解決できない潮流に働きかける

【テーマ②】「150年先を見据えた未来型農業を創造する」=ディスラプション(創造的破壊)

スマートアグリの次のブームとなる“次々世代農業(●●アグリ)”を先取りすべく、先進的な情報を集約し、世界へ向けて発信する。

  • 「No Border」:従来の産業の垣根・発想に捉われない異業種との協業事例
  • 「サードパーティ」:ベンチャー企業や大学、研究所による先進技術革新の紹介
  • 「Next 150」:150年先を見据えた産業モデルを構想するヒントの提供

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■各セッション概要
※敬称略/内容は今後変更になる可能性があります

フォーラム会場A(5F)

【A1・基調講演】「農業分野におけるコマツと石川県の連携活動、コマツのDX」

講演者:株式会社小松製作所(コマツ) 特別顧問 野路國夫

    講演概要:

  • コマツの概要と経営構造改革
  • 農業分野におけるコマツと石川県の連携
     ・農業連携の仕組み(方針、推進体制、プロジェクト体制など)
     ・連携の具体的事例(多機能ICTブルによる水稲直播栽培、ホイールローダーを粥要した中山間地農業の効率化、自然エネルギーを利用したトマトの長期どり栽培技術開発、農産物の6次産業化)
  • コマツのデジタルトランスフォーメーションとスマート農業プラットフォーム
     ・スマートコンストラクション
     ・スマート農業プラットフォームの提案
  • 皆さんへのメッセージ

【A2】農林水産省政策説明~「食品表示制度とHACCPの義務化など食品事業者の皆様へのお知らせ」

講演者:北海道農政事務所生産経営産業部事業支援課 課長補佐 加藤 浩明

講演者:北海道農政事務所消費・安全部 米穀流通・食品表示監視課 課長補佐 森下 浩司

    講演概要:

  • 食品表示法に基づく食品表示基準改正による加工食品の原料原産地表示制度義務化について
  • HACCPに沿った衛生管理制度の義務化について
  • 経営力向上計画(中小企業庁所管)の概要について ほか

【A3】「生涯生産性を高める哺育・育成からのスマート酪農を目指して」

講演者:北海道大学大学院農学研究院 畜産科学分野畜牧体系学研究室 教授 上田 宏一郎

    講演概要:

  • 後継牛の損耗の現状
  • 北海道における哺育・育成の役割
  • 預託哺育牧場の増加と課題
  • 生涯生産性を高める哺育・育成牛の管理
  • 哺育管理のスマート化に向けて

【A4】「農業×ドコモ ICTは農業を救う?~モバイルとクラウドサービスで農業の生産性向上へ~」

講演者:株式会社NTTドコモ 北海道支社 法人営業部 エバンジェリスト 齋藤 伸一

    講演概要:

  • 5Gが農業にもたらす変化
  • 農業分野でのドコモの取組み事例
  • ICTを利用したJA様の働き方改革

【A5】「調整中」

フォーラム会場A(5F)

【A6】「調整中」

【A7】「コスト低減と高付加価値化を目指した青果物の鮮度保持流通技術の開発」

講演者:ホクレン農業協同組合連合会 農業総合研究所 食品流通研究課 課長補佐 吉田 慎一

    講演概要:

  • 包装技術を利用した青果物の長距離輸送技術の活用
  • 電場処理技術を利用した青果物の長期貯蔵技術の活用

【A8】「食品の微生物的安全性と高品質を両立する予測技術の展開」

講演者:北海道大学大学院農学研究院 食品加工工学研究室 教授 小関 成樹

    講演概要:

  • HACCP制度化に対応する予測微生物学の活用
  • 積算温度インジケータの開発とその活用
  • 品質変化を温度履歴から予測

フォーラム会場B(6F)

【B1】「食品安全は動いている!
HACCP制度化や輸出促進をサポートする食品安全マネジメント認証JFSの最新情報」

講演者:一般財団法人 食品安全マネジメント協会
     事業企画・普及推進グループ マネージャー 小野 正

講演者:オシキリ食品株式会社 品質管理部 主任 西澤 克浩

講演者:株式会社三菱総合研究所 HACCPナビ事務局 主席研究員 氷川 珠恵

    講演概要:

  • 食品安全マネジメント認証JFSの最新情報のご案内
  • HACCP制度化や輸出促進をサポートするJFS取得事例のご紹介
  • JFS規格に対応する帳票作成支援ツールHACCPナビのご紹介

【B2】「GFSI承認プログラムと農産加工でのワンポイントレッスン」

講演者:GFSI ジャパンローカルグループ 行政連携ワーキンググループ/
     DNVGLビジネス・アシュアランス・ ジャパン株式会社 マネージャー 長谷川 清

    講演概要:新しい生活様式で、家庭での喫食が増えています。

    それにともない、農産加工所や飲食店などテイクアウトを実施してこなかった組織でも

    お弁当やテイクアウト食品を販売することが増えてきました。

  • 少量生産時には発生しない中規模生産に移行した際の危害について
  • 店内喫食からテイクアウトへの移行の際の危害について
  • ワンポイントレッスンするともに、GFSIプログラムを利用した仕組み化について概説します。

【B3】「道産米の高付加価値化と北海道の酒」

講演者:北海道酒造組合 会長 田中 一良(田中酒造株式会社 代表取締役社長)

講演者:地方独立行政法人北海道立総合研究機構
     中央農業試験場 水田農業部 水田農業グループ 主査(水稲育種)西村 努

講演者:北海道農政部 生産振興局農産振興課 こめ係長 加藤 博

    講演概要:

    (未定)

【B4】「中国ECビジネスのいま」

講演者:日本貿易振興機構JETRO EC・流通ビジネス課 課長代理)高山 博

    講演概要:

  • 中国ECビジネスの現状と主要プレーヤーの動向
  • 基本的な販促プロモーションの種類
  • ジェトロサービス(JapanMall事業)の活用方法

【B5】「スマートアグリが切り拓く”農業のニューノーマル”」

講演者:株式会社サングリン太陽園 執行役員 営業事業本部
     ソリューショングループ ディレクター 兼 経営企画室 室長 白川 努

講演者:株式会社マイナビ 農業活性事業部農業領域中央営業部 北海道企画営業課 課長 竹内 沙季

講演者:NoMaps 事務局長 廣瀬 岳史

    講演概要:

  • 省力化や高品質生産等を実現する手段として注目されている「スマート農業」。
    北海道農業の現状や課題から、幅広い視点でスマート農業の必要性や意義を確認しつつ、
    ドローンシェアリングやスマート農業人材の獲得・養成など、
    企業間による具体的なマッチング事例や取り組みも交えながら、
    今後のスマート農業の現場実装への展開方向について議論します。

フォーラム会場B(6F)

【B6】「月で地産地消!? 月面農場で宇宙居住を実現」

講演者:千葉大学大学院園芸学研究科 教授 後藤 英司

    講演概要:

  • 栄養所要量等に基づく宇宙農作物とは
  • イネもダイズもイモも作れる月面の植物工場
  • 宇宙閉鎖生態系の技術開発と地上産業への応用

【B7】「海外市場における農産品・食品のブランディングの課題と機会」

講演者:日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)事務局長 大泉 裕樹

    講演概要:

  • JFOODOとは
  • 設立の背景と組織体制とその視点
  • 対象品目と地域
  • プロモーションの事例
  • ブランディングの方法
  • ブランドの機能
  • ブランディングに関する誤解
  • ブランディングの手順
  • 海外市場における農産品・食品のブランディングの課題と機会
  • ブランディングの前提条件と現状
  • 最大のボトルネックに対するJETROとの協働

【B8】「施設園芸の情勢と自然災害対策について」

講演者:イノチオアグリ株式会社 代表取締役 石黒 信生

    講演概要:

  • 施設園芸の近年の動向
  • スマート農業
  • 災害に強い農業に向けて

【B9】「ロボット導入による生産性向上事例と導入企業を支援する新たなサービスの開発について」

講演者:株式会社ニッコー 代表取締役社長 佐藤 一雄

    講演概要:

  • 会社概要
  • ロボット導入による生産性向上事例
  • 導入後の遠隔メンテナンスを実現するシステム開発への取組

【B10】「食品安全確保に向けた食品安全委員会の役割」

講演者:内閣府食品安全委員会事務局 情報・勧告広報課長 都築 伸幸

    講演概要:

  • 食品安全委員会は、食品の安全を確保するため、「国民の健康の保護が最も重要である」という
    認識のもと、科学的知見に基づき客観的かつ中立公正にリスク評価を行う政府機関です。
  • 食品安全委員会が行うリスク評価について、
    具体的な例を挙げながらわかりやすく解説いたします。