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輝く農女新聞内で特集された情報を紹介しています。

【塾レポ12月A】未来へのビジョンを開け!3方向からのアプローチ!

2015.01.22

■3グループの内訳

12月講義初日/2時限目は1時限目につづいて『ビジョンづくり』に関する講義。

ここからは、塾生がそれぞれに抱える課題に応じて3グループに分かれて、

より具体的なディスカッションへと移ります。


グループの内訳を見ると…

1グループ目は『チーム販路拡大』!

すでにある程度、自分が農家として勝負していきたい商品が決まっているグループ。

この時間は箱崎先生と、これまでの授業のおさらいを兼ねつつ、

新規のお客さんを掴むにはどんなことが必要かを具体的に考えていきます。


2グループ目は『チーム断捨離』

1つ目とは逆に、売っていきたい商品がたくさんあって絞りきれていないグループ。

そこでこの時間は、高橋先生と脇坂先生のもと、

事業者として主力商品を絞り込む「断捨離」の大事さについて話し合っていきます。


3グループ目は『チーム友達の輪』!

これまた他の2グループとはかなり違い、自分だけではなく、

農業によって地域全体を盛り上げていきたいというグループ。

この時間は、コミュニティデザインの専門家・金子先生のもと、

同じ街に住む人達をどうしたら巻き込んでいけるかを話し合います。


早速、ディスカッションスタート!

各テーブル…愛媛のみかん農家/片山さんから差し入れで頂いたみかんを食べながら議論を進めています。



■どんな取引先を探しますか???

では順番に『チーム販路拡大』から見てみましょう!

ここは勝負したいモノが絞れていますからスムーズに行っている…かと思いきや…

何かちょっと重い空気です。聞いてみると…

「新しいお客さんを獲得するためには?」というテーマに対して、

みんなコスト面ばかりを気にしてしまい、なかなかお客さん目線の意見が出てこないとのこと。

そこで、箱崎さんから一旦、『コストのことは今は忘れよう!』というアドバイスが…


すると…


「旅館やホテルが買い手のときは、そこに泊まりに来る家族連れが喜びそうな商品がいいのでは!」

「多少コストが掛かる高い商品でも、高級食材を扱うスーパーなら、ニーズはあるかも!!」

「高級レストランのメニューの和え物というポジションを狙ってみてはどうか!」

…など、次々と活発な意見が出てきました。良かった!

新たな販路を常に見出して行かなければならない次世代リーダーには、多様で多数のアイディアを引き出せることが必要なんですね。



■自分が頼れる武器を!

続いては『チーム断捨離』。

こちらは主力商品の絞り込みを話し合うチーム。

いろんな種類の商品があった方が、お客さんも喜ぶのでは?

なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが…先生方から目の覚めるような解説が!


「いろんな商品を作れるのはいいことだけど、

それだと買い手からのイメージが薄まっちゃう。

ある程度主力商品を絞り込んだ方が、覚えてもらいやすいし、ブランド化して高く売ることもできます」

「また、繁忙期以外の時間を、新しい農法の勉強などに充てることで、より商品の魅力を上げることができるんです」

…なるほど。

お客さんのことは考えつつも、自分の軸はちゃんと持ってないといけないんですね。



■みんながプラスになるイベントにする!

最後に来たのは『チーム友達の輪』。

こちらは、それぞれの地域で農業者などまとめて

地域振興/農業振興につなげるための具体例を話し合うチーム。


聞いてみると、例えば…

「道の駅に農産物や加工品を置いてもらって、地域全体でブランドを押し出す」

「キッチンカーを使って、野菜を食べてもらえるイベントを開く」

「近くの学校や病院と協力して、食育をテーマに農業体験会などを開く」

地域の人たちにとってもプラスになりそうな様々なアイデアが提案されています。


ひとことで「女性農業次世代リーダー育成」といっても

検討すべき課題はたくさんあるのですね。

三者三様、未来へのビジョンが広がるたくさんのヒントが詰まった講義でした!