主催者企画ORGANIZER SEMINAR
CYBERTRUCK日経BPサイバートラック
テスラの最新EV「サイバートラック」を分解展示
「TECHNO-FROTIER 2025」の主催者企画では、テスラの最新EV「サイバートラック」を実際に分解し、その内部構造を理解できる実車展示を実施します。米国で人気のピックアップトラックの電気自動車(EV)としてテスラが2023年11月末に初販売を開始した「サイバートラック」には、数々の先端技術を導入し、自動車関連の技術者にとっては今後のEV開発において絶対に目を離せない存在です。
最大の特徴は、ステアリングシャフトがなく、ステアリングの切れ角を電気信号で伝達し、操舵する「ステア・バイ・ワイヤ」を採用していること。前後共に操舵が可能なため、大きな車体にかかわらず小回りが利き、普通車のような感覚で運転できます。
車体は、前後に「ギガキャスト」と呼ばれる大型アルミ鋳造品を用いたほか、大半をアルミ鋳造品で構成しています。さらに、車体の下部は電池パックを構造部材として配置し、電池パック上面をフロアとなっています。
分解車両の駆動ユニットは、リアは永久磁石式、フロントは誘導式のモーターを採用するものの、外観上の違いはなく、減速機やインバーターを含めて部品の共有化を図っています。インバーターやPCS(車載充電器/DC-DCコンバーター)は、驚異的に小型化されていたモデル3のインバーターよりも一回り小さくなり、PCSはアルミ電解コンデンサーレスを実現しました。
電装品では、48V車載ネットワークを新たに構築し、電流値とハーネスの重量を大幅に低減させています。電子制御ユニット(ECU)は中央集権化を進めた「ゾーン型」を進化させ、電子部品に合わせて48Vや12Vなど各電圧で作動する新たなアーキテクチャーを採用しています。電池パックは「4680」と呼ぶ大型の円筒型セルを用いたリチウムイオン2次電池を採用し、電池パックの薄型化を実現しているのが特徴です。











ICHIKEN LOUNGEイチケンラウンジ
イチケンラウンジ企画 1
- 日 程
- 23日, 24日に開催予定 詳細こうご期待!
- タイトル
- 熱対策はもう後回しにできない! ~設計段階から始める熱マネージメント最前線~
- 内 容
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IoT、電動化、電子機器の高性能化など、電子製品を取り巻く環境がますます高度化する中、「熱マネージメント」は今やものづくりの成否を決める重要な要素になっています。しかし実際の開発現場では「まず動かしてから考える」と熱対策が後回しになりがちであり、後工程でトラブルが頻発し、大きなコスト増や開発遅延を引き起こしています。
本企画では、YouTubeでお馴染みの電気系ものづくりYouTuber『イチケン』がナビゲート役を務め、各分野のエキスパートがそれぞれの視点から熱問題に切り込みます。部品レベルでの発熱抑制、実装設計での工夫、製造現場における放熱対策、そしてシミュレーション技術を活用した予測・評価方法を具体的な事例とともに紹介します。
本対談を通じて、「熱問題」の本質的理解を深め、設計初期から積極的に熱対策に取り組む重要性と具体的な解決策を知ることができます。あなたの現場で役立つヒントが必ず見つかります。
- 参加者
- イチケン 京都大学 廣谷准教授、 サーマルデザインラボ 国峰先生、DENSO・フジデリバリー 篠田様、ちの技研 一色様、KOA 有賀様、ルビコン 向山様
イチケンラウンジ企画 2
- 受動部品対談 (電解コンデンサ編)
- パワー半導体対談
- 企業コラボ対談
イチケンラウンジ企画 3
- OpenSUSI対談
ICHIKEN EMCイチケンEMC
- タイトル
- 電気系ものづくりYOUTUBERイチケンによる「はじめてのEMC入門」
~見て、聞いて、わかるノイズ対策~ 第1弾
- 内 容
- 設計を始めて数年経ち、回路や製品設計には慣れてきたけれど、「EMC」や「ノイズ対策」については実際にどのように行うのか具体的なイメージが湧かない…そんな経験はありませんか?
本展示では、EMC(電磁両立性)の基礎から実務的なノイズ対策の方法までを、パネルと実演を交えて具体的に解説します。
- 展示企画内容
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【EMC企画1】EMCの基礎知識と規格紹介(パネル展示) EMCの基本的な考え方や、製品を市場に出すために知っておくべき主要なEMC規格について分かりやすく紹介します。これからEMCに取り組むエンジニアの基礎固めに最適です。
【EMC企画2】EMC放射試験の再現(電波暗室のミニチュア模型展示) 実際のEMC試験がどのように行われるかを、精巧なミニチュア模型を用いて再現。
ターンテーブルの回転やアンテナの昇降を実際に見て、放射エミッション試験の仕組みと測定方法をリアルに理解できます。【EMC企画3】電子レンジによるBluetooth通信への影響実験 身近な電子レンジが発生させる2.4GHz帯のノイズが、Bluetooth通信に与える影響をリアルタイムで実演。
オシロスコープでの波形観察とスピーカーから聞こえる音の途切れを通じて、「ノイズが機器に与える影響」を体感的に学ぶことができます。【EMC企画4】リニア電源 vs スイッチング電源のノイズ比較実験 電波暗室で事前に行った実験結果を展示します。
リニア方式とスイッチング方式の電源それぞれの伝導エミッション・放射エミッションの測定結果から、両者のノイズ特性の違いを比較。
さらにノイズ超過が顕著なスイッチング電源については、ノイズフィルターの性能比較やその有効性も具体的に解説します。
本展示を通じて、「見て・聞いて・理解する」ことで、EMCへの理解を深め、実務に役立つ具体的なノイズ対策のイメージをつかんでいただけます。
製品設計を一段階レベルアップするためのヒントがここにあります。ぜひご来場ください。
EMC世界のEMC規格規制冊子
最新のEMC規格・規制動向が理解できる『世界のEMC規格・規制』冊子。
毎年ご好評をいただいている本冊子の2025年版を、本展の開催にあわせて発行いたします。
当日配布の会場案内図において、冊子マークのある出展者ブース或いは冊子マークのある出展者セミナーにご参加の方限定で配布いたします。
掲載内容
- 電安法別表第十改正審議状況 国際規格への整合
- 主要各国のEMC規格・規制の主な動向
- 初学者のためのEMC EMC測定装置の概要
- 照明機器に関するEMC規格・規制 CISPR15:2024(第9.1版)の概要
- 自動車と車載機器に関する EMC 規格と基準動向 CISPR12とISOイミュニティ規格動向
- 半導体デバイスのEMC規格と実際の評価法の現状
- Beyond 5Gによるオープンイノベーション ~産業を越えてシステムをつなぐ仕組み~
- ロボットのEMC規格と規制について CISPR11における解釈
- IoTのシステムとEMC IoT時代ではEMC技術を取り巻く状況も大きく変わる

TECHNO×GARAGE TECHNO×GARAGE
企業PRと自治体への誘致
来場者と自治体のハブ機能を有するTECHNO×GARAGE!
今年も実施いたします。
各自治体企業のセミナーと見にブース、自治体の特長セミナー、デモ展示、日本酒の試飲…
各自治体と傘下の企業が、その魅力を余すことなく出しきっていただく仕組みが満載です。
西2ホールでお待ちしております。
- 対象
- 大田区、浜松市、長岡市
MINI BOOTH電波新聞ミニブース
セミナー×展示のダブル体験で、最新技術を「知って」「触れる」!
本イベントでは、計15社によるセミナーが開催され、うち10社は展示ブースも出展します。
セミナーでは各社の最新技術や取り組み、業界課題へのアプローチが紹介され、展示ではその講演内容とリンクした製品やソリューションを実際にご覧いただけます。
たとえば、セミナーで紹介される事例を、そのまま展示ブースで実機をご確認いただけ、エンジニアとの技術相談も可能。
また、現場の“知りたい”に直結するリアルな情報を、「聞くだけで終わらせない」体験型セミナー&展示として提供します。
聴講して気になった企業の技術をその場で確認し、質問し、つながる。
この場に来れば、技術の理解が「深まり」、次の一歩が「見える」はずです。