一隅会

第528回「一隅会」(経営哲学懇話会)のご案内 [終了]

人は誰でも土の存在を認識しています、土がどれほど食や生活を彩る為に大事かまでは認識しにくいでしょう。しかし、土とは何か、どうして出来たのか、ましてや宇宙の中で土がどれだけ稀有な存在かまでを認識するのは難しいでしょう。

5月度の「一隅会」は藤井一至氏をお招きし、『土 ~100億人を養う土壌を求めて~』と題してお話をいただきます。今から5億年前の地球は、荒涼とした岩石砂漠でした。土は当たり前ではなかったのです。生き物が土を変え、土が生き物を変えてきました。悠久の大自然も毎日の食卓も、寡黙な土が支えています。一言で言って土と言っても、世界には12種類の土しかありません。私たちヒトは気候と土と折り合いながら、文化、文明発展させてきました。人口増加や気候変動に直面する私たちの文明は、これからも土とうまく付き合っていく事ができるのでしょうか。世界の土、日本の土に秘められた可能性をスコップ一本で探ります。

是非この機会に関係各位の積極的なご参加を賜りますようご案内申しあげます。

お申し込みはこちらから

テーマ 『土 ~100億人を養う土壌を求めて~』
日時 2019年5月28日(火)   15:00~17:00  (受付14:30~)
会場 TKP東京駅セントラルカンファレンスセンター 10階 10B
<〒103-0028 東京都中央区八重洲1-8-16 新槇町ビル>
(「東京駅」八重洲中央口より徒歩1分)
参加対象 小会法人会員の経営者・役員・幹部他 本テーマに関心をお持ちの方々
(定員40名 会場の都合により、定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
参加料 小会法人会員の方は無料です。 /会員外の方は有料です。(¥20,000/1名 税別)
(会員外の方は、これを機会にぜひ法人会員にご入会ください)
プログラム (テーマは都合により変更される場合もございますので、予めご承知おきください)
15:00~16:30 講   話
16:30~17:00 質疑応答・意見交流
講師紹介 藤井 一至(ふじい かずみち)氏
国立研究開発法人森林研究・整備機構
森林総合研究所 土壌特性研究室 主任研究員
1981年
富山県生まれ
2004年
京都大学農学部卒業、農学研究科修士、
2009年
京都大学大学院 農学研究科 博士課程修了 博士(農学)取得。
その後京都大学研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、
2013年
森林総合研究所 研究員 2015年 森林総合研究所 主任研究員
カナダ極北の永久凍土からインドネシアの熱帯雨林までスコップ片手に世界各地、
日本の津々浦々を飛び回り、土の成り立ちと持続的な利用方法を研究している。
著 書
『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』(光文社)
『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』(山と渓谷社)など。
著作(『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』)に関するコラムはこちらからご覧ください!
受 賞
第1回日本生態学会奨励賞(鈴木賞)
第33回日本土壌肥料学会奨励賞、第15回日本農学進歩賞。

お申し込みはこちらから

ページのトップへ戻る