一隅会

第514回「一隅会」(経営哲学懇話会)のご案内

「一隅会」は、日本能率協会の法人会員サービスとして、経営者・役員クラスの皆様を参加対象に『経営哲学』の確立及び人間形成を目的として開催しています。小会は「世界で通用する経営者」の素養として必要と思われる①歴史観(事象・人物・教訓の把握)②世界観(海外で通用する経営者に必要な『日本文化・芸術、東洋・西洋哲学思想・文化・宗教等』への理解)③人間観(経営思想、信念、人間理解力・教育力など)の涵養をはかるため、開催しています
日本人には比較的なじみのある「禅」ですが、その教義や思想についての造詣は必ずしも深い訳ではありません。
また私達は、道元禅師が「正法眼蔵」を生涯をかけて綴られた大著であることも比較的よく知っています。鎌倉時代には画期的な試みとして日本語仮名で著されてはいますが、道元禅師の禅思想の神髄が説かれているだけに難解で、ましてや九十巻近くもある「正法眼蔵」に目を通すことはなかなかできるものではありません。
そこで10月度は角田泰隆氏をお招きし、道元禅師の人生訓についてお話を伺います。氏は、道元禅師と同時代に生き、道元禅師に生涯付き添った懐奘(えじょう)禅師が遺した「正法眼蔵随聞記」に着目されました。道元禅師との問答や、道元禅師が折に触れて修行僧たちに示された言葉の記録であることから、仏法の神髄、仏道修行者のあり方、修行の上での心得などがわかりやすく記録されているからです。当日は私達の生きる指針としてお話をいただきます。
是非この機会に関係各位の積極的なご参加を賜りますよう、ご案内申しあげる次第です。



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テーマ道元禅師の人生訓 ~正法眼蔵随聞記から~
日時 2016年10月11日(火) 16:00~18:00  (受付15:30~)
会場一般社団法人日本能率協会 研修室 16階 <東京都千代田区一ツ橋1-2-2 住友商事竹橋ビル16階>
参加対象法人会員の経営者・役員・幹部他 本テーマに関心をお持ちの方々
(定員40名 会場の都合により、定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
参加料小会法人会員の方は無料です。
(会員外の方は、これを機会に法人会員にご入会下さい)
プログラム(テーマは都合により変更される場合もございますので、予めご承知おきください)
16:00~17:30 講   話
17:30~18:00 質疑応答・意見交流
講師紹介角田 泰隆 (つのだ たいりゅう) 氏 常圓寺住職 駒澤大学仏教学部禅学科 教授

長野県伊那市生まれ。
駒澤大学大学院博士課程修了。
その後大本山永平寺安居。曹洞宗宗学研究所主任を務め、
駒澤短期大学仏教科講師、同助教授、同教授を経て
現在、駒澤大学仏教学部禅学科教授 同禅学科主任。
博士(文学)
長野県伊那市常圓寺住職。

著書
『道元禅師の思想的研究』(春秋社)、
『道元入門』(大蔵出版)、
『禅のすすめ…道元のことば』(日本放送出版協会)、
『坐禅ひとすじ…永平寺の礎をつくった禅僧たち』(角川学芸出版)、
『ZEN 道元の生き方~正法眼蔵随聞記から~』(日本放送出版協会)、その他共著・監修など多数。

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