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輝く農女新聞内で特集された情報を紹介しています。

育成塾 第4期生 始動!

2017.07.24

恒例の自己紹介「今の私を例えると○○です」【後編】


前編に引き続き、4期生のみなさんの自己紹介をお届けします。「今の私を例えると○○です」とキャッチーな言葉で印象づけたあと、「そのココロは?」という展開で自分自身が何者かを伝えてゆく毎年恒例の企画。共通のフォーマットにのせることで個性が際立ち、この先、自身が手がける農産品のPRを考える際のトレーニングにも役立ちそうです。



「入学したての大学生」

林田裕美(熊本県玉名市横島町 株式会社レッドアップ)
栽培品目:トマト、なす、もち米

「高校卒業してすぐに結婚して就農しました。最初はマイナスイメージもあったけれど、だんだん楽しくなり、18年経った今は農業が大好です。子供も手がかからなくなり、もっと勉強して魅力ある農業、稼げる農業、時代に合った農業を目指したいと思うようになりました。将来の夢に農業が選ばれる時代になってほしいし、跡継ぎの息子に自信を持ってバトンを渡せるように頑張りたいです。」



「小学校3年生の自分の息子」

三好奈美(香川県高松市牟礼町 よしよしアグリ)
栽培品目:きゅうり、ナバナ、ほうれん草

「どこから湧いてくるのか、「自分なら何でもできる」という自信がある小学生(笑)。でもできなかったらすごく不機嫌になるし、心の中では自分の意見が正しいと思っているけど、でもそれを周りに言えない部分もあります。経営面で何でも「できます」と言わず、「ノーと言える経営者」になりたくて、育成塾に参加しました。」



「ケージの中で走り続けているリスかハムスター」

山木暖子(千葉県山武市横田 三つ豆ファーム))
栽培品目:落花生、人参、かぶ

「新規就農して13年。今は、(飼育用)ケージの“くるくる”から降りたいのに降りられない状態です(笑)。疲れて降りたいけど降りられない、相談する相手も疲れたハムスターだったりするので、今年はその状況を打破したくて、この育成塾に参加しました!」



「アライグマ」

小宮智子(鹿児島県南さつま市加世田 小宮357ファーム)
栽培品目:らっきょう、トマト

「自分では、動いていないと死んでしまう「マグロ」と思っていましたが、周りからは「アライグマ」で案外危険だと言われます(笑)。危険に見えるかもしれないけれど、若い後継者が減っていく田舎で、農業を途切れさせないようにしたいと思っています。息子と娘が就農することになり、クリアな経営ができるようになりたいと考えていたところで、育成塾の話をいただきました。全国に頼もしい先輩や仲間がいっぱいいると感じています。」



「卵の殻をやぶって生まれようとしているヒナ」

丸野惠美子(鹿児島県志布志市松山町 農事組合法人 農Life)
栽培品目:いちご

「大阪生まれ大阪育ちで、13年前に鹿児島に移住し、3年前に法人化しました。主人は忙しそうに動いていますが、私は子育てもあって家にいます。何年も田舎に閉じ籠もっていましたが、自分の事業の方向性も含め、今の自分の殻を破り、新たな自分に生まれ変わりたいです。」



「闘牛」

米沢幹枝(鳥取県東伯郡北栄町 Demeter Villam)
栽培品目:西瓜、メロン、ブロッコリー

「祖父の住む鳥取県に移住する『孫ターン』をして12年。農業をしたいと思った次の年に農大へ行き、次の年にはもう就農! それから3年が経ちました。自分の方向性が合っているのかどうか気になっていた時、この育成塾に出会いました。猪突猛進の性格です(笑)。」



「羊の牧場」

大石知子(宮城県白石市下小倉)
栽培品目:もろきゅうり、きゅうり、にんじん

「強気な牧羊犬のように引っ張っているけど、「誰か道を教えてくれないかな…」と迷う羊が共存している状態。そんなふたつのものが同居していいのかは分かりませんが(笑)、自分のいいところを伸ばしつつ、問題を打破したいです。」



「ツバメ」

工藤誉子(青森県つがる市稲垣町 工藤農園)
栽培品目:米、ながねぎ

「今年もツバメが我が家に来て、1回目の巣立ちが終わりました。最初のツバメは古い巣を作り直したけど、新しく来たツバメは新しい巣を作り直しました。それを見て、私とそっくりだと思いました。学生時代から土日は田んぼで、友達と遊ぶ時間も限られ、でもそれが私のパワーにもなっていました。最近は経営的にも私の意見が通るようになってきたので、そこを勉強していきたいです。」



「鳴門海峡の渦潮の中にいる一寸法師」

齋藤志穂(長野県諏訪郡原村 小松フラワー)
栽培品目:ネメシア、ラベンダー、ジニア

「夫と始めて丸5年。当初の想像を越える規模・雇用の拡大ができて、自分たちのやりたいことも膨らみ、こんなこともやらないかというお話もいただくようになりました。今は自分の範疇を越えるような大きな渦の中で、お椀の船に乗って一生懸命こいでいる状態。ちっぽけだけど、秘めた思いはすごく持っているつもりです。育成塾は私にとっての打ち出の小槌。ちょっとでも自分を大きくしたいです。」



「畑の雑草の種」

奥山俊枝(北海道砂川市北吉野町 おくやま農園)
栽培品目:トマト、キュウリ、苗

「芽を出す場所を与えてもらったので、目立つ花を咲かせられなくても実がならなくても、耕してもらってその土地の肥料になり、次の作物を育てる礎になりたいです。父、母、弟との経営の中で、それぞれやりたい方向が違うので、この育成塾で学んだことを持ち帰って生かし、まとめていきたいです。」



「あまのじゃくな歯車」

安東美由紀(佐賀県藤津郡太良町 A-noker(ええのうかー))
栽培品目:アスパラガス

「夫と新規就農して5年。夫は経営塾などにも行って勉強していて、経営判断はほとんど任せてきました。でも、夫の提案を実際にやるのは私だし、つい「無理」と言ってしまったり、やってみるといいことばかりで、それも悔しくて反論したくなってしまいます…。育成塾に来たいと言ったら、「その言葉を待っていた」と背中を押してくれました。一緒になって考えて、実は尊敬していることも伝えられたら、もっと良くできると思っています。」



「底の抜けた自動の貯金箱」

向井明日香(佐賀県鹿島市井手 株式会社明日香園)
栽培品目:オリエンタルユリ、ケイトウ

「実家がもともと花農家で、両親は朝早くから夜遅くまで働いていたので、私は小さい時、こういう仕事はしたくないと思っていました。でも両親もそう思っていたようで、最近は生産は5時に終われるようになってきました。でも販売の部分が課題です。今は与えられた仕事をこなすだけで、お金がたまらないような状態。溜まるようにしていきたいです。」



「般若」

酒井笑子(高知県長岡郡大豊町 ラッキー農園)
栽培品目:有機生姜、有機ミニトマト、有機ブロッコリー

「北海道から主人とIターンで就農して6年目です。ある日、ふと鏡に移った自分の顔が鬼のようでした(笑)。何も知らない土地で経営も分からないまま、鬼のような顔をして頑張ってきました。頭の整理をしたい、経営が何なのか知りたいと思っていたところで育成塾と出会いました。この6年、困ると何かラッキーなことが起こって生き延びてきて、今回もドンピシャのタイミングだったので、しっかり勉強したいです。」



「迷路で迷っている迷子に、後ろから火の手が迫っている状況」

横山幸(高知県安芸市川北 ハッピーファーム有限会社)
栽培品目:ミニトマト

「ハウスでミニトマト栽培を始めて10年あまり経ちました。始めた時はたいした知識もなく、やっているうちにだんだん分かってきて、年々よくなると思っていました。でも栽培も迷いながらのことが多く、それが毎年積み重なると経営的にも大変になってくる…。なんとかここで踏みとどまっていきたいので、塾で学んで頑張りたいです。」



「井戸の中のカエル」

伊吹彩子(兵庫県南あわじ市松帆 息吹農園)
栽培品目:レタス、キャベツ、玉ねぎ

「井戸というのは淡路島のことです。淡路島には家族経営をしているところが多くて、これまでもその勉強はしてきました。でも今回、全国のみなさんと勉強する機会をもらったので、しっかり学んで、それを全部、淡路島に持って帰りたいです。」



「前はイノシシ、これからはネコ」

勝瀬紀代(徳島県那賀川町 勝瀬洋らん園)
栽培品目:シンビジューム、米

「少し前までは猪突猛進のイノシシで、目標に向かって突き進み、お医者さんから止められるほど働いてきました。その目標達成寸前に、ハウスが大被害を受ける被害に遭いました。もうだめだと思ったけど、主人が周囲の協力を取り付けてくれて、周りの人に助けてもらって、なんとか切り抜けることができました。これからは、失敗してもかわいがってもらえるようなネコでいようと思っています(笑)。仕事は大好きなので、今後は災害に負けない力をつけたいです。」



「カンガルーの子供」

鈴木美有紀(愛知県豊橋市石巻 ベル・ファーム)
栽培品目:柿

「次郎柿を100年以上栽培している専業農家で、量を作っているので収穫期は大変です。そんな中、自分が体調を崩した時があり、その時は、うちの柿を喜んでくださるお客さまに元気をもらいました。育成塾での「体じゃなくて頭で稼ぐ」という発想を聞き、私でもそれならできると思いました。主人に守られてきましたが、カンガルーのお腹の袋から出て、主人と並走できるように頑張ります。」



「うちで栽培している赤いミニトマト」

伊藤めぐみ(愛知県豊橋市小島町 株式会社めぐりとまと)

「結婚して25年。ミニトマト農家をしているけど、収穫の時、天候によっていい色に見えたり、まだ青くみえたりします。主人からは何も考えてないと思われているかもしれません(笑)。今年の2月に法人化して慣れない経営の仕事をするようになり、悩んでいるところなので、育成塾で頭の中を整理して頑張りたいです。」



「子鹿」

木内マミ(長野県飯山市 ひぐらし農場)
栽培品目:さやえんどう、野沢菜、レタス

「私は気がちっちゃいところもあって、子鹿のようにビクビクしています(笑)。この育成塾は去年から知っていたけど、父が経営の中心だし私はまだ…と思っていました。でも、今年は自分で一歩踏み出した以上は、10年後、20年後を見据えて、何かを掴んで帰りたい。父が元気なうちに学びたいという思いもあり、これがタイミングなので頑張りたいです。」



「ツバメのヒナ」

藤原真弓(長野県北安曇郡小谷村)
栽培品目:雪中キャベツ、ミニトマト、水稲

「2年前の地震で田んぼへの水路が被害を受け、今は補修中で育苗ができない。「雪中キャベツ」も今後、温暖化の影響が出てくるかもしれません。いま、まさに今後のことを考えなきゃいけないタイミングで、とにかくやるしかないと育成塾に来ました。うちにもツバメがやってきて、一度はヒナが巣から落ちたけど、巣を補強して戻して事なきを得ました。私もいろんなことを学び、一人前のツバメとして巣立っていきたいです。」



以上、これからともに学ぶ35名の仲間たち。お互いに刺激しあって10ヶ月後、何を得て、どんな目標を胸にしているのか? 農女新聞では逐一、レポートしてゆきます!