Japan Home Show & Building Show 2024
会期
2024.11.2011.2210:00-17:00
会場

東京ビッグサイト東展示棟ACCESS

VISIT 来場のご案内

2022年度第38回
全国トイレ
シンポジウム

トイレシンポジウムとは?ABOUT

日本トイレ協会にて、毎年11月に開催している「トイレ」に特化したシンポジウムです。
最新の注目テーマに関する講演会やパネルディスカッション、昨年度はグッドトイレ選奨の投票および発表を行いました。

一般社団法人日本トイレ協会とは?一般社団法人 日本トイレ協会は、トイレ文化の創出と快適なトイレ環境の創造、トイレに関する社会的課題の改善に寄与することを目的に活動している団体です。

トイレシンポジウム
グッドトイレ選奨

展示会開催期間中にグッドトイレ選奨の投票も行います!

グッドトイレ選奨とは? メイン行事のひとつとして、11月10日を、「『いいトイレ』の日」と名付けて、毎年その前後にトイレシンポジウムを各地で開催し、今年で38回となります。
グッドトイレ選奨は、2009 年度にスタートし、今年で14回を迎えます。
「みんながいつでもどこでも気持ちよくトイレが使える」環境をつくり、それを持続できる社会をつくることを目標に、顕著な活動の実践や、提案を行っている方を顕彰するものです。
トイレの環境づくりの模範になる作品を推奨いたします。

開催概要OUTLINE

会 期 2022年10月27日(木)10:30~16:30※会期中1日のみの開催
会 場 東京ビッグサイト 東展示棟ホール
(Japan Home & Building Show 会場内)
東京都江東区有明3-11-1
主 催 一般社団法人日本トイレ協会
テーマ SDGs時代のトイレとメンテナンス
主 旨 2015年にSDGs(持続可能な開発目標)が国連によって発表された。以来、様々な場面でSDGsが語られるようになっている。生活に欠かすことのできないトイレに関しても、今後は地球規模でそれを捉え、企画・設計段階から「使う人」目線だけでなく「守る人」の視点も重視し、少しでも長く快適に使用できる状態を保てるようにすることが重要である。
快適なトイレであるためには、適切なメンテナンス(維持管理=清掃や故障対応等)が必要とされるが、残念ながらデザイン偏重の設計や作りっぱなしなど、メンテナンスは必ずしも重要視されておらず、管理者の立場や管理手法も尊重されてこなかった。
そこで、今回のシンポジウムでは「トイレとメンテナンス」を柱に、誰もが長期間、気持ちよく使えるトイレを目指すために何をすべきか?を立場の異なる関係者で議論し、持続可能な社会におけるトイレのあり方に一石を投じる機会としたい。
後 援
  • 経済産業省
  • 国土交通省
  • 国土交通省観光庁
  • 渋谷区(予定)
  • 一般財団法人自然公園財団
  • 一般社団法人日本建築学会
  • 公益社団法人空気調和・衛生工学会
  • 日本インテリア学会
  • 一般社団法人日本福祉のまちづくり学会
  • 公益財団法人日本建築家協会(予定)
  • 公益社団法人国際観光施設協会
  • 一般社団法人日本医療福祉建築協会
  • 一般社団法人日本医療福祉設備協会
  • 都市環境デザイン会議
  • 公益社団法人全国ビルメンテナンス協会
  • 一般社団法人全国浄化槽団体連合会
  • 全国管工事業協同組合連合会
  • 一般社団法人日本能率協会
  • 一般社団法人日本レストルーム工業会
  • NPO法人給排水設備研究会
  • NPO法人地域交流センター

(順不同)

協 賛
  • TOTO株式会社
  • 株式会社LIXIL
  • 株式会社総合サービス
  • 日本カルミック株式会社
  • 株式会社アメニテイ
  • 湘南ステーションビル株式会社
  • 中日本ハイウェイ・メンテナンス東名株式会社
  • 日野興業株式会社
  • 無臭元工業株式会社
  • コマニー株式会社
  • ルピナ中部工業株式会社
  • 株式会社リンレイ
  • 株式会社クレスコ
  • 櫻木神社
  • 株式会社オリエント・エコロジー

(順不同)

参加費 無料

プログラム

敬称略

時間 内容
10:00 開場
10:30 開会 実行委員長挨拶

白倉 正子

会長挨拶

小林 純子

10:45 基調講演 「THE TOKYO TOILET」プロジェクトを語る!
東京都渋谷区で、17か所の公共トイレを誰もが快適に使用できるよう生まれ変わらせるプロジェクト「THE TOKYO TOILET」が、
2020年8月より施設の供用を順次スタートしています。
デザインを国内外の著名な建築家やデザイナー16人が担当しています。
その経緯や現状を3人のキーマンに語っていただきます。
柳井 康 氏

「THE TOKYO TOILET」プロジェクトオーナー
柳井 康治 株式会社ファーストリテイリング 取締役 グループ上席執行役員 2001年 横浜市立大学商学部経済学科卒業。同年、三菱商事株式会社入社。
製菓材料の輸入業務、国内小売業の海外展開支援業務、同社英国法人を経て、2012年株式会社ファーストリテイリング入社。
以降、ユニクロのスポーツマーケティング、グローバルマーケティングに従事。
2013年にグループ執行役員、2018年に取締役、2020年にはグループ上席執行役員に就任。現在は、サステナビリティ関連コミュニケーションも統括。

笹川 順平 氏

「THE TOKYO TOILET」プロジェクト責任者/日本財団 常務理事
笹川 順平 慶応義塾大学にて開発経済学を学び、1997 年卒。卒業後は三菱商事株式会社で建築をはじめとして ODA 等のグローバル事業経営に携わる。
その後は2005 年にハーバード大行政大学院卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、 2013 年より株式会社ナスタ代表取締役社長に就任、製造業の改革を牽引する。
2017年より日本財団常務理事に就任、経営企画および広報を担当し、子どもの貧困対策支援や熊本地震・豪雨災害をはじめとする災害復興支援、渋谷区との共同プロジェクトなどを率いる。

長谷部 健 氏

渋谷区長
長谷部 健 1972年渋谷区神宮前生まれ。
株式会社博報堂退社後、ゴミ問題に関するNPO法人green birdを設立。原宿・表参道から始まり全国60ヶ所以上でゴミのポイ捨てに関するプロモーション活動を実施。
2003年に渋谷区議会議員に初当選、3期12年務める。
2015. 渋谷区長選挙に無所属で立候補し、当選。現在2期目。

11:55 「グッドトイレ選奨」概要説明、展示「日本の快適なトイレ」の紹介
12:00 昼食休憩
13:00 パネルディスカッション 「持続可能なトイレ作りを、4者で考える~設計から維持管理・マナー対応とは?~」

【コーディネーター】

白倉 正子 氏

一般社団法人日本トイレ協会メンテナンス研究会副代表幹事
白倉 正子 多摩大学4年在学中に、トイレに関する卒論を書いたことがきっかけで、1996年より「女性トイレ研究家」として活動を開始。
トイレ掃除の修行から始めた。理念は「トイレから地球革命!」。2012年TSB「マツコの知らない世界~トイレの世界」に出演。
(一社)日本トイレ協会運営委員/(一社)日本トイレ協会メンテナンス研究会副代表幹事/アントイレプランナー代表。
世界トイレ協会会員(日本人唯一)。
著書「私の人生は『トイレ』から始まった」(2004年ポプラ社)。
2022年8月「進化するトイレシリーズ~SDGsとトイレ」発刊(共著)。
同年10月第38回全国トイレシンポジウム実行委員長。

【持つ人代表】

杉浦 小枝 氏

渋谷区副区長
杉浦 小枝 日本女子大学家政学部住居学科卒業後、1995年に建築技術職として渋谷区へ入区。
渋谷区初となる小中一貫教育校の建設などを担当した後、2014年に総務部庁舎建設室長として、官民連携の庁舎建替え事業を指揮。
庁舎における先進的なサインの導入、また2018年には「渋谷区トイレ環境整備基本方針」をまとめるなど、インクルーシブな環境整備に注力する。
2019年には建築技術職としては異例の総務部人事課長として、職員の柔軟な働き方を推進するための制度改革を行う。
2021年4月より総務部参事を経て、同年10月より現職。

【作る人代表】

小林 純子 氏

設計事務所ゴンドラ代表
小林 純子 宮崎県生まれ。日本女子大学住居学科卒業後、設計事務所で建築設計に従事、1989年瀬戸大橋の新観光名所での大規模公衆トイレの設計がきっかけとなり、公共トイレの設計活動が中心に。
多様な利用者一人ひとりの快適さや安全性等を設計の基本に置き、「機能は体に届き、デザインは心に届く」を信念とする。
2014年に「公共トイレ改善の取り組みと実現方策に関する研究」で工学博士取得。一級建築士。2020年から一般社団法人日本トイレ協会の会長。
トイレに関する様々な専門分野の人や市民等幅広い会員が、活発に活動でき、トイレの意味や役割をもっと普及することが目標。

【守る人代表】

鈴木 信宏 氏

株式会社アメニティ/トイレ診断士1級
鈴木 信宏 1998年 株式会社アメニティ入社 商業施設や飲食店、公衆トイレや公共交通機関等、多種多様な現場でのトイレメンテナンスに従事。
尿石除去などの特殊メンテナンス作業のほか、トイレ診断を通じて数値化・具体化した問題をもとにしたトイレ清掃の研修、日常清掃スタッフに対する意欲向上のお役立ちにも携わる。
株式会社アメニティ 営業部部長、厚生労働省認定 社内検定資格 トイレ診断士1級

【使う人代表】

竹中 晴美 氏

「みんなにやさしいトイレ会議」実行委員長
竹中 晴美 1949年 和歌山市生まれ オフィス・タック代表 フリーランス・コピーライター 放送大学 教養学部在学中 
●行政(長崎市)・専門家(LIXIL)・使う側、3つの視点でみんなにやさしい使い勝手の公共トイレの提言をして13年目。
●著書 長崎のトイレ文化「まあだだだよ」
●2014年第1回市民活動表彰「ランタナ大賞」受賞
●2014年「ながさき・おもてなし表彰」知事賞受賞
●日本トイレ協会グッドトイレ推奨
●「あしたのまち・くらしづくり活動」奨励賞受賞
●2018年長崎大学泌尿器科と組み「自己導尿患者のトイレ」設置●2019年県民表彰受賞(まちづくりへの貢献)
●2021年トイレタイムス第3号発行 現在、長崎市新庁舎のトイレを提案。

【4者の包括者】

山本 浩司 氏

中日本高速道路株式会社
山本 浩司 988年日本道路公団に入団,2005年旧日本道路公団の民営化に伴い,中日本高速道路株式会社に入社.土木施設のアセットマネジメントを専門とする.
2008年に「大規模交通管制システムの最適更新戦略に関する研究」で博士(工学)を取得.
2022年から一般社団法人日本トイレ協会の理事に就任..
旧道路公団民営化以降,トイレ美化に携わる.
<賞罰(Award)>土木学会論文賞(2007年,2018年)

14:45 休憩
15:00 事例紹介 男だって汚物入れが欲しい!ジェンダーフリーなサニタリーボックスを~
調査分析グループ メンバー
調査分析グループ メンバー
調査分析グループ メンバー
調査分析グループ メンバー

一般社団法人日本トイレ協会 セミナー 調査分析グループ 一般的に、多くの男性トイレの個室にはサニタリーボックスが無く、尿とりパッドやおむつを使用する男性から設置を求める声が高まっています。
そこで、男性に限らず排泄トラブルがある方が安心して外出するための環境整備のあり方を明らかにすることを目的に、日本トイレ協会で調査分析グループを結成し、
排泄トラブルがある方の外出実態や外出時の課題などを調査しました。
この調査分析グループでは、排泄トラブルに関する調査だけでなくトイレに関する様々な調査を行っていきます。
調査結果は日本トイレ協会が行うオンラインセミナー「うんと知りたいトイレの話」などで随時報告していきます。

施設管理の集中管理とトイレメンテナンスの未来~デジタルの力で労働力不足を補う~
比地岡 貴世 氏

月刊『ビルクリーニング』編集部チーフ
比地岡 貴世 1990年生まれのミレニアム世代。二十歳から編集プロダクションの編集者としてキャリアをスタート。
2015年から月刊『ビルクリーニング』の制作に携わり、これまで延べ150社以上の企業、200名以上の業界関係者、100現場以上の施設を取材。
近年は、清掃業界の近代化に向けた取り組みを追い、デベロッパー、管理会社、システムインテグレーターなどから、施設管理のデジタルトランスフォーメーションを積極的に取材している。

これからの地球を守る持続可能な生活雑排水の処理のあり方
上田 勝朗 氏

一般社団法人全国浄化槽団体連合会 会長
上田 勝朗 1976年 株式会社黒東アメニティ公社 入社
1986年 社団法人富山県浄化槽協会 理事
1997年 環日本海トイレフォーラム設立に参画
2010年 株式会社黒東アメニティ公社 代表取締役副社長 / 社団法人富山県浄化槽協会 副会長
2014年 一般社団法人富山県浄化槽協会 会長 / 認定NPO環境文明21 理事
2016年 一般社団法人全国浄化槽団体連合会 副会長
2018年 一般社団法人全国浄化槽団体連合会 会長

16:00 グッドトイレ選奨 結果報告
16:20 協会からの案内・閉会挨拶
16:30 閉会
17:00 交流会開会 (コロナ感染状況により、変更の可能性あり)
19:00 交流会閉会

※発表会社の都合により、セミナーの中止、または会場・発表会社・テーマ・講演時間が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

同時開催

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パブリックトイレに特化した専門展示会
トイレ産業展

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