造形リテラシーと言語リテラシー

企業にある真の「心の音」を形にすることが表現の本質である。
論理(左脳)偏重のビジネスプロセスに、
直感的な造形的アプローチを取り入れることの重要性を紐解く。

【登壇者】

長澤 忠徳 氏 武蔵野美術大学 理事長

本記事は複数登壇者の発言原文を引用したオムニバス形式のレポートであり、特定の個人のみの見解ではありません。
記事内に記載されている各登壇者の肩書は、2025年のシンポジウム開催当時のものです。

Conclusion:
言葉にならない
「思い」を形にする

ビジネスにおいて、論理(言葉)で説明できる計画は重要である。
しかし、それだけで人は動かない。
長澤氏は、言語を「辞書と文法によって意味を解する左脳的発想」とする一方で、
アートを通じたリテラシーを「右脳的」なものとして対比させる。
「造形言語のリテラシーを教えている。イメージのリテラシー。これには辞書とか文法とかがない。
経験と感性によってそこに見えているものの意図を解するような発想法」

(『アートが切り拓く経営の未来』(京都会場)長澤 忠徳 氏 武蔵野美術大学 理事長の発言より)

言葉にならない心の音を、造形リテラシー(右脳的発想)を使って形にし、
言語リテラシー(左脳的発想)を使って伝える。
この両輪を備え、論理と感性の間を行き来する力が、これからのリーダーには求められている。