「あったらいいな」vs「ありえない」
商品と作品の決定的な違い
ニーズを満たすビジネス(商品)は「予測可能」な価値を提供し、
常識を覆す問いを投げるアート(作品)は「未知の衝撃」をもたらす。
この「ありえない」驚きこそが、市場に新しい風穴を開け放つ。
【登壇者】
小山田 徹 氏 京都市立芸術大学 学長/ 白河 宗利 氏愛知県立芸術大学 学長
本記事は複数登壇者の発言原文を引用したオムニバス形式のレポートであり、特定の個人のみの見解ではありません。
記事内に記載されている各登壇者の肩書は、2025年のシンポジウム開催当時のものです。
「役立つ」の向こう側へ
商品は「役立つ」ことで対価を得るが、
作品は「驚かせる」ことで価値を生み出す。
「あったらいいな」で現在の市場を満たしつつ、「ありえない」で未来の市場を切り拓く。
優れた経営者は、この2つの異なるエンジンを使い分けている。
アートの持つ本来の価値とは
白河氏は、「社員の中で100億もの生み出す発想が
そのアート作品によって生まれれば安いもんなんですよ」と語る。
(『アートが切り拓く経営の未来』(東京会場)白河 宗利 氏 愛知県立芸術大学 学長の発言より)
それは、その「驚き」が組織の視座をどれだけ引き上げられるかに懸かっている。