02-03. PERSPECTIVE
違和感を起点とする
時間軸
「ニーズ」ではなく「違和感」を。
「近未来」のデザインと、「遠い未来」のアートを使い分ける。
「今の価値観や制度に違和感やズレを感じた人間が、
モゾモゾとそれではない価値観を探り始めることが表現なんですよね」
(『アートが切り拓く経営の未来』(京都会場2025年11月14日開催)小山田 徹 氏 の発言より)
赤松氏もまた、ビジネス(商品)とアート(作品)の決定的な違いとして、
「商品は『あったらいいな』『こうなったら便利だ』という欲望を満たすもの」
「作品は『ありえない』驚きを提供するもの」だと指摘している。
ビジネスにおいても、現状に対する違和感や問いを出発点にすることが、イノベーションを生み出す源泉となる。
(『アートが切り拓く経営の未来』(東京会場)赤松 玉女 氏 京都市立芸術大学 名誉教授(当時 学長)の発言より)
ビジネスにおいてデザインとアートを使い分けるために、小山田氏はその時間軸を整理しています。
「今とか近しい未来に対してニーズに応えられるもの、
もしくはそのために存在している表現というのは、実はデザインとか工芸とか音楽というのが
ここのカテゴリーにあるんじゃないかなと」
「多くのアート、現代美術と呼ばれるもので、
まだ名前のついていない何かというのは、
もう10年、30年、ひょっとしたら100年先に皆さんの当たり前の感覚になるものではないのかなと」
(『アートが切り拓く経営の未来』(京都会場2025年11月14日開催)小山田 徹 氏 の発言より)