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第2回講義「消費者向けマーケティング研修@」

2017.08.18


7月25日(火)、26日(水)の2日間に渡り、第2回の講義「消費者向けマーケティング研修@」が行われました。


1日目の座学はBtoCにおけるマーケティングについて。その中では「BtoCビジネスを行う上で決めなければならないこと」、「お客さまを分析する視点」について学びました。そして巣鴨エリアと丸の内エリアに再びフィールドワークへ出向き、グループごとにまとめて発表が行われました。


■お客さまを分析する視点



「フィールドワークで得た情報をどうやって分析するのか…難しい!」と考えている人も多いと思います。そこで、前回のフィールドワークの結果をもとに、高橋先生の解説です!


お客さまは、消費で個性を表現しています。「お客さまを分析する視点」を、3段階に分けて考えてみましょう!


1 基本的な属性(年齢、性別、家族構成)
@独身A新婚B子供と同居家族C子供と別居家族D高齢者夫婦E高齢者単身のいずれかに分けられます。

2 消費の目的・理由
価値観やライフスタイルが関係します。どんな意識・気持ちでその商品を選ぶのか考えます。

3 お金の使い方/時間の使い方
そのお客さまは、どれぐらいの金額を使えるのか、何時頃にどんな行動をするのか考えます。


お客さまはどんな商品を誰のために買うのか。こうやって順序立てて考えると、分析しやすくなりますね!



■再びフィールドワークへ!


新たな視点を得て、再びフィールドワークに向かう塾生に、「フィールドワークでは、お客さまを見てください」と改めて話す高橋先生。商店街には歩いている人はいるのか。その人たちは何を欲しいと思っていて、どんな買い物をしたいと思っているのか。「その人たちに合わないお店は既になくなっているはず。今もそこにある看板やPOPは、そのお客さまに合っているということなんです」という高橋先生の言葉には、なるほど〜と納得!



あいにくの雨模様ですが、巣鴨エリアと丸の内エリアに、再びフィールドワークへ!



農女新聞記者は、巣鴨エリアのフィールドワークに同行。天候のせいか、人影はまばら…しかし、このことからも、購買者の行動が読み取れることは、もうご存知の通り。雨が降ると外出しないお客さまはどんな人なのか、分析する役に立ちます。


店頭のPOPや並んでいる商品、店舗で接客する方の話す内容など、身をもって感じられるフィールドワーク。この後のグループごとの発表では、1日目に学んだ「BtoCビジネスで決めなければならないこと」で得た知識が、最大限に生かされていました!



■BtoCビジネスで決めなければならないこと


前日の講義で「BtoCビジネスを行う上で決めなければならないこと」は、大きく2つあることを学んでいます。


1 「お客さまは誰か」
お客さまとして、どんな人を想定しているのでしょうか? その人は何が欲しいのか、何をしたい人なのか…つまり、どんなニーズを持っているのでしょうか?


2 「何が必要か」
これについては4つのチェックポイントをもとに考えてゆきます。
@商品
A価格
B流通(どんな風に買いたいのか?)
C広告・プロモーション(どうやって知るのか?)



塾生のみなさんの発表は、上記の項目ごとに見事に整頓されていました。


1の「お客さまは誰か」に関しては、『制服姿の学生さん』『近所の高齢者』『観光客』『仕事帰りの男性、女性』といったお客さまたちがいて、お店には『男性が一人でも買って帰れそうな食品』『写真を撮ってSNSに載せたくなる物』などの商品が並んでいたと発表。どんなお客さまが、どんなニーズを持っているか、丁寧に観察されています。



2の「何が必要か」に関しても、項目ごとに整然と発表!


巣鴨エリアでは、@商品は『塩大福や漬け物』『普段づかいの物が多い』A価格は『東京都は思えない安さ』B流通は『とげぬき地蔵のお参りのついで』『誰かのためのお土産』C広告は『とにかく文字が大きい(笑)』など。


丸の内エリアでは、@商品は『書店には自己啓発系のものが多い』A価格は『全体的に高め』『地上にあるお店と地下のお店で価格に差がある』B流通は『仕事の合間に急ぎ足で』C広告は『商品のプライスは小さく見えづらいほど』など。


メンバーで意見をたくさん出し合い、エリアごとに特性を掴んだことが伝わります! この4日間の経験とチームワークをもってすれば、ヒルズマルシェに来るお客さまがどんな人なのか、どんな商品を並べればよいのか、よりイメージできるはず。


さまざまな土地でご自分の農業に打ち込み、経験を積み上げて来られた育成塾のみなさん。講義での学びがどのように生かされて行くのか、とても楽しみです!