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あなたの事業で「改善」できそうな点は?

2017.02.06

講師陣から振り返りスキルの上達ぶりを評価された塾生のみなさん。今回は、事業計画の講義をさらに一歩踏み込んで進めていくことに。講義の冒頭、箱崎先生からひとこと。


「わたしたちに惑わされないでください」


えっ? 真剣に講義を受けてきたのに、どういうことですか?


「わたしたちが教えていることのすべてが正義でもなければ、皆さんにフィットするとは限らないんです」だからこそ、自分ごととして講義を捉え、惑わされず他の情報も取り入れて判断する癖をつけてほしいとのこと。自主自立して継続するためには、利益を出すこと。その利益に繋がるかどうかを、多面性をもって見る目が大切なんですね。


■計画づくりに大切なこと

さて、今日の講義は「業務改善」。立てた売上目標は達成したい。そのためには計画が必要です。前回の講義で解説された「目標」に続き、「計画づくり」、「PDCAサイクルで回すこと」という3つのキーワードに沿っての講義です。


まずは「計画づくり」について。計画的に事業をするって、どういうことなのでしょうか? ここで高橋先生は、旅行の例え話で解説してくださいました。


例えばお友達と旅行に行きたいという話で盛り上がったとします。それは何年後? 資金はいくらずつ貯めればいい? 航空券や宿の予約はどうする? 最初の時点で二人で話して役割分担をしないと、実現はしません。期限を決めて、その期限にあわせてやることとお金を決める。それが実現する秘訣なんですね。


短期、中期、長期でどういう計画を立てていかなければならないかは、それぞれ違います。大規模事業なら計画も壮大できっちりとしたものになりますが、小規模事業なら、自分たちで分かる程度のものになります。いずれにせよ、目標を達成するためにもっとも効率のいいやり方を決めるということ。中期計画はざっくりとでいいのですが、短期計画はやるべきことが具体化されていることが必要です。


お金や人などの経営資源も絡めて考えます。たとえば「人が足りないぞ〜」と皆さん言いますよね。その作業にはスキルが必要なのか、それとも単純作業なのかによって、パートさんか正社員かも変わっています。経費にしても、それは何のために必要なのか。「あったほうがいいものは世の中にたくさんあるからね(笑)」と高橋先生も言うとおり、あれもこれもとお金をかける必要があるのか?きちんと判断しましょう!

大事なのは、成り行き任せにしないこと。そして作った計画は「PDCAサイクル」で回します。


「PLAN(計画づくり)」→「DO(日常業務)」→「CHECK(ギャップ認識・進捗管理:計画と実績の差をチェック)」→「ACTION(対策検討・実施:ギャップを埋めるための対策を立てて実施)」


この流れを繰り返し、売上目標を達成しましょう!



■世界的に知られる「KAIZEN(改善)」とは?

「”改善”って、実は日本が誇る技術なんです」(高橋先生)


例えば自動車のパーツなどは海外に発注が流れてしまった時期に、日本のメーカーは業務改善で対抗したということから、「KAIZEN」という言葉は世界的に知られているそう。経費の削減余地がたくさんある人は、自分の努力で利益を残すことができるので、まずは改善が近道なのです!


本格的な改善のやり方はいろいろあるそうですが、入り口は「5S」。整理、整頓、清掃、清潔、しつけの頭文字です。


1、整理:いるものといらないものを分けて、いらないものを処分する

2、整頓:必要なモノを、いつでもすぐに取り出せるようにする

3、清掃:職場をきれいな状態にして、いつでもすぐに仕事ができるようにする

4、清潔:整理、整頓、清掃の3Sを維持する

5、しつけ:決められたルールをきっちり守ることを習慣づける


特に整理、整頓をキープすることが大切。管理する意識と手間を減らすことにつながります。

講義の最後には改善できそうなポイントをグループで話し合い。

たくさんの意見が出された付箋をみると、皆さんで話し合うことで、改善できそうなポイントが具体的に見つかったようですね!