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畑を出て、お店に立ってみました!

2015.09.04

育成塾恒例!ヒルズマルシェでフィールドワーク

赤坂にある複合施設「アークヒルズ」のカラヤン広場で毎週土曜日に開催されている『ヒルズマルシェ』。産地直送の野菜や切り花、加工品などが販売され、おしゃれな雰囲気の朝市として人気を博しています。

お客さんに商品を売るためには、どんな商品陳列、セールストークが必要なのか? 実際に売り場に立って学んでみよう! ということで…一期生に続いて二期生も『ヒルズマルシェ』に出店しました。所得の高い消費者も多く訪れる赤坂という場所で、塾生のみなさんはどんな売り場を作ったのでしょうか? さっそくのぞいてみましょう!


Aチーム「Motto」

<河野さん、白井さん、夏目さん、野田さん、M田さん、後藤さん>

明るい雰囲気のPOPが特徴的。セット販売に的を絞り、それぞれの生産物をピザセットにしています。

国産・無農薬のアイスティーの試飲も提供。「水のペットボトルにそのまま入れて冷蔵庫で一晩おくだけ」と言われると、ちょっと買ってみたくなりますね。


Bチーム「みどりのだいち」

<内山さん、彦坂さん、宮沢さん、山領さん、若松さん>

ディスプレイには花を添えて華やかに仕上げたほか、商品を使った調理例の写真も展示し、試食、試飲もかなり揃えています。

全員で浴衣で揃え、気合十分です!


Cチーム「農家の5つの太陽」

<大塚さん、服部さん、宮原さん、山下さん、山脇さん>

荷物の搬入などでアクシデントもあったようですが、それを感じさせない美しい陳列。いろいろな種類のミニトマトの詰め放題がパッと目を引く陳列は、みんなで話し合って決めたそうです。


Dチーム「あさごはん農園 〜旅する野菜たち〜」

<才木さん、住さん、藤井さん、堀田さん、牧さん>

新鮮野菜に生卵と、まさに“あさごはん”な品揃え。午前中は卵のお菓子が人気でしたが…お昼すぎに再訪したら野菜はほぼなくなっていました。


Eチーム「五つ葉のクローバー」

<栄木さん、加藤さん、川畑さん、服部さん、藤村さん>

ユニフォームは服部さんのオーガニックレストランのエプロン&キャップ。

鹿児島の川畑さんは「いつもは観光客向けに販売しているので、東京のこういう場所は初めて」と緊張の面持ちでしたが、積極的にお客さまとお話しされていました。


Fチーム「土の健康=身体の健康」

<三浦さん、飯野さん、高松さん、長沼さん、松本さん>

柿の葉を使ったお茶の試飲を提供し、POPも健康を意識したもの。プラムの試食は大人気のよう。

高松さんのねぎも人気を博しているようで、お昼すぎに再訪したところもう出ているだけだという売れ行きです。


お客さんとして仲間のお店を視察してみた…

『ヒルズマルシェ』に出店している5つのチームは高橋先生率いる「事業経営者・リーダー育成コース」のみなさん。いっぽう、金子先生率いる「コミュニティリーダー育成コース」の3名は、お客さんの立場から売り場を視察しました。地方と比べて特異な都心の「日常」に驚きつつ、「犬を連れている人が多い」「着ているものがいい。そんな人は日常の野菜を買っていく」と、冷静に客層をチェック!


育成塾のみなさんが作った売り場については…「コンセプトが強すぎて、ここに買いに来る人には合わないのかもしれない」など、自分たちのふだんの出店傾向ともくらべつつ、都会の日常に合う形態について考察を重ねます。講師の箱崎さんは「消費者としての視点を持つ」「お客さまを知る」という意識の大切さを強調されていました。


はじめてのヒルズマルシェ…反省会

ヒルズマルシェは午前10時から午後2時まで。お店を片付け、やっと一息…つく間もなく、振り返りの意見交換です。

「お客さまの視線を見て声をかけるといい雰囲気が作れた」、「自分の商品だけでなく仲間の商品もアピールできた」と、ある程度の達成感を強調するチームもある一方、地域、生産物、年齢もバラバラな中、集団で売ることの難しさを感じたチームも多かったようで、「説明が必要な加工品は苦戦した」、「セット販売に絞ったが想定した客層とズレがあった」など反省点も目立ちます。

高橋先生は、ヒルズマルシェを訪れる主な客層の視点から「味の違い」「簡単でめずらしい調理法」という問いに対して言葉で説明できるようにすべき! と、足りない部分を指摘されます。さらに講師の脇坂さんは、8万600円を売り上げたチームもあったことからその健闘をたたえながら「これまでのフィールドワークが反映されていない」、「売る意識が弱い」など厳しい指摘も。

記者としては売り場のまとまりにただ驚くだけでしたが、講師陣はさらなる高みに目標を設定しているのですね。塾生のみなさんが既にできている「ちょうどいい売り場」ではなく、一段も二段も上のレベルが求められていることに驚きつつ、カリキュラムの充実ぶりにはうならされます。これは第2回のヒルズマルシェ出店も楽しみです!

家族や仲間と作った大切な生産物。事業としてしっかり利益を出すと同時にお客さまにも喜んでいただくのが理想です。塾生のみなさんは、今までの知識はまずは横に置いておき、頭を真っ白なキャンバスにして、どんどん新しい知識を書き込んでいけるといいですね!