農女マップ

輝く農女新聞内で特集された情報を紹介しています。

【塾レポ8月③】現場!現場!現場!

2014.12.10

8月末に行われた女性農業次世代リーダー育成塾の第2回。2日目は「ヒルズ・マルシェ」に向け、競合商品や売場提案のトレンドを探るため二子玉川のショッピングモールでのフィールドワークを行います。

感度の高いお客様が来店する
二子玉川エリア

1日目は前半に高橋先生と金子先生による講義、後半は「ヒルズ・マルシェ」に向けた店舗コンセプトの決定に向けたディスカッションと充実した時間を過ごした塾生の皆さん。2日目は二子玉川の大型ショッピングセンターを舞台にフィールドワークを行います。
まずは教室に集合し、脇坂さんと箱崎さんから今日のフィールドワークのポイントについて解説がありました。

入店前に見どころや注意点をチェック

今回調査するのは二子玉川ライズと玉川高島屋SCの2箇所。二子玉川は近隣に富裕層が多く住んでおり、より良いものを求める感度の高いお客差が多く来店します。

玉川高島屋SC

トレンドに敏感なお客様が多いことから、アークヒルズで開催される「ヒルズ・マルシェ」の客層とも似通った部分も。つまり「ヒルズ・マルシェ」の競合商品をリサーチするにはぴったりの土地柄ということなのです。

二子玉川ライズ

事前に情報収集し、ヤル気十分の塾生の皆さん。フィールドワークの後にレポートを提出するため、用紙の記入方法や調査の仕方などの指導を受けたあと、いざ、二子玉川に出発です。

気になる商品から
ヒントをもらう

様々な地域から集まった塾生の皆さんもすっかり打ち解け、ちょっとした遠足気分のフィールドワーク。とはいえ電車の中でも脇坂さんや箱崎さんに対し様々な質問が飛び交います。

二子玉川ライズは2011年3月17日オープンの駅直結型の大型ショッピングモール。地下1階にはスーパーマーケットの東急ストアをはじめ、東急フードショーには青果専門店の九州屋やナチュラルハウスのほか、数々の食品専門店が入店しています。

一方の玉川高島屋SCは1969年開業の歴史あるショッピングセンター。専門店街とデパートが繋がった横に長い店内の地下1階には、総菜やグロサリー、菓子店をはじめ、サンフレッシュや明治屋など様々な食材が揃う店舗も入店しています。

塾生は2グループに分かれてそれぞれのショッピングセンターを視察。自分が作る野菜や果物はもちろん、ジャムや調味料などの加工品、色鮮やかな総菜売場のサラダやピクルスなど、幅広いジャンルで気になる商品の価格や容量、パッケージ、購入した客層などを吟味し、自身の商品づくりのヒントにつなげます。

売場を見ながら脇坂さんからのアドバイスも

フィールドワークの後は教室に戻り、ショッピングセンターで購入した商品を並べて実食。9月の「ヒルズ・マルシェ」に向け、弾みをつけた2日間の勉強会でした。

買ってきたものを広げて食べてみよう!

EditRegion5