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【塾レポ7月C】お客さんのニーズを考えよう!

2014.12.05

7月講義の締めくくりはグループ・ディスカッション!
「お客さんは、どんな商品を”欲しい”を思うのか?」
「自分たちの商品(農産品、加工品)とお客さんのニーズをどうやってマッチングさせるか?」
グループに分かれて検討します。

みなさん、思い思いに自分のアイデアや、想いをポストイットに記入。それを模造紙に貼付けていきます。
まずは、自分が普段、どんなことを思いながら買い物をしているのか?という視点に立って考えている方が多いようです。

それぞれ意見が出尽くしたところで、グループごとに発表会!

例えば、普段、家で家族のごはんを作ることが多いという方は・・・
「自分の家では、人参など、子どもが苦手な野菜は、一度に多く買っても結局余ってしまうことが多いので、大量に袋詰めされているものよりも、少量で売っている商品の方を買っている」とのこと。
ふむふむ…単純に、安く大量に売ればいいというわけでもないという課題が見えてきたようです。

さらに…自分は料理が苦手!という方からは・・・
「スーパーでお惣菜をよく買っているんだけど…惣菜って、いつも同じものだと飽きてしまうので、ある程度種類が揃っていないと選ぶ気にならない。あと、定期的に新商品が出てくれると楽しみも増えて助かるかも」
「惣菜を買ったあとに、食べてみたらあまり好みの味じゃなかったというリスクは避けたいので、目新しいものよりも、味が想像できるオーソドックスなものを買っている」
とのこと。このあたりの課題を解消するためには「試食」という方法が有効そうだ…という具体的なアクションプランも浮かんできます。女性目線から導きだされた細かなニーズは、加工品の売り方に活かせそうです。

そして、こんな意見も・・・
「自分の旦那は、お酒が好きで、毎日飲んでいる。だから、毎日、おつまみとしてお刺身を買っている。地元の他の家庭もほとんどそうしている」。
実はこの方、お酒の消費量では日本一を争う鹿児島県からやってきている方。お酒を飲む人が多いという地域性からも、売れる商品やニーズが変わってくるということが見えてきます。

「刺身を買うところはスーパーではなく、馴染みの鮮魚店。その店の主人の、魚の捌き方がとても上手で、その人が捌くと味も変わってくると、地元では評判になっている。なので、スーパーでは300円、鮮魚店では500円と、値段は鮮魚店の方が高いけど、みんな鮮魚店の方で刺身を買っている」。
商品自体だけではなく、それを売っている人によっても付加価値が付けられるという発見が!これにはグループの方達も“なるほど”という反応。

みなさん、普段の自分達の買い物を、講義に照らし合わせながら客観的に見直すだけで、いろんなマーケティングのヒントを掴んでいるようでした。
そして、ディスカッションも、終盤になってくると・・・
「スーパーに行くと、500円以上の商品は高く感じるが、例えばお土産屋さんだと、500円の商品は高く感じない。商品を売る場所を、高級感で統一するなど、イメージ作りを工夫すれば、値段設定を多少高くしても大丈夫かも」
というような、既に実践的なアイデアまで出ている、商魂たくましいチームもありました。

皆さん、これまでなんとなく、感覚でとらえていたマーケティングというものを、
より具体的に掴んでいるようでした。そして…互いに意見交換することで、課題を共有していく…まさしく「コミュニティデザイン」の実践!
第一回目から頼もしい吸収力! 今後の講義、そしてマルシェが楽しみです!