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第3期生 自己紹介 “今の自分を例えると◯◯です”【後編】

2016.07.20

前回に引き続き、3期生のみなさんの自己紹介をお送りします!  自己紹介のテーマは…「今の自分を例えると○○です」。



「目の前のエサを狙っているチーター」

尾池美和(香川県観音寺市大野原町中姫 株式会社Sun so)
栽培品目:青ネギ、米

「就農して9年になりますが、4年前に法人化して、現在規模拡大中で、従業員で一致団結して頑張ろうというタイミングです。やりたいこと、学びたいことがたくさんあるので、この育成塾でしっかり掴み取ろうと思います」



「ウグイス」

末吉清子(鹿児島県南九州市頴娃町牧之内 せごどんファーム)
栽培品目:サツマイモ(黄金千貫、紅はるか、紅さつま)

「じっとしているのがいやで、すぐ外に行って帰ってこないので『鉄砲玉』と呼ばれているぐらいです(笑)。だから、鳥のように自由に飛び回りたいのと、高いところから周りを見渡したい。ウグイスは春になるとホーホケキョと鳴きますが、私はまだ『ケキョ、ケキョ』というレベルで練習中です。みなさんと一緒に勉強させてもらってキレイに鳴けるように頑張りたいと思います」



「坂道をしゃにむに上る自転車の後部座席にいる」

三好三紀子(鹿児島県南九州市川辺町本別府 三好)
栽培品目:葉たばこ、甘藷、キャベツ

「パートナーとは気が合うので後ろに乗っているのもいいけれど、気になること、やってみたいことがあっても前の人に運ばれてしまうという感じもあります。そろそろ体力も尽きかけておりますので、『ねえねえ、ちょっとあそこに行ってみない?』と前の人に説明できる感じになりたいと思います」



「初めてのおつかいの子供」

隅美浦(山口県岩国市本郷町本郷 のぞみファーム)
栽培品目:畑わさび、キャベツ

「地元の空港からここまで、泣きそうになりながら来ました(笑)。今はまだ主人に“おんぶにだっこ”の状態なので、そんな自分を少しでも変えたいです。『いちばん大事なのは事業の成功』と教えてもらいましたので、それを心において頑張りたいです」



「パックマン」

寺田晴美(富山県下新川郡入善町吉原 株式会社Staygoldてらだファーム)
栽培品目:米、大麦、白ねぎ

「年老いた両親と私でやっていく覚悟を決めて1年半前に会社にしましたが、それと同時に楽しくなってきました。農業は男性社会ですが負けたくないし、今はとにかく毎日、いろんな情報をパクパク食べています。ただ、いろんなことに手を出しすぎて友達にも心配されているので、自分が何をしていくのがいちばんベストなのかを、この塾で学んでいきたいです」



「ビーフステーキ」

五十里優美(富山県下新川郡入善町五十里 五十里章)
栽培品目:水稲、大豆、ブルーベリー、イチジク

「 “ぜったいに農業はやらない”という約束で中国から嫁いできたのに、就農して4年目です(笑)。性格的にはポジティブだし好奇心も旺盛なので、「あの家の嫁、すごい」と周りから期待されています。でも実際に仕事をしてみると、知識もまったくなく、大変なところもあります。今は中身はからっぽの状態ですが、大好きなステーキのウェルダンを目指して、焦らず経験を積みながら自分の視野を広げていきたいと思います」



「水槽の中の、(ザリガニじゃないものになりたい)ザリガニ」

伊藤由紀子(北海道帯広市広野町 伊藤牧場)

「高校生の時に農業に憧れを持って以来、どこかで働いたこともなく、学生結婚で主人の家に嫁ぎそのまま酪農一本でやっています。水槽の中だってそれなりに成長もあるけど限られた範囲だし、時々勇気を出して外に出るけど、結局水槽に戻されてエサを待っている状態になっています。

男社会では女の人でも同じことをしないと社会進出できないと思い、知識や技術を磨いてきたつもりだけど、去年出会った農家の人のやり方に刺激を受け、それでいいのか疑問が出てきています。北海道の農業は本州からすると特殊かもしれないけど、全国のみなさんのやり方を勉強させてもらえたらうれしいです」



「井戸の中から出てきたカエル」

柏村知世(北海道江別市豊幌 Ambitious Farm株式会社)
栽培品目:米、ブロッコリー、ミニトマト

「『井の中の蛙大海を知らず』という諺を小学校の時に知り、私のことだと思いました。地元の広島で結婚しましたが、主人が『農業をやりたいから北海道に行く!』と北海道で農業を始め、就農して3年なのですが、農業も大海で分からないことだらけ。一緒にやっている両親には『百姓だから100の仕事がある』と言われて、経営もあるし、自分ができることは何なのか、どこにいればいいのか、カエルのようにピョンピョン跳ねている状態です」



「湧き水」

岡本尚子(愛知県豊川市石巻町 おかもと農園)
栽培品目:米、次郎柿、キャベツ

「絶対どこかから出ていて、ただでは死なないぞというイメージです(笑)。私と父親でかなり小さい農家をやっています。父親がずっと地道に何十年もやっているのを見てきたので、そのことへの感謝もあり、規模を大きくするとかではなく、頑張ったことを周りが評価してくれるような形にしたいと思っています。また、湧き水のように家族に潤いを与えられる存在になれたらとも思います」



「富士樹海のようなジャングルを抜け、今は小高い所からそこを見ている」

橋本友佳子(大分県臼杵市野津町落谷 有限会社ベストクロップ はしもと農園)
栽培品目:パプリカ

「主人と脱サラして大分で就農し、この15年、農業と子育てをガムシャラでやってきました。経営の方も従業員がよく育ってくれ、子供もだいぶ手が離れて、ようやく自分もこんな機会を与えられたので、勉強したいです。まだまだこれからもいろんな道があり迷っていますが、この塾でヒントをもらい、その道がクリアになっていけばいいと思います」



「オリエンテーリングをしている子供」

森田真希(京都府木津川市山城町神童子不晴谷 森田製茶)
栽培品目:てん茶

「みんながやるからと始めて、地図でポイントを探しながら、少しずつポイントを貯めている感じです。始めた時は主人と両親もいて、その中で自分がどういうポジションにいればいいのか。こっちだよと引っ張っていくのか、弱音を吐いた時に励ますのか、そんなことを考えながらゴールを目指しているところです」



「高い所に寝ている猫」

佐藤美加(山口県宇部市船木 栽培屋さと)
栽培品目:里芋、茄子、そら豆

「主人が一生懸命働いているのを見ていて、興味がある時だけ行って一緒にやるけど、基本的には夫に任せきり。夫に言わせると、経営を他人事のように思っているのに高いところで威張っているということで、『おごった気持ちを改めて来い』と送り出されました(笑)。自分自身も改めて経営というものをきちんと考えていきたいと思っています」



「イチゴの親苗から出てくる“ランナー”」

駒田有加(長崎県雲仙市国見町土黒丁 駒田農産)
栽培品目:イチゴ

「親から早く離れたくて出てきたけど、切られたら枯れてしまう状態。今はまだ何もできないし、親から言われたことをずっとやってきたけど、他にも方法があるんじゃないかと探しているところです。大きな苗になれるように頑張ります」



「アンパンマンに出てくるバタコさん」

迫智子(鹿児島県鹿児島市吉野町 マルタカ菜園)
栽培品目:パセリ、ラディッシュ、ほうれん草

「主人公のアンパンマンは主人なのですが、そのアンパンマンがピンチの時に新しい顔を投げて助けるのは私なのかと思っています。あと、バタコさんと同じようにバタバタ、セカセカしています(笑)。今までもいろんな講習会に行っているけど、まだモヤモヤが晴れないので、ここで1年間勉強したいです」



「思春期まっただなかの高校1年生の男の子」

新屋裕子(北海道空知郡上富良野町西4線北 新屋農園)
栽培品目:小麦、ビート、馬鈴薯

「今の状況は高校1年の息子と似ています。小学校の頃は言われるがままにハイと言っていた可愛い子だったのに、反抗期が始まり、今となっては私の言うことは聞きません(笑)。でも世界は拡がってきている。

代を継いで17年目。私も言われるがままでいいのかと思って女性農業者のグループに参加してみると、みなさん輝かしい目をしていて、女性でもこんな風に意見を言ったりしてもいいんだって視界がぱっと開けました。不安だったり、経営が思わしくない時もありますが、勇気を出して参加したこの塾で私にも何か得るものがあると信じて、自分の力で農業を活性化させたいし、その姿を子供達に見せたいです」



以上30名のメンバーで9ヶ月間学んでゆきます。なるほど、みなさんそれぞれの思いを胸に、育成塾に参加されたのが伝わってきます。これから講義の中でみなさんが何を得ていくのか、今後もレポートしていきます!