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第3期生 自己紹介 “今の自分を例えると◯◯です”【前編】

2016.07.20

第3期メンバーとは、どんな方々なのか?

講義の初回に行われた自己紹介では、高橋先生から「今の自分を例えると◯◯です」というテーマが出されました。これは昨年・第2期生と同様のテーマ。農女新聞読者の方なら予習済みか!? もちろん、同じ質問でも答える方が違えば個性が浮き彫りになってきます。個性豊かな第3期メンバーの自己紹介を【前編】【後編】2回に分けてレポートします!



「バーゲンセールで着膨れている」

遠藤紀江(山形県山形市大森 遠藤南大森農場)
栽培品目:肉用牛、サクランボ、イチゴ

「(今の自分を例えると・・・)デパートのバーゲンセールで『着られた分だけ全部で5000円だよ』と言われ、着膨れている状態。欲張っていろいろやりたいのだけど、必要なのは何か分からず、身動きが取れなくなっているのが今の自分です」



「鼻歌を歌いながら歩いている」

森岡千晶(岡山県岡山市東区西祖 株式会社アンナ)
栽培品目:小松菜

「(今の自分を例えると・・・)これまで持っていた荷物をポイポイと全部捨てて、鼻歌を歌いながら歩いている感じです。今までけっこう責任があったんですけど、兄弟、家族みんなを巻き込んで、まっさらでイチからやり直しをしませんかという状態にしたので、やりたいことだけに集中できる状態だと思っています」



「私が育てている多肉植物“エケベリア”」

松岡みずほ(奈良県天理市佐保庄町 まっちゃんのお花+veg)
栽培品目:花壇苗、多肉植物、多品目野菜

「エケベリアは当たると葉っぱが取れて崩れちゃったり、直射日光で葉焼けをおこしたりするのですが、土も水もなくても、葉っぱ1枚で新しい新芽を出し、大きくなると星型の黄色いお花を咲かせます。私も落ち込んだりすることもあるんですけど、なにくそと小さな新芽を出して花を咲かせたいと思います」



「受験日前日の受験生」

白木嘉代(福岡県小郡市三沢 和農BARU株式会社)
栽培品目:米、大豆、麦

「今の私は、受験勉強をそこそこ頑張ったけど、間に合わなかった受験日前日の受験生です。やりたいことや、自分の行きたいところがあって、欲張って高いところを狙っているけれど、少し無理しているという状況です」



「真っ青なトマト」

石川恵理子(佐賀県唐津市七山池原 石川農園)
栽培品目:水稲、夏秋トマト(大玉、ミニ)、生姜

「自分のうちはトマト農家で、青いトマトは捨ててしまうんです。自分が何を言っても聞いてもらえなかったりする状況と似ているけど、でもどうにかしてこの青いトマトをものにしてやりたいなと、もがいているところです。未成熟で真っ青だけど新鮮で、荒削りだけど、これから頑張っていきたいなという意味も込めて」



「緊張している受験生」

白木優(福岡県小郡市横隅 白木のいちご しあわせもん)
栽培品目:いちご

「私を例えると受験生です。以前は看護師をしていて、業種が違ってどういうところなのかも分からなくて、場違いというか、周りからも大丈夫かと言われている状況。ここに来るのも、主人や子供達、周りの家族が後押ししてくれたので、一生懸命頑張らないとと思いますが、緊張しています」



「やさぐれたニワトリからヒヨコに戻ったところ」

平松真美(愛知県豊川市平井町)
栽培品目:ルッコラ、くうしんさい、水菜

「農家になって8年目だけど、やりたくないことに飲み込まれてしまったり、農業もうまくいかなくて『バイトでいいか…』と思った時期もあったのですが、やっぱりこれじゃいけないと状況を変えました。ようやくやりたい勉強ができるようになり、なぜ自分が農家になったかも思い出すことができ、8年目にしてまた1年目の気持ちです」



「プカプカ浮いているタツノオトシゴ」

遠藤政子(埼玉県熊谷市妻沼小島 遠藤ファーム)
栽培品目:ネギ、やまといも、ハチミツ

「私を例えるならタツノオトシゴです。辰年でもあるんですけど、昨年からめざましくいろんな事業が変わってきている最中で、プカプカ浮いている感じです。こんな状況ですが、いざ目標を決めたら、龍神様みたいなものに変わりたいと思います!」



「応用がない石」

中川真紀(山口県下関市菊川町久野 豊浦ナーセリー)
栽培品目:シクラメン、カーネーション、花壇苗

「今の自分は、応用がない石。農業歴22年で、地元では背景が分かっていろいろ考えることができて、この塾のような何も知らないところで、いかに自分が応用できるかと思っていたのですが…。今、高橋先生の雲の上のような話を聞き、何も浮かんでこなくてショックだったので(苦笑)」



「乾燥野菜」

吉田明子(岩手県盛岡市西見前 農事組合法人吉長ファーマーズ)
栽培品目:米、ズッキーニ、さつまいも

「今の自分は、切り干し大根やドライトマトなどの乾燥野菜。実家で就農し、農業をして5年目ですが、続けているうちに水分が飛んじゃっているなと感じています。育成塾で栄養や水分やダシを吸って、違う味わいになりたいと思います」



「動物園の檻の中のライオン」

山下絵里(長野県上水内郡飯綱町倉井 株式会社山下フルーツ農園)
栽培品目:りんご、水稲、桃

「結婚して4年で、地域からは『変な嫁が来た』と思われています(笑)。夫は4代目だけど家自体は27代も続いているので、知らない人が私を知っていて、期待の目や好奇の目で見られているなと感じています。あと、もうちょっと自由なサバンナで動きたい気持ちも込めました」



「19歳の時の自分」

小牧美樹(鹿児島県南さつま市金峰町大野 有限会社小牧緑峰園)

「19歳の時、農業の海外研修でデンマークに1年間行き、その時は農業が天職だと思えるぐらい希望に溢れていました。そこから結婚して職業が酪農からお茶に変わって悩んだり、また今は代が替わって勉強しなきゃいけないことも増え、『好き』だけで農業ができなくなってきた。自分の体力も追いつかないし、そぎ落としていかなきゃいけない時期です」



「池の中の鯉」

水野美香(青森県八戸市南郷大森字片平山 南風農園)
栽培品目:にんじん、じゃがいも、大豆

「今まで育成塾のような機会はあまりなく、地元の講習会などにはいつも主人が参加していたし、周りの人からも夫が行くべきと言われていました。私にも自分の意見があるし学びたいこともあるのに…と思っていたところなので、エサをあげようとするといっせいに口をパクパクする鯉に自分が重なります。また、狭い世界で生きているんじゃないかと思っているので、“池の中”というイメージです」



「母親ライオンに崖から突き落とされた赤ちゃんライオン」

山下希(岡山県総社市泰 株式会社山雅ファブリカン)
栽培品目:ブドウ、米

「就農して18年目ですが、一度も農場から外に出たことがなく、1人が苦手でいつも夫にくっついていました。今まではそれでよかったけど、やっぱり自分の意見をしっかり持たなければいけないという気持ちが芽生えてきたので、一回り大きくなって帰りたいです」



「卵」

江尻教子(岡山県井原市上出部町 耕せファーム)
栽培品目:菊芋

「産み落とされてしばらく経ち『もうこの卵、だめなんじゃない?』と思われているけど実は生きていて(笑)、今少しずつ殻を破って出ようかなという状態です。結婚して30年、25年は主人の建築業をサポートし、5年前に主人が就農したのをきっかけに農業を始めました。この卵から何が孵るか分かりませんが、自分が何者なのかはっきりさせて収穫して、主人の元に帰りたいです」



かわいらしいものから哲学的と言えるぐらいのたとえまで多彩ですね! 次回は残り15人の塾生の自己紹介をご紹介します!