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輝く農女新聞内で特集された情報を紹介しています。

横田飛鳥/元・看護婦さんのお米づくり

2014.11.26

27代続く農家を引き継いだ女性農業者
田飛鳥(新潟県加茂市 株式会社ライスグローワーズ)

お話しを伺うにあたって、まずは、名刺交換。

頂いた名刺を見て、思わず「うまい!」…

百聞は一見にしかず。まずは、ごらんください。

まず目に入ってきたのが、左上のロゴマーク。
漢字の「米」をアレンジした素敵なデザイン。
さらに、だじゃれ好きのワタクシのハートをわしづかみにしたのが、そのキャッチコピー

「ごはんがう米!!」…うまい!

田さんのご実家は田さんで27代目という由緒あるお米農家。
現在は、自社と組合員のところで穫れたお米の精米、販売までをおこなっている「株式会社」。
ちなみに、田家の田んぼの広さを伺ったところ、返ってきたお答えが・・・

「15町歩です」

・・・。

「町歩???」
これ「ちょうぶ」と読みまして農家で昔から使われている単位。

1町歩は、3000坪、約9917.4平方メートル。
ちなみに15町歩は東京ドームがすっぽり3個入る広さでございます。
では、その15町歩をご覧ください。

いったいどこまでが???
27代も続く農家に生まれた田さん。
さぞや、幼い頃から農家を継ぐべく育てられたサラブレット女性農業者と思いきや…
実は、元看護師さんなんです。

では一体、どうして農業の道に?
実は、田さんには弟もいて、実家の農家を継ぐ気はなかったんだそうです。
「なりゆきで、こうなったんです」と笑顔で語る田さん。
田:「私の結婚相手がウチの会社に入って農家を先にやっていたので、そのまま流れで…」

記者:「でも田さんご本人は、小さい頃からご両親が農業をやっているのを見ていて大変だなとかは思いませんでしたか?」
田:「私の場合は、大変だと思ったことは一度もありません」とバッサリ。

そんな経緯で女性農業者デビューを果たした田さん。
その女性農業者っぷりは…こちら!
パチリ! さらに・・・

パチリ! 広いのは、田んぼだけではございません
昨年、なりゆきで就農した田さんですが、農業にかける思いは熱く、
現在の目標について伺うと、
自分のところで扱っているJAS有機米の販路を拡大したいので流通について勉強中なんだとか。

そんな経営者としての目線もお持ちの田さんに、農業を始めるための資金について伺ってみました。
田:「男性に比べたら、女性の方が特別融資の枠がたくさんあり、
農業は機械とか資材とかの資金は、国に申請すれば無利子で借りられるケースもあるので、そういうのを利用する方法もあるのでは…」

さらに、こんなお話しも。

田:「今、高齢化もあり、米農家では一個の機械が壊れたら、

高いお金を払って買い換えるのではなく、そのまま農業をやめてしまうところもあるので、

その農家から他の機械を中古で買うというのも手かも…」

最後に女性農業者の魅力について、伺いました。
田:「子供に自然も見せられるし、オフィスで働いているわけではないので、

時間をずらせば授業参観に行けるし、作業の合間に子供の行事にも参加できます。

看護師の時に比べたら、一生懸命頑張れば子供と一緒にいられる時間も作れるし、

学校から帰って来た後、手伝ってももらえるし、とてもいい職場ですよ!」
女性農業者を目指すママにとても心強いお言葉頂きました。