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テクノフロンティア技術シンポジウムロゴ テクノフロンティア2014
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※下記プログラムは2014年4月18日現在のプログラムです。
 プログラム内容(スピーカ、コーディネータ、発表テーマ、内容等)が変更になる事がありますので予めご了承ください。
7月23日(水) 09:30 - 12:10 B1 EV/PHV主機モータ
C1 産業機械・工作機械用モータ
14:10 - 16:50 B2 自動車補機モータ
C2 モータ振動・騒音対策
7月24日(木) 09:30 - 12:10 B3 新型PMSM
C3 モータドライブ
12:40 - 13:30 L2 SiCパワーデバイスの最新技術動向(スポンサー:ローム株式会社)
14:10 - 16:50 B4 絶縁材料 ~評価と展開~
C4 パワーエレクトロニクス
7月25日(金) 09:30 - 12:10 B5 SRモータ
C5 機能安全
14:10 - 16:50 B6 新しいモータ
C6 プレミアム効率IM
※当日会場での録音、写真、ビデオ撮影などは一切ご遠慮ください。
 コーディネータ   スピーカ  (敬称略)
7月23日(水)
09:30~12:10
B1 EV/PHV主機モータ
堀 洋一
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 教授
1 電動車駆動用標準モータの開発
  • 電動車駆動用標準モータの概要
  • モータ仕様および特長
  • 標準モータでの出力調整方法
齋藤 泰行
日立オートモティブシステムズ(株) パワートレイン&電子事業部 パワートレイン設計本部
EP機器設計部 技師
2 アウトランダーPHEVにおけるモータシステムの開発
  • PHEVシステムについて
  • PHEV用モータの開発
  • PHEV用インバータの開発
松原 譲二
三菱自動車工業(株) 開発本部 EVパワートレインシステム技術部 エキスパート
3 HV/PHV車のモータ・昇圧システムと制御技術
  • トヨタハイブリッドシステムにおけるモータ・昇圧システムの概要
  • 自動車に適用する際の制御技術
  • PHV車への応用展開
岡村 賢樹
トヨタ自動車(株) HVシステム制御開発部 第4HV制御開発室 グループ長
 近年の技術開発が著しいEV/PHV主機モータにおける、話題の技術3件を取り上げました。まず日立オートモティブシステムズから、いろいろな電動車に共通して適用できる標準モータの開発について、次に三菱自動車工業から、アウトランダーPHEVにおける最新の3モータシステムおよびインバータの開発について、最後にトヨタ自動車からトヨタハイブリッドシステムにおける昇圧制御とモータ制御の仕組みについてご講演をいただきます。すべて実際の開発に携わった第一人者自らのご講演であり、製品の説明にとどまらず、どのような考え方でこれらのシステムが作られたのかを知るまたとない機会となるでしょう。

【堀 洋一/東京大学】

※カーエレクトロニクス技術シンポジウムB1セッションと同じものです。

09:30~12:10
C1 産業機械・工作機械用モータ
岩下 平輔
ファナック(株) サーボ研究所 副所長
1 サーボモータの高性能化
  • 高出力化について
  • 低コギング化について
田中 敏則
三菱電機(株) 先端技術総合研究所 電機システム技術部 電磁機械グループ 専任
2 PWMコンバータ・マトリクスコンバータと高調波対策
  • 高調波ガイドラインを含む近年の動向
  • PWMコンバータによる高調波抑制技術
  • マトリクスコンバータによる高調波抑制技術
鶴田 将紘
(株)安川電機 インバータ事業部 インバータ技術部 開発課
3 産業機械・工作機械のエネルギー管理技術
  • 大型産業機械の電源設備容量削減技術
  • 工作機械のピーク消費電力低減技術
  • 停電時の機械保護のためのエネルギー管理技術
鴻上 弘
ファナック(株) FA事業本部 サーボ研究所 技師長
 産業機械や工作機械に組み込まれる産業用モータには、高速回転や低振動などの機能性能とともに、電源設備も含めた環境性能が求められます。
 本セッションでは、まず三菱電機の田中氏に産業機械に搭載される高性能サーボモータ開発の最新動向を紹介頂き、次に安川電機の鶴田氏から、高周波ガイドラインに基づき高調波対策を実現するPWMコンバータ、マトリクスコンバータの技術を説明頂きます。最後にファナックの鴻上氏より大型機の電源設備容量・ピーク電力低減や停電時の機械保護のためのエネルギー管理技術を紹介します。
 産業機械、工作機械用のモータ・ドライブの今後の高性能化の機会となれば幸いです。

【岩下 平輔/ファナック】

14:10~16:50
B2 自動車補機モータ
藤綱 雅己
(株)デンソー 研究開発2部 担当部長 技師
1 自動車用補機モータの技術動向
  • 補機モータの現状
  • 技術動向
  • 今後の課題
三戸 信二
アスモ(株) 開発部 第2開発室 グループリーダ
2 電流センサレス制御のEPS用モータへの適用
  • 電動パワーステアリング(EPS)システムの概要
  • EPS用モータ制御の特徴
  • 電流センサレス制御とその効果
上田 武史
(株)ジェイテクト 研究開発本部 先進技術創生研究部 制御ダイナミクス研究室 主担当
3 ポキポキモータの最新技術
  • モータ効率向上と高生産性の両立
  • モータトルク脈動低減と高生産性の両立
  • 量産技術の大型モータへの展開
秋田 裕之
三菱電機(株) 生産技術センター モータ製造技術推進部 部長
 自動車用補機モータは、利便性・快適性の向上と省燃費の要求から高級車では100個、大衆車でも50個を超え増え続けています。また、EV、HEVだけでなく従来のエンジン車でもアイドリングストップが普及し、エンジン動力無しに基本機能を維持するため「常時エンジン駆動」から「必要時のみ作動させる電動化」へと変化し補機モータの高性能・小形・低コスト化への要求がますます高くなっています。本セションでは、最初に補機モータの使われ方の変化や求められる性能の変化とこれに対応するモータ技術動向を紹介して頂きます。次に、小形・低コスト化のキー技術である駆動回路の電流センサレス化について最も困難であったEPSへの適用事例を解説して頂きます。最後にモータの高効率、小形化をリードしているポキポキモータの最新技術を紹介して頂きます。いずれも自動車補機モータ・制御に関する第一線の技術者による講演であり意義深い内容です。

【藤綱 雅己/デンソー】

※カーエレクトロニクス技術シンポジウムB2セッションと同じものです。
14:10~16:50
C2 モータ振動・騒音対策
小野寺 悟
山洋電気(株) サーボシステム事業部 副事業部長
1 IMやPMの低騒音化技術
  • モータの騒音
  • モータの電磁力と固有振動数
  • モータの電磁騒音、振動のシミュレーション
石橋 文徳
芝浦工業大学 名誉教授
2 IPMSMのトルクリプル抑制制御技術
  • IPMSMのトルクリプル発生要因と制御的対策
  • 一般化周期外乱オブザーバによるトルクリプル抑制制御
  • 適用事例
只野 裕吾
(株)明電舎 研究開発本部 システム技術研究所 解析・制御センター 技師
3 誘導モータの電磁振動
  • 誘導モータの電磁振動の主な発生原因
  • 極数・スロット数による発生の特徴
  • 三相誘導モータとコンデンサモータとの比較
廣塚 功
中部大学 工学部 電気システム工学科 教授
 モータの設計開発段階で振動騒音の発生を未然に防止することや、フィールドで振動騒音問題が発生した際に速やかにトラブルシューティングするために、振動騒音の発生要因と対策を体系的に理解しておくことが必要です。
 本セッションでは、まず、誘導モータとPMモータにおける電磁励振力と構造体の固有振動数の取り扱いおよび電磁・構造連成シミュレーションについて解説いただきます。次いで、IPMモータにおける振動騒音の発生要因の一つであるトルクリプルの抑制制御技術について解説いただきます。さらに、誘導モータにおける電磁振動について、極数とスロット数の組み合わせに起因する現象など、体系的に解説していただきます。
本セッションは、モータに関わる全ての技術者にとって意義深い内容です。

【小野寺 悟/山洋電気】

7月24日(木)
09:30~12:10
B3 新型PMSM
北村 正司
(株)日立製作所 日立研究所 モータシステム研究部 主管研究員
1 可変界磁モータ
  • EVモータの特性に対する要求と課題
  • 可変界磁モータの特徴
  • 可変界磁モータの駆動について
野中 剛
(株)安川電機 開発研究所 エネルギー変換技術グループ
2 アモルファス鉄心を適用したアキシャルギャップモータ
  • 開発の背景
  • アモルファス鉄心の磁気特性と鉄損特性
  • アキシャルギャップモータの設計手法
王 卓男
(株)日立製作所 日立研究所 モータ・システム研究部 研究員
3 超高速PMモータ
  • 過給機の電動化と超高速PMモータ
  • 超高速PMモータ開発の足跡
  • 超高速PMモータの設計事例
野口 季彦
静岡大学 大学院 工学研究科 電気電子工学専攻 教授
 永久磁石式同期モータ(PMSM)は、自動車、産業、家電などの幅広い分野において、電気-機械エネルギーの変換装置としてなくてはならない存在になっています。これに伴い、近年、用途毎に様々なPMSMに関する技術開発が進められています。
 本セッションでは、こうした最先端の技術開発の事例として、自動車向けの巻線切り替えによる可変界磁技術(安川電機・野中氏)、アモルファス鉄心の適用による高効率モータ(日立製作所・王氏)、効率とパワー密度の最大化を図った超高速モータ(静岡大学・野口先生)に関してご講演頂きます。
 本セッションが、今後のPMSMに関する技術開発の一助となれば幸いです。

【北村 正司/日立製作所】


09:30~12:10
C3 モータドライブ
米田 真
オリエンタルモーター(株) 開発センター 主席研究員
1 直接トルク制御による永久磁石同期モータ駆動システムと新しい数式モデル
  • 電機子鎖交磁束に同期したM-T座標
  • 直接トルク制御によるモータ駆動システム
  • 高効率・広範囲可変速運転のための制御則
井上 征則
大阪府立大学 大学院 工学研究科 電気情報システム工学分野 助教
2 永久磁石モータのセンサレス位置制御技術
  • 永久磁石モータの磁極構造と突極性
  • 磁極位置検出のための信号処理
  • 位置検出の高精度化技術
佐竹 彰
三菱電機(株) 先端技術総合研究所 モータ駆動システム技術部 主席研究員
3 モータドライブ用SiCパワー素子の動向
  • SiCパワーデバイス実用化状況と応用
  • 次世代SiCパワーデバイス
  • 超小型SiCパワーモジュール
中村 孝
ローム(株) 研究開発本部 パワーエレクトロニクス研究開発ユニット ユニットリーダ
 モータドライブ技術は半導体の技術革新により飛躍的に進化しています。制御面では、マイコンやセンサの進化により複雑な制御演算が実現可能となってきています。電力回路では、高性能なパワー素子が入手可能となり、各種パワー素子用プリドライバも数多く用意され、非常に使いやすくなってきました。
 これらを踏まえて、大阪府立大学の井上先生から永久磁石モータの直接トルク制御方法、三菱電機の佐竹先生より永久磁石モータのセンサレス位置制御方法、ロームの中村先生よりモータドライブ用SiCパワー素子の最新動向について、ご講演をいただく予定です。
 以上、本セッションが今後のモータドライブ技術発展の一助となれば幸いです。

【米田 真/オリエンタルモーター】

12:40~13:30
L2 ランチセッション
SiCパワーデバイスの最新技術動向        スポンサー:  ロームロゴ  ローム株式会社別ウィンドウ
SiCパワーデバイスの開発動向
木本 恒暢
京都大学 工学研究科 電子工学専攻 教授
高耐圧アプリケーションへの採用が進む ロームの最新SiCデバイス
伊野 和英
ローム(株) パワーデバイス製造部 部長

SiCパワーデバイスの世界における動向、GaNデバイスの進展についても、第一線で研究されている京都大学 木本先生にご講演頂きます。
また、高耐圧・大電流化が進むロームの最新SiC製品もご紹介いたします。
14:10~16:50
B4 絶縁材料 ~評価と展開~
相馬 憲一
(株)日立産機システム CTO 研究開発センタ センタ長
1 インバータ駆動モータコイルの絶縁評価法 調査専門委員会活動概要
  • インバータサージによる部分放電特性
  • IEC規格による実機モータでの絶縁評価方法
  • インパルス電源と部分放電計測器を用いた実機モータにおける絶縁診断の具体例
永田 正義
兵庫県立大学 大学院 工学研究科 電気系工学専攻 教授
2 モータコイル固着ワニスと電線エナメルの結合性評価 ~計算科学的検討~
  • モータコイルにおけるコイル固着ワニスの選定手法
  • 分子動力学シミュレーションによる固着ワニスの材料特性
  • FEM計算によるコイルエンド部の変形
山崎 美稀
(株)日立製作所 日立研究所 信頼性科学研究部 主任研究員
3 電機品を支えるナノコンポジット絶縁材料
  • ナノコンポジット絶縁材料の概要
  • ナノコンポジット絶縁材料の電機品への適用検討
  • 電気学会技術報告単行本「ナノテク材料~ポリマーナノコンポジット絶縁材料の世界~」のご紹介
今井 隆浩
(株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 高機能・絶縁材料開発部 主務
 絶縁材料の先端研究事例を実モータ試験から原子分子レベルまで、マルチスケールでとらえたセッションです。省エネを目的にモータのインバータ駆動が検討されているなかで、インバータサージによる放電という新たな課題への対応が求められています。ここでは電気学会調査専門委員会活動として、特にIEC規格による評価・診断方法について紹介します。また、モータや電機品が小型・高性能化できた理由の一つに、ナノレベルにまで着目した絶縁材料研究の取組みが挙げられます。ここでは、分子動力学シミュレーションによるモータコイル固着ワニスと電線エナメルの結合性評価、ナノコンポジット絶縁材料の開発経緯と適用可能性を紹介します。

【相馬 憲一/日立産機システ】

14:10~16:50
C4 パワーエレクトロニクス
長竹 和夫
(株)ADTech 代表取締役社長
1 パワーエレクトロニクスの今とこれから
  • 大出力のパワエレは苦しい
  • モータドライブは正弦波か
  • 制御に過去のデータを使ったら
黒澤 良一
2 モータ制御マイコンおよび開発ツール技術の現状
  • 私達の生活を支えるモータ
  • モータの種類と制御技術
  • モータ制御マイコン(RXファミリ、RL78ファミリ)及び開発支援ツール事例
池井 聡
(株)ルネサスソリューションズ 第二応用技術本部 民生応用技術部 主幹技師
3 次世代デバイス(SiC)搭載インバータエアコンの開発状況
  • エアコンの省エネ技術
  • パワーデバイスの変遷
  • 次世代デバイス(SiC)のエアコン搭載事例
伊藤 典和
三菱電機(株) 静岡製作所 電子制御システム部 インバータ技術課 専任
 パワーエレクトロニクス技術は一般産業、家電、自動車等のあらゆる分野で省エネルギー、高機能・高性能化に貢献しています。本セッションでは、はじめに概論として、長期に渡りパワエレ分野に携わり、貢献されてきた元東芝の黒澤良一さんから、色々な角度でこの分野を振り返り、改めて感じておられる課題に対する解説、将来に向けた展望につきお話戴き、また、パワエレを構成する要素の動向として、ルネサス殿にMCUの進化と将来への期待について、更には家電パワエレの代表であるエアコンに次世代パワー素子であるSiCを適用することで、大きな省エネ効果を出した事例について三菱電機殿にお話戴きます。聴講される方々が、よりパワエレ分野に親しみ理解されると信じます。

【長竹 和夫/ADTech】

7月25日(金)
09:30~12:10
B5 SRモータ
百目鬼 英雄
東京都市大学 工学部 電気電子工学科 教授
1 スイッチドリラクタンス機の高効率化と低騒音化
  • ハイブリッド自動車用発電機用スイッチドリラクタンス機
  • スイッチドリラクタンスモータの電流制御による低騒音化
千葉 明
東京工業大学 大学院 理工学研究科 電気電子工学専攻 教授
2 転流制御によるSRMの振動騒音抑制
  • SRMの振動騒音発生要因
  • 各種転流制御法とPWM制御
  • 実験結果 ~4相8/6極400WSRM、3相12/8極20KWSRM~
小坂 卓
名古屋工業大学 大学院 工学研究科 情報工学専攻 准教授
3 SRモータのトルク脈動抑制
  • SRモータのトルク脈動発生原理
  • トルク脈動抑制
  • 非線形補償要素としての速度制御、位置制御への適用
石川 裕記
岐阜大学 工学部 電気電子・情報工学科 准教授
 永久磁石を使用しないスイッチトリラクタンスモータ(SRM)は、高速回転駆動に適しており広い応用が期待できるドライブシステムですが、振動騒音の問題が応用上の欠点とされてきました。振動騒音に関する研究が進み、実用的なレベルまで技術革新が進んでいます。本セッションでは、この分野の最近の成果を、3人の先生方から、それぞれ違った角度での対策をご講演願うことにしました。騒音振動対策はモータドライブ総てにかかわる問題であり、その低減策として参考になる技術と考えられます。多くの方の参加を期待しています。

【百目鬼 英雄/東京都市大学】

09:30~12:10
C5 機能安全
堀越 敦
日本精工(株) 技術開発本部 メカトロ技術開発センター 所長
1 機能安全認証のポイント
  • 機能安全規格とその解釈について
  • よくある誤解や陥りやすい事項
  • 機能安全認証のポイント
西畑 有輝
テュフラインランドジャパン(株) 産業サービス部 機能安全課 プロジェクトエンジニア
2 機能安全を組み込んだ制御マイコン
  • 制御用マイコンに組み込んだ機能安全技術の特徴
  • 機能安全マニュアルと機能安全S/Wライブラリィの概要
  • マイコンへの故障注入ツールの概要
吉田 和義
(株)東芝 セミコンダクター&ストレージ社 ミックスドシグナルIC事業部 車載IC応用技術部
参事
3 モータ制御ECUの制御品質検証へのHILS適用
  • モータ制御ECUの品質検証用HILS環境
  • 高速・高精度なモータモデルの構築
  • HILSによる制御の検証結果と効果
竹内 芳徳
(株)デンソー 電子基盤システム開発部 モデルベース技術開発室 担当課長
 モータ技術として、ますます重要となる「機能安全」に関するセッションを開設致しました。本セッションでは、まず、規格の概要として、機能安全規格と解釈、機能安全認証のポイントを解説いただき、次に、ISO26262の要求に対応する機能安全を組込んだ車載制御用マイコンの技術紹介と応用へのマニュアルやライブラリーの概要を紹介いただきます。最後にモータ制御ECUの制御品質検証に、モータモデルの作成を含め、HILSを活用した事例と効果を紹介いただきます。本セッションは、機能安全技術に関し、規格から制御マイコン、モデルとHILSを活用する技術の講演で、モータシステム開発者にとって非常に有用な機会となると考えます。

【堀越 敦/日本精工】

14:10~16:50
B6 新しいモータ
小坂 卓
名古屋工業大学 大学院 工学研究科 情報工学専攻 准教授
1 パワーエレクトロニクスを多用したモータとその応用
  • 機電一体SRモータ
  • MATRIXモータ
  • MATRIXモータの制御
赤津 観
芝浦工業大学 工学部 電気工学科 准教授
2 Transverse flux motorの基本と高性能化
  • 銅損低減とコイルエンドレス、巻線製造性・品質向上
  • Transverse flux motor の原理と基本構成
  • 高応答加速度制御
堺 和人
東洋大学 理工学部 電気電子情報工学科 教授
3 強め界磁型可変磁力モータ
  • 基本原理
  • 理論解析および設計手法
  • 磁力制御
加藤 崇
日産自動車(株) 総合研究所 EVシステム研究所 主任研究員
 モータは、高い省エネ性、優れた制御性からその用途を拡大していますが、更なる小型軽量化・高効率化・低コスト化への要求は永遠に尽きることはないでしょう。本セッションでは、これらの要求に応える新しいモータとして、パワエレと融合した機電一体モータ、コイルエンドレスによる大トルク小型軽量モータ、自動車用途で魅力的な可変磁力モータに焦点を当てています。各々について、第一線で活躍されている大学・企業の研究者にご講演頂き、その最新技術動向を概観します。聴講者各位が開発中のモータに関する創意工夫のヒント、あるいは今後開発を進めようとしているモータコンセプトの発想につながれば幸いです。

【小坂 卓/名古屋工業大学】

14:10~16:50
C6 プレミアム効率IM
森永 茂樹
アイダエンジニアリング(株) 執行役員 開発本部 技術研究所 所長
1 電磁界解析技術によるIMの高効率化
  • 誘導電動機の電磁界解析を行う意義
  • 電磁界の高調波分解による損失・トルク分析
  • 損失主要因の特定と高効率化の達成事例
山崎 克巳
千葉工業大学 工学部 電気電子情報工学科 教授
2 ABBの高効率、超高効率モータ
  • 高効率化に向けての世界市場の動向
  • 高効率モータ(IE3)
  • 超高効率モータ(IE4,SynRM)
松井 孝臣
ABB(株) オートメーション・モーション事業部 マーケティング&セールス マネジャー
3 誘導電動機の高効率化
  • 高効率モータの紹介
  • 各種効率クラスのモータ損失
  • 損失低減の課題
舘 憲弘
富士電機(株) パワエレ機器事業本部 回転機事業部 開発設計部 回転機第二課 課長
 IMは、2015年度に新しいステージに入ります。それは、単一速度三相かご形誘導電動機のトップランナー制度です。モータの効率レベルは、世界規格であるIECで規定され、効率クラスとしてはIE1(標準効率)、IE2(高効率)、IE3(プレミアム効率)が定められています。欧米をはじめとしてモータの高効率化が進んでいるのが現状です。日本においては、今回のトップランナー化により、IE3(プレミアム効率)に置き換わることが期待されています。
 本セッションでは、最初に、IMの高効率化技術を支える電磁界解析技術について、高効率化を達成した事例を含めて紹介します。続いて、モータメーカのABBと富士電機の2社から、IMの高効率化における技術課題、使用上の注意点など各社の対応について紹介します。
 以上、本セッションが今後のトップランナーモータとなるプレミアム効率IMの選択の一助となれば、幸いです。

【森永 茂樹/アイダエンジニアリング】

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