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テクノフロンティア技術シンポジウムロゴ テクノフロンティア2012
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ご参加いただきましてありがとうございました。
2013年度の開催につきましては、後日ご案内いたします。
 
※下記プログラムは7/3現在のプログラムです。今後プログラム内容が変更となる場合があります。
7月11日(水) 10:00 - 12:45 B1 EV/HEVモータの動向と最新技術
C1 産業用モータのスマート化
13:05 - 13:50 L1 SiCデバイス (スポンサー:ローム株式会社)満席
14:15 - 17:00 B2 モータ用駆動制御素子
C2 パワーエレクトロニクスの技術動向
7月12日(木) 10:00 - 12:45 B3 脱レアアースモータ
C3 モータ特性を考慮したドライブ技術
13:05 - 13:50 L2 EMI評価手法 
(スポンサー:ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社)
14:15 - 17:00 B4 省レアアースモータ
C4 モータ・回転機絶縁システム~絶縁樹脂と劣化診断~
7月13日(金) 10:00 - 12:45 B5 可変磁力モータ
C5 風力発電用モータ
14:15 - 17:00 B6 インホイールモータとEV応用の最新動向
C6 リニアモータの性能向上と利用の最新動向
※当日会場での録音、写真、ビデオ撮影などは一切ご遠慮ください。
 コーディネータ   スピーカ  (敬称略)
7月11日(水)
10:00~12:45
B1 EV/HEVモータの動向と最新技術
藤綱 雅己
(株)デンソー 研究開発1部 担当部長・技師
1 EV/HEV用モータの開発動向
  • EV/HEVの市場動向
  • EV/HEV用モータ開発のトレンド
  • モータ開発の課題
山本 恵一
(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 第5技術開発室 第一ブロック 主任研究員
2 EV、ハイブリッド車用駆動モータの概要
  • 日産リーフ向けモータ
  • フーガハイブリッド向けモータ
石川 茂明
日産自動車(株) EV技術開発本部 EVパワートレイン開発部 エキスパートリーダ
3 小型ハイブリッド車のモータ開発
  • モータ小型化のためのステータ構造開発
  • モータ小型化のためのコイル開発
  • モータ小型化のための製法開発
山花    毅
トヨタ自動車(株) 第2技術開発本部 HVユニット開発部 HVモータ開発室 グループ長
 電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)に見る自動車の電気駆動化の流れは明らかであり、世界の販売台数は2010年に100万台を超えた。今後、2020年には1600万台~2000万台に達すると予測されている。
 本セッションでは、まず、EV/HEVの根幹の技術である駆動用モータについて、世界各地域における動向からモチベーションとそのトレンドを明らかにし、最新の研究・開発事例を解説して頂く。次に、LEAF EVと、フーガHEVに搭載されている駆動用モータの技術について紹介して頂く。最後に体格低減のため新規開発した小型ハイブリッド専用モータの技術(構造、巻線、製法)を解説していただき、EV/HEV用モータの技術全貌を明らかにしたい。

【藤綱 雅己/(株)デンソー】

※カーエレクトロニクス技術シンポジウムB1セッションと同じものです。

10:00~12:45
C1 産業用モータのスマート化
森永 茂樹
アイダエンジニアリング(株) 執行役員 開発本部 副本部長 技術研究所 所長 モータ事業部 事業部長
1 産業用モータの高効率規制動向
  • 国内、国外の高効率規制
  • 日本の高効率規制検討状況
  • 今後の展望
小俣    剛
一般社団法人日本電機工業会 高効率モータ普及委員会 委員長
(株)日立産機システム 事業統括本部 ドライブシステム事業部 ドライブシステム設計統括部 部長
2 モータ開発における上流設計からみた性能向上と解析技術
  • モータ冷却のための回転放熱円盤の適用への熱流体解析
  • モータ高効率への極数と磁石の最適化への取り組み
  • 電磁振動・騒音低減アプローチによる電磁-振動連携解析
野田 伸一
(株)東芝 電力システム社 電力・社会システム技術開発センター 技術主幹
3 産業機械・工作機械用モータとドライブ技術
  • サーボモータの省エネルギー技術
  • サーボドライブの省エネルギー技術
  • 適用事例
松原 俊介
ファナック(株) 専務取締役 サーボ研究所 所長
 産業用モータは、システムの中で、色々なかたちで、スマート化が進展している。特に、高効率化を含む省エネルギー技術、低振動・低騒音技術が注目されている。また、それらの技術を支える解析技術も重要となっている。
 本セッションでは、まず産業用モータをグローバルに展開するに際に、大きな問題となる、モータの高効率規制についての国内外における効率規制の現状を解説し、今後の展望について紹介する。二番目のテーマとしては、その規制をクリアするために、モータの開発において、モータの冷却、モータの高効率化、低振動化を支援するモータ関連の解析技術を紹介する。最後に、モータ単体の効率だけでなく、ドライブの省エネルギー技術について、電源回生などの駆動方法などを説明し、その効果について適用事例を紹介する。
 以上、本セッションが今後の産業用モータ・ドライブの一助となれば、幸いである。

【森永 茂樹/アイダエンジニアリング(株)】

※Smart Technology Symposium C1セッションと同じものです。
13:05~13:50
L1 ランチセッション
スポンサー:  ロームロゴ  ローム株式会社別ウィンドウ
省エネ・創エネを加速するSiCパワーデバイスの実用化
舟木    剛
大阪大学大学院 工学研究科 電気電子情報工学専攻 パワーシステム領域 教授
パワー半導体を牽引するロームの最新SiCデバイス
伊野 和英
ローム(株) SiCパワーデバイス製造部 副部長
SiCパワーデバイス・モジュールの実現する高電圧電力変換・高温動作が切り開く世界を、第一線で研究されている大阪大学 舟木先生にご講演いただきます。また、世界初"フルSiC"モジュールの量産化をはじめとしたロームの最新SiC製品のご紹介もいたします。他のセッションにご登録いただいている方は無料ですので、ふるってご参加ください。
14:15~17:00
B2 モータ用駆動制御素子
西岡    圭
ローム(株) LSI商品開発本部 IPM車載プロジェクト プロジェクトリーダー
1 ベクトルエンジン搭載マイコンTMPM370
  • ベクトル制御のためのアクセラレータ、ベクトルエンジン
  • BLDCモータの制御に適した、モータ制御回路(PMD)とA/Dコンバータ
  • ハードウェアの連携動作によるCPU負荷の軽減
  • ベクトルエンジン搭載マイコンの今後の展開
小柴    晋
東芝マイクロエレクトロニクス(株) ミックスシグナルコントローラ応用技術 第一担当 主務
2 ルネサスモータ制御マイコンのロードマップ
  • モータ制御マイコンのロードマップ
  • 市場動向と対応
  • 製品紹介
武智 賢治
ルネサスエレクトロニクス(株) マーケティング本部
汎用システム統括部 セグメントマーケティング 第二部
3 SiCデバイスと高温モジュールの最新動向
  • 実用化の現状
  • 最新デバイス(SBD、MOS)
  • 超小型・高温動作モジュール
中村  孝
ローム(株) 研究開発本部 新材料デバイス研究開発センター センター長
 昨今の環境ならびに電力の事情によりモータを効率よく駆動させるニーズは高まるばかりである。そしてモータ用駆動制御素子にもさらなる低消費電力化・高機能化の要求に加え、より高い安全性や広い動作温度範囲が自動車から求められる。ここではこれらの要求に対応する最新技術動向を紹介する。
 まず最初に東芝マイクロエレクトロニクス小柴様にベクトルエンジン搭載マイコンのベクトルエンジン技術ならびにハードウェア連携動作によるCPU負荷低減と今後の展開を紹介して頂く。次にルネサスエレクトロニクス武智様にモータ制御用マイコンのロードマップ、最新の市場動向とその対応、代表的な機能・性能を紹介して頂く。そしてローム中村様に、最新SiCデバイスと超小型・高温動作モジュールの実用化と最新開発動向について紹介頂く。本セッションが各位のモータ用駆動制御素子を使用した商品の開発スピードアップに繋がれば幸いである。

【西岡  圭/ローム(株)】

14:15~17:00
C2 パワーエレクトロニクスの技術動向
長竹 和夫
日本精工(株) 執行役常務 技術開発本部 副本部長 メカトロ技術開発センター 所長
1 空調・給湯機器におけるパワーエレクトロニクス技術の動向
  • 空調・給湯機器の概要と動向
  • 空調・給湯機器用インバータ装置の概要
  • 空調・給湯機器用インバータ技術の特徴
遠藤 隆久
東芝キヤリア(株) コアテクノロジーセンター エネルギーソリューション開発担当 グループ長
2 産業用モータ駆動インバータにおける最新パワーエレクトロニクス技術の動向
  • 最新規格(機能安全、EMF)の動向と取り組み
  • SiCパワー半導体の特性とSiCパワー半導体搭載インバータの特徴
松本  康
富士電機(株) 技術開発本部 製品技術研究所 パワエレ技術開発センター 応用技術開発部 部長
3 鉄道車両駆動におけるパワーエレクトロニクスとモータ制御技術
  • 鉄道車両駆動におけるパワーエレクトロニクスの動向、特徴
  • 鉄道車両駆動モータ制御技術の動向、特徴
近藤 圭一郎
千葉大学 大学院 工学研究科 人工システム科学専攻 電気電子系コース 准教授
 家電、産業機器、輸送機器を中心に幅広い分野でパワーエレクトロニクスは省エネルギー・環境性能等について大きな成果をあげており、それを支える要素技術としてモータ・インバータは小型化、高効率化、高制御性等の技術進歩が著しい。
 本セッションではパワーエレクトロニクスに関する各分野のモータ・インバータの技術動向を事例を通して取り上げる。
 まず、ヒートポンプ技術を用いた空調・給湯機におけるインバータ技術の動向を紹介し、続いて産業用インバータの小型化、省エネを可能とするSiC搭載モデル、最新の規格動向について紹介する。さらに鉄道車両駆動モータ制御技術の動向を紹介する。
 本セッションにおいてパワーエレクトロニクスの新たな進化の実態が理解されると信じる。

【長竹 和夫/日本精工(株)】

7月12日(木)
10:00~12:45
B3 脱レアアースモータ
堀    洋一
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 先端エネルギー工学専攻 教授
1 自動車用フェライト磁石アキシャルギャップモータの開発
  • これまでの開発状況
  • 新たに提案するコアレス回転子形状を持つフェライト磁石アキシャルギャップモータ
  • 上記構造を用いたEVシティコミューターのためのインホイールモータの開発
竹本 真紹
北海道大学 大学院 情報科学研究科 准教授
2 自動車用SRモータ(50KW、60KW)の研究開発
  • SRモータ開発のポイント
  • SRモータのデザイン
  • SRモータの実験とIPMSMとの比較
千葉    明
東京工業大学 大学院理工学研究科 電気電子工学専攻 教授
3 日本電産のEV/HEV用駆動用モータの開発
  • 日本電産の車載モータ事業
  • レアアースの現況
  • トラクションモータ開発(SRモータ)
山田 陽介
日本電産(株) 車載事業本部 開発第2部 次長
 脱レアアースモータで覇権をとらないと日本はつぶれるだろう。電気自動車の高性能化にレアアース永久磁石が果たした役割は少なくないが、将来とも使い続けてよいという保証はまったくない。NEDOの5年プロジェクトは成功裡に終了したが、脱あるいは省レアアースモータは、とくに、使用量が桁違いに大きいHEV/EV用高トルク&高出力モータで重要性は増すばかりである。
 本セッションでは、斬新な構造で実用化をめざす北大のフェライト磁石アキシャルギャップモータ、IPMSMと同等性能にまで達した東工大千葉研のSRモータ、そして日本電産の話題のSRトラクションモータ開発について、まさに第一線でご活躍の方々を迎え、最新の開発動向と将来の可能性について講演していただく。

【堀  洋一/東京大学】

※カーエレクトロニクス技術シンポジウムB3セッションと同じものです。
10:00~12:45
C3 モータ特性を考慮したドライブ技術
米田    真
オリエンタルモーター(株) 技術本部 技術統括部 主席研究員
1 突極性に基づく位置センサレス制御に適した集中巻IPMモータの設計
  • 永久磁石同期モータの位置センサレスドライブ技術
  • 位置センサレス指向設計の基本
  • 位置センサレス指向設計の応用
加納 善明
豊田工業高等専門学校 助教
2 エンコーダレスサーボドライブ技術
  • 高応答位置センサレス制御
  • センサレス制御に適したモータ設計
  • システム構成と実機評価
井手 耕三
(株)安川電機 技術開発本部  開発研究所
エネルギー変換技術開発グループ パワーエレクトロニクスチームリーダ
3 モータの磁気回路非線形特性を利用したドライブ技術
  • 永久磁石モータの非線形モデル
  • 非線形性を考慮したドライブ技術
  • 非線形性を利用したセンサレス技術
岩路 善尚
(株)日立製作所 日立研究所 モータシステム研究部 主管研究員
 磁界解析は、コンピュータの飛躍的性能向上と数値解析技術の進歩によって、高度で複雑な磁界解析が比較的容易に行えるようになってきた。また、半導体技術の向上により、複雑な制御演算がドライバの中で実現可能となってきている。近年では、モータ設計に関する技術とドライブ技術を融合した、より高度なドライブシステムに注目が集まっている。
 そこで、豊田高専の加納善明先生から位置センサレス制御に適したモータ設計技術、安川電機の井手耕三先生より高応答を実現可能なモータ設計とセンサレス制御技術、日立製作所の岩路善尚先生より磁気飽和等によるモータ定数変動を考慮したセンサレス制御技術ついて、ご講演をいただく予定である。
 以上、本セッションが今後のモータドライブ技術発展の一助となれば幸いである。

【米田  真/オリエンタルモーター(株)】

13:05~13:50
L2 ランチセッション
スポンサー:  ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社  ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社別ウィンドウ
「タイムドメインによるCISPR16に対応したEMIコンプライアンス試験手法」
Christian Reimer
ROHDE & SCHWARZ International Operations GmbH
Director Solutions for Test Labs, Systems
吉本 修
ローデ・シュワルツ・ジャパン 技術部 テクニカルセンター 1課課長
「最新の計測ソリューション」
吉本 修
ローデ・シュワルツ・ジャパン 技術部 テクニカルセンター 1課課長
EMI評価における標準規格であるCISPR16の構成と最新の測定手法であるタイムドメイン・スキャンを使用した高速FFTによるEMI評価手法についてご説明します。また、世界最先端のテクノロジーで、計測業界をリードするローデ・シュワルツが提供する最新の計測ソリューションについてもご紹介いたします。他のセッションにご登録いただいている方は無料ですので、ふるってご参加ください。
14:15~17:00
B4 省レアアースモータ
百目鬼 英雄
東京都市大学 工学部 電気電子工学科 教授
1 省レアアース高出力密度ハイブリッド界磁モータの研究開発成果
  • 12S-10P実スケールハイブリッド界磁モータのCAE性能予測
  • 12S-10Pダウンスケール試作機試験性能評価結果
  • 24S-20Pフルスケール試作機試験性能評価結果
小坂    卓
名古屋工業大学 大学院 工学研究科 おもひ領域 准教授
2 ハイブリッド自動車用クローポールモータの開発
  • 開発の背景と基本構造
  • 試作機の設計と解析結果
  • 試作機の特性評価
大穀 晃裕
三菱電機(株) 先端技術総合研究所 モータ駆動システム技術部
モータグループ マネージャー
3 自動車用フェライト磁石補助形同期リラクタンスモータの開発
  • 基本構造と開発経緯
  • 自動車用PMASynRMの設計と解析結果
  • 試作機の特性評価
森本 茂雄
大阪府立大学 大学院 工学研究科 電気・情報系専攻 電気情報システム工学分野 教授
 レアアースの価格高騰を契機として、脱・省レアアースを目的としたモータ開発が推進され、NEDO公募事業の支援もあって大きな成果が得られている。本セッションでは、省レアアースを目指したモータについて解説願うこととした。レアアースのみで主磁束を構成するのではなく、補助的に磁石を使用する方法や、磁気回路を3次元的に構成するなどで従来のPMモータ同等の性能を得るための設計法が提案されている。特に今回のご講演では、実際に試作した実機の実験結果が報告されることになっており、設計と実機との問題点の対策など今後のモータ設計にとって示唆に富む内容となっている。多くのモータドライブに関連する技術者の参加を期待する。

【百目鬼 英雄/東京都市大学】

※カーエレクトロニクス技術シンポジウムB4セッションと同じものです。
14:15~17:00
C4 モータ・回転機絶縁システム~絶縁樹脂と劣化診断~
相馬 憲一
(株)日立産機システム  CTO 研究開発センタ センタ長
1 エポキシ系材料とその応用技術
  • エポキシ樹脂の特徴について
  • 絶縁材料としてのエポキシ粉体塗料
  • コイル固着、含浸用耐熱ワニス
渡邉 裕一
ソマール(株) 技術開発部 部長
2 絶縁樹脂の高熱伝導化手法と今後の展望
  • 絶縁樹脂の高熱伝導化の考え方
  • 高熱伝導を発現する高次構造と直接観察
  • コンポジット化とその応用、今後の展望
竹澤 由高
日立化成工業(株) 筑波総合研究所 基盤技術開発センタ 主管研究員
3 絶縁樹脂の先端計測技術・劣化診断
  • 広帯域分光による誘電性の診断
  • THz分光による絶縁診断
  • インピーダンス分光によるケーブル劣化位置評定
大木 義路
早稲田大学 理工学術院 教授
 モータ・回転機等の電機品の信頼性や寿命は、主に有機絶縁材料の性質に大きく支配される。樹脂材料の中でエポキシ系材料が、スロット絶縁やコイル固着、マグネット接着等に多く用いられ、実績も豊富で高い信頼性を得ている。近年ではこれらの樹脂に加え、自己配列によってナノレベルで分子高次構造を制御することで、高い絶縁信頼性と高熱伝導性を両立できる新型エポキシ系樹脂も実用レベルになってきている。これらの背景から、「エポキシ系材料・利用技術の現状と将来について展望」することとした。
 一方で、これら絶縁材料は使用期間中長期にわたって種々の劣化外因を受けるため、多方面からの診断技術が重要となってきている。ここでは「誘電性」評価、「腐食」検出、「ケーブル劣化位置」評価を可能とする新分光法を用いた先端計測・劣化診断技術を取り上げることとした。

【相馬 憲一/(株)日立産機システム】

7月13日(金)
10:00~12:45
B5 可変磁力モータ
長谷川 幸久
(株)東芝 生産技術センター 制御技術研究センター 主任研究員
1 大容量可変磁力メモリモータの開発
  • 可変磁力メモリモータの原理と構成
  • 可変磁力磁石の特性と磁化方法
  • 試作機の基礎特性検証
三須 大輔
(株)東芝 電力システム社 電力・社会システム技術開発センター
電機電池応用・パワエレシステム開発部 モータ・電池制御システム技術担当
2 高効率の可変速運転を可能にする可変機器定数永久磁石モータ
  • 電気自動車、風力発電用高効率モータ
  • 可変磁力モータ
  • 極致変換・可変機器定数永久磁石モータ
堺    和人
東洋大学 理工学部 電気電子情報工学科 教授
3 ステータとロータの可変特性モータ -MATRIXモータとCMMFモータ-
  • 可変特性モータのニーズと特徴
  • MATRIXモータの原理と特性
  • CMMFモータの原理と特性
赤津    観
芝浦工業大学 工学部 電気工学科 准教授
 モータの大トルク化には、磁力の強い磁石を使う、電流を流す、ギヤなどの変速機構を使う、などの手法がとられているが、いずれの方法もモータの高速化を妨げる方向に動き、運転範囲の広がり要求に応えていなかった。これに対して、近年、モータの運転範囲を広げうる、可変磁力モータが登場し始めている。
 今回のセッションでは、産学から3つの開発事例について紹介する。まず、磁力の可変に、機械的・電気的な付加装置を必要としない可変磁力メモリモータを紹介し、次に、広範囲で高効率の可変速運転を可能にする可変機器定数の永久磁石モータについて紹介する。最後にモータ特性を可変できる可変特性モータについて、2つのアプローチ(ステータ巻線構成の可変、ロータ起磁力の可変)を紹介する。
 本セッションが可変磁力モータの理解を頂く場となり、新たなイノベーションの発端となれば幸いである。

【長谷川 幸久/(株)東芝】

10:00~12:45
C5 風力発電用モータ
長江 紀之
(株)安川電機 モーションコントロール事業部 東京工場 モータ技術部
モータ電気設計課 担当課長
1 風力発電用ギヤレス永久磁石発電機
  • 大型風力発電システムの構成と特徴
  • 2MWギアレス永久磁石発電機
  • 大容量化への課題と今後の展望
伊東 竹虎
(株)明電舎 回転機システム工場 工場長
2 風力発電用永久磁石発電機の小型・軽量化技術
  • 風力用発電機の現状
  • 小型・軽量化を実現する回転子構造
  • 試作機概要
木村    守
(株)日立製作所 日立研究所 エネルギー・環境研究センタ 応用エネルギーシステム研究部 主任研究員
3 大型風力発電用中速PM発電機の開発
  • Drive Trainの方式と特徴
  • 中速発電システムとPM発電機
  • 小型・軽量化設計
宮本 恭祐
(株)安川電機 システムエンジニアリング事業部 風力発電システム事業統括部 開発部
風力発電開発担当
 風力発電は、導入量が世界的に増えてきているとともに、大容量化が進んでいる。その大容量発電機には、誘導発電機が主に使用されているが、永久磁石発電機も導入されてきている。
 本セッションでは、メーカ3社の講師の方より、それぞれ特徴ある考え方での仕様で作られた、大型風力発電用の永久磁石発電機について紹介いただく。皆様のご参加と活発なご質問をいただくことにより、風力発電の最新動向の理解を深めていただけるとともに、発電機の信頼性確保・高効率化などへの取り組みは、モータ設計・利用のヒントを得ることにも役立つものと信じる。

【長江 紀之/(株)安川電機】

同時開催展示会をご覧ください
14:15~17:00
B6 インホイールモータとEV応用の最新動向
梅野 孝治
(株)豊田中央研究所 パワーエレクトロニクス研究部 HV電気システム研究室 室長
1 インホイールモータ電動低床フルフラットバスの開発と評価
  • ユニバーサルデザインとエコデザインの融合
  • インホイールモータを用いた電動低床フルフラットバスの概念構築
  • 電動低床フルフラットバスの試作開発とその評価
  • 電動低床フルフラットバスの商業車分野での応用展開について
西山    敏樹
慶應義塾大学 大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 特任准教授
2 インホイールダイレクトドライブEV用アウターロータ型SRモータ
  • SRモータの原理と基礎特性
  • アウターロータ型SRモータとインホイールEVへの適用例
  • SRモータの特性改善と今後の展開
一ノ倉 理
東北大学 大学院 工学研究科 電気・通信工学専攻 教授
3 マイクロEV用小型インホィールモータの開発
  • 開発の経緯と狙いについての概説
  • マイクロEV用小型インホィールモータの構造・特性と搭載事例
  • EV用原動機としてのモータの適正に関する考察
内山 英和
(株)ミツバ SCR+プロジェクト 主任研究員
 HV、PHV、EVといった電気駆動車両が多くの自動車メーカやベンチャー企業から製品化され、普及の加速度が増している。電気駆動車両が他の従来車両と大きく異なる点はモータによる駆動であるが、とりわけトランスミッションが不要なEVにおいては、インホイールモータを適用することにより、室内空間の確保が容易となると共に、高度な車両運動制御が可能になるというメリットがある。しかしながら、インホイールモータは単にモータを車輪に内蔵すればよいというものではなく、解決すべき固有の技術課題やEVへの適正を考慮した設計法が存在する。
 本セッションでは、こうしたインホイールモータの最新技術動向とインホイールモータの特長をフルに生かした車両システムの事例について解説していただく。本セッションがEV駆動技術のさらなる発展の一助となれば幸いである。

【梅野 孝治/(株)豊田中央研究所】

※カーエレクトロニクス技術シンポジウムB6セッションと同じものです。
14:15~17:00
C6 リニアモータの性能向上と利用の最新動向
渡邊 利彦
電気学会 IEEJプロフェッショナル
1 産業用リニアモータの性能向上への取組み
  • 推力リプル、コギング推力の低減
  • 外部冷却による温度上昇の低減
  • 推力密度の向上
星    俊行
(株)安川電機 モーションコントロール事業部 モータ技術部 モータ電気設計課 主任
2 半導体・液晶製造装置分野でのリニアモータ利用の最新動向
  • リニアモータ駆動とその制御
  • 半導体製造装置分野でのリニアモータ利用実例
  • 液晶製造装置分野でのリニアモータ利用実例
冨田 良幸
住友重機械工業(株) 執行役員 技術本部 技術研究所 所長
3 韓国リニアモータ市場の現状と未来を開く新リニアモータの提案
  • 韓国装置産業の成長とリニアモータの適用分野
  • 日本と韓国のリニアモータ技術環境の比較
  • 将来の市場を開く新しいリニアモータの提案
金    弘中
KOVERY CO.,Ltd. 代表理事
 半導体・液晶製造装置や精密加工装置などの高速・高精度化にはリニアモータの利用が不可欠となっている。
 このセッションでは一層の高速・高精度化の要求に応えるための取り組みをモータ性能向上の側面と制御や装置構成の側面から取り上げる。性能向上の側面では、最新の設計解析技術や材料技術を駆使して理想のモータに近づくために発生推力の向上と推力リプルやコギング推力の低減を図ったリニアモータの開発事例を紹介する。制御や装置構成の側面では、半導体や液晶製造装置での利用を中心に、適用している制御技術と装置構成技術の変遷を数多くの装置での適用事例とともに紹介する。また、日本でリニアモータを学び韓国市場に挑戦している金弘中氏による韓国でのリニアモータ利用状況の解説と新規な構成のリニアモータの提案を取り上げている。
 これらの講演と質疑への参加は、産業用リニアモータとその利用技術の現状と動向を理解する絶好の機会となる。

【渡邊 利彦/電気学会 IEEJプロフェッショナル】

『モータ技術シンポジウム』の聴きどころ

モータの電力使用量は日本の全電力消費量の約57%と推定され、モータ効率の数パーセントの効率化によって大きな発電所1基分の電力量の削減が可能ともいわれます。電力供給の安定性が懸念される昨今、モータの効率化は以前にも増して大変重要な技術となっています。
本年のモータ技術シンポジウムでは、レアアースを使わない、あるいは使ってもきわめて少ない省レアアースモータ技術、電動車両向けの技術、材料・部品・製造に関する技術、産業用・家電用・エネルギー創出などの用途別技術や、分野を横断する新技術など多面的な技術を紹介する12のセッションで構成されています。日本が世界に誇るモータ技術に関するシンポジウムへの、積極的なご参加をお待ちしております。
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