カーエレクトロニクス技術シンポジウム | テクノフロンティア2011 | 日本能率協会

機器・機械・装置・システムの先端要素技術に関する情報発信・交流の場TECHNO-FRONTIER

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開発・技術総合大会 技術シンポジウム 早期申込割引 開発・技術総合大会
2011年7月20日(水)~22日(金)
東京ビッグサイト
第9回 カーエレクトロニクス技術シンポジウム
7月20日(水)
10:00~12:45
B1 レアアースフリーモータ①
小坂  卓
名古屋工業大学 大学院 工学研究科 おもひ領域 准教授
1 自動車用スイッチドリラクタンスモータ開発について
  • 背景、目的、これまでの経緯
  • 試作機の構成、実験構成
  • 実験結果と考察
千葉      明
東京工業大学 大学院 理工学研究科 教授
2 フェライト磁石補助形同期リラクタンスモータの研究開発
  • モータ構造の検討
  • 実性能試作機の特性
  • 車載仕様機の設計と特性
森本   茂雄
大阪府立大学 大学院 工学研究科 電気・情報系専攻 電気情報システム工学分野 教授
3 省レアアース実現に向けたエレクトロニクスモータとマトリクスモータ
  • SRモータをベースとしたエレクトロニクスモータ
  • エレクトロニクスを多用するマトリクスモータの原理と構造
赤津      観
芝浦工業大学 工学部 電気工学科 准教授
   2010年9月の尖閣諸島問題を契機に、レアアース価格の高騰が進んでいる。2011年3月時点で、ネオジム、ディスプロシウムのCIF価格(日本)は、それぞれ220$/kg、670$/kgと前年同月比の5.4倍、2.7倍となっている。レアアース磁石は省エネ・ハイテク製品に必要不可欠な材料であり、特に将来的な需要成長が見込まれ、かつ1台あたりの使用量が多いHEV/EV用高トルク&高出力モータに対するレアアースフリー化技術は重要性を増している。
   本セッションでは、次世代自動車を見据えた超高効率SRモータ、高出力フェライト磁石補助形同期リラクタンスモータ、そしてSRモータの実用化阻害要因である振動・騒音をエレクトロニクスとの融合による新たな切り口で解消を目指すマトリクスモータなど、レアアースフリーモータの研究開発において世界的に第一線でご活躍の研究者の方々を迎え、最新の開発動向、その将来の可能性について概観する。

【小坂   卓/名古屋工業大学】

※モータ技術シンポジウムB1セッションと同じものです。
同時開催展示会をご覧下さい
14:15~17:00
B2 レアアースフリーモータ②
森本 茂雄
大阪府立大学 大学院 工学研究科 電気・情報系専攻 電気情報システム工学分野 教授
1 フェライト磁石を用いたアキシャルギャップモータの開発状況
  • 構造と特長
  • 第1次試作機の試験結果と考察
  • 新型試作機の設計
竹本   真紹
北海道大学 大学院 情報科学研究科 准教授
2 セグメント構造SRモータの開発状況
  • セグメント構造SRモータの構造と動作原理
  • 相数ならびに方向性電磁鋼板の設計検討
  • 試作機による基礎特性評価
阿部   貴志
長崎大学 工学部 電気電子工学科 准教授
3 ハイブリッド自動車用クロポール型モータの開発状況
  • クロ-ポールモータの高トルク密度化設計
  • クロ-ポールモータの高効率駆動制御
  • 永久磁石モータとの比較
井上   正哉
三菱電機(株) 先端技術総合研究所 専任
   電気自動車、ハイブリッド電気自動車や省エネ家電などに用いられている高効率モータには、レアアース(ネオジム、ディスプロシウムなど)を使用したレアアース永久磁石が使用されている。しかし、近年のレアアースの価格高騰や安定供給への懸念などから、レアアースの使用量を極力少なくする、または使用しない省・脱レアアースモータの開発が望まれている。
   本セッションでは、「レアアースフリーモータ1」のセッションに引き続き、レアアース磁石を使用せずにレアアース磁石使用モータと同等の性能を目指して研究開発されているレアアースフリーモータのうち、フェライト磁石を用いたアキシャルギャップモータ、磁石を使用しないセグメント構造SRモータ、磁石界磁の代わりに巻線界磁を用いるクローポールモータについて、モータ構造、設計、試作機による特性評価など、最新の研究開発内容をご説明いただく。

【森本 茂雄/大阪府立大学】

※モータ技術シンポジウムB2セッションと同じものです。
G2 カーエレクトロニクスとEMC①
塚原  仁
日産自動車(株) 電子・電動要素開発本部 電子システム開発部 電子信頼性グループ 主査
1 EV/HEV車両のEMC基準動向 ECE-R10-03から04へ
  • 2011年 5月 日本が採択したR10-03の内容と対象システム
  • EV、Plug-in HVに新たに適用される充電システムに対するEMC基準 R10-04とは
  • IEC、ISO関連規格動向 及び今後の動向
野島 昭彦
トヨタ自動車(株) 電子実験部 電子実験企画室 主幹
2 ここまでできる!EV/HEVのノイズ解析と仮想ノイズ試験
  • EV/HEVノイズ解析の要点
  • ノイズ解析シミュレータによる可視化技術と試作前ノイズ対策
  • BCI試験ノイズ解析の検討
鈴木  誠
アンシス・ジャパン(株) 技術部 第4グループ エンジニアリングマネージャー
五十嵐 淳
アンシス・ジャパン(株) 技術部 アプリケーションエンジニア
   電動車の実用化によりエネルギー利用の変革を迎えている自動車は、インバータや駆動用モータなどの高電圧部品のEMC問題と、巨大な車載バッテリの充電に伴うEMC問題に取り組んできています。高電圧部品の設計や評価、外部接続によるバッテリ充電時のEMC要件、充電時の有線通信のEMCは、他業界の参入とあいまって活性化しており、最近特に著しい技術的進展が見られます。規格や法規においても、製品開発を追うように、急速に整備されてきており、 EMC評価の具体的な要点が明確になってきています。本セッションでは、最新情報を踏まえて電動車EMCを評価技術、シミュレーション技術の観点から読み解き何がキーポイントなのか受講者の疑問に基礎から分かりやすく解説していただきます。

【塚原   仁/日産自動車(株)】

※EMC・ノイズ対策技術シンポジウムG2セッションと同じものです。
7月21日(木)
10:00~12:45
F3 EV/PHEV冷却のキーテクノロジー
篠田 卓也
(株)デンソー 電子技術2部 第1技術企画室 担当係長
1 SiCパワエレの超小型軽量化支える -高温高信頼AuGeダイボンド技術
  • 新時代の変換器の価値と進化の方向
  • 超小型化を可能性にする高Tjドライブ技術
  • 耐熱200℃超 AuGe接合とその信頼性
谷本  智
技術研究組合 次世代パワーエレクトロニクス研究開発機構第3研究センター 主幹研究員
日産自動車(株) 総合研究所 EVシステム研究所 シニアエンジニア
2 車載用パワーエレクトロニクス製品の紐解きと、両面放熱パワーモジュール
  • 車載用パワーエレクトロニクス製品と、民生機器との対比
  • 両面放熱構造のコンセプトと技術開発戦略
  • 両面放熱を支える半導体実装技術
平野 尚彦
(株)デンソー IC技術3部 技術企画室 室長
3 カーエレクトロニクスを支えるシリコーン放熱材料
  • シリコーン放熱材料の概論
  • 高耐熱性シリコーン放熱グリースの紹介と技術動向
  • 垂れ難いシリコーン放熱グリースの紹介と技術動向
松本 展明
信越化学工業(株) シリコーン電子材料技術研究所 第二部開発室 研究員
   自動車用エレクトロニクス部品は、車両の高制御化等により局所的に発熱量が増加するため、放熱対策などの課題がある。このところ、Siを凌駕するSiCパワーデバイス技術がささやかれている。広い使用温度域の冷熱衝撃に耐える公知の接合技術は無い中、開発中である耐熱300℃のSiC接合技術、特にその信頼性試験の成果にフォーカスを当てる。次に両面放熱構造部品の冷却構造を取り上げ,開発戦略,位置付けを紹介する。最後に、これらのパワーデバイスの冷 却技術に必要なTIM技術を紹介、特に自動車用は耐熱性と垂れにくい性質が必要で、その技術動向を紹介する。
   熱技術は自動車技術にとって製品の差別化できる戦術の一つであり、このセッションをヒントにしてほしい。

【篠田 卓也/(株)デンソー】

※熱設計・対策技術シンポジウムF3セッションと同じものです。
同時開催展示会をご覧下さい
14:15~17:00
B4 電動自動車の最近の話題
堀  洋一
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 先端エネルギー工学専攻 教授
1 パーソナルモビリティの開発について
  • パーソナルモビリティの位置づけ
  • パーソナルモビリティの機能
  • 構成技術
谷中   壮弘
トヨタ自動車(株) 製品企画部 主幹
2 燃料電池電気自動車開発
  • 燃料電池電気自動車開発の背景と位置づけの説明
  • 燃料電池電気自動車の開発状況と課題の説明
  • 将来に向けた動きとこれから成すべきことの概説
守谷   隆史
(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 第5技術開発室 上席研究員
3 電気自動車の衝突安全対応車体の開発
  • 電気自動車開発における電気安全の考え方
  • 衝突時の電気安全対応設計
上井   隼太
日産自動車(株) Nissan PV第一製品開発本部 Nissan PV第一製品開発部 安全性能グループ
   クルマの電気駆動への流れは明らかとなり、内外において盛んに導入が行われるようになり、将来の市場がどうなって行くか、予断は許されない状況になっている。このセッションでは、モータ、インバータなどの要素技術は重要ではあるがやや脇に置き、「電動自動車の最近の話題」と題して、まず、将来技術として注目される「パーソナルモビリティの開発」について、トヨタのコンセプトカー「i-REAL」をとりあげ、谷中壮弘氏に紹介していただく。
   次に、近未来の車両として、次の5年を見据えた次の段階に進んだ「燃料電池電気自動車」について、その価値と位置づけさらに課題を明らかにしながら、ホンダでの開発状況を守谷 隆史氏に解説していただく。
   最後に、最近販売を開始したニッサンLEAFにも用いられた電気自動車の衝突安全対応車体の開発について、上井隼太氏に紹介していただく。

【堀   洋一/東京大学】

※モータ技術シンポジウムB4セッションと同じものです。
G4 カーエレクトロニクスとEMC②
遠矢 弘和
(株)アイキャスト 代表取締役社長
1 自動車用パワーエレクトロニクスとEMC
  • パワーエレクトロニクス機器から生じる電磁ノイズの原理
  • 電磁ノイズの抑制技術
  • 最近の技術動向
清水 敏久
 首都大学東京 大学院 理工学研究科 教授
2 車載電子機器のEMC設計
  • 車載電子機器のEMC課題
  • 半導体EMC性能の機器設計への反映
  • 機器設計情報と車両実装検討
市川 浩司
(株)デンソー 研究開発3部 EMC開発室長
   車は走る情報機器とも呼ばれる。車載電子機器には、マイコンやマイクロプロセッサ等の高性能半導体が多く使用され、また電力変換・制御機器には高速・大電力スイッチングトランジスタが使用されている。これらの機器の性能を十分発揮させるとともに、車の安全かつ快適な走行を確保するためには電磁ノイズの抑圧は不可欠である。加えて、近い将来、EV/HEV車を家庭の電源コンセントに接続することが予定されているが、この場合は、家庭の電気・電子機器との電磁両立性(EMC)についても考慮することが必要になる。
   本セッションでは、このような状況を背景に、パワーエレクトロニクス機器と車載機器における電磁ノイズ抑制技術について、事例を交えて基礎から応用までについて、それぞれの分野を代表するお二人にわかりやすく解説していただきます。

【遠矢 弘和/(株)アイキャスト】

※EMC・ノイズ対策技術シンポジウムG4セッションと同じものです。
7月22日(金)
10:00~12:45
B5 電動バイク ~マイクロEVの現状
藤綱 雅己
(株)デンソー 研究開発1部 パワエレシステム開発室長
1 中国、日本における電動バイクの現状
  • 中国で急増した電動バイク
  • 日本における電動バイク市場の可能性
木野   龍逸
ジャーナリスト
2 エレクトリックコミュータEC-03の開発
  • 車両コンセプト
  • 車両性能の開発
  • パワーユニット関連技術
西山   統邦
ヤマハ発動機(株) SPV事業部 EV開発部 制御Gr. 主査
3 中国市場におけるマイクロEVの動向
  • 中国政府の政策
  • マイクロEVの現状
  • 駆動パーツの現状
  • 今後の展望
楊      仲慶
Mywayプラス(株) 代表取締役
   省エネ、環境問題から小型電動車両が拡大している。特に中国を中心に大きな市場を築いている。現在、中国では電動バイクの保有台数が1億台を超え、生産台数も年間2500万台に達している。
   本セッションは、まず中国で急増している電動バイクの最新の状況と生産されているパワーユニットを考察するとともに、日本における電動バイクの可能性を分析したい。
   次に、日本の電動バイクのパワーユニットを最先端で活躍されている技術者から直接解説して頂く。
   最後に、電動バイクの次の段階として急速に伸びることが期待されるマイクロEVについて、中国市場での動向とその駆動パーツについて探って頂く。
   以上、電動バイク~マイクロEVと拡大する今後の小型電動車両の動向と駆動ユニットを同時に知る機会として本セッションを活用して頂ければ幸いである。

【藤綱 雅己/(株)デンソー】

※モータ技術シンポジウムB5セッションと同じものです。
E5 電池に関わる標準化/共通基盤技術確立へ向けての動き
藤田  茂
ソニーエナジー・デバイス(株) 技術部門 主幹技師
1 自動車用リチウムイオン電池の国際標準化
  • 電池パック/システムの試験方法の標準化
  • 電池セルの試験方法の標準化
  • 最近の標準化動向について
広瀬 久士
(財)日本自動車研究所 FC・EV研究部 研究主幹
2 自動車用Li-ion電池試験に関する課題
  • 今後の電気駆動車の展開
  • 運輸分野への電力活用の課題
  • 自動車用Li-ion電池試験に関する考え方
河合 英直
(独)交通安全環境研究所 環境研究領域 領域長補佐 主席研究員
3 リチウムイオン電池材料評価研究センターの取り組み
  • LIBTECの事業
  • 取組み内容、標準モデル、電極構造―製法―電池特性の相関
  • 今後の展開
太田  璋
技術研究組合 リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC) 専務理事
   近年、ガソリン等石油資源の枯渇・価格上昇の問題、地球温暖化の問題、エネルギー消費量拡大など、地球規模の問題への対応として、エネルギー利用の効率化や多様化を進める動きが急速に拡がりつつある。
   そうした中、Li-ion電池等の二次電池は従来の小型用途のみならず、電気自動車や電力貯蔵用途としても、今後、市場の大幅な拡大が予想されている。
   この新市場形成を効率的に進めるためには、従来のモバイルとは異なる用途にあわせた電池/パック評価法などの標準化や各メーカごとに異なっている材料/セルの評価法などの共通基盤技術の確立も重要となってきている。
   本セッションでは、これら電池に関わる標準化や共通基盤技術確立へ向けての最新の動きとして3件のご講演を頂く。
   これらの講演が少しでも各社の今後の取り組みの参考になれば幸いである。

【藤田   茂/ソニーエナジー・デバイス(株)】

※バッテリー技術シンポジウムE5セッションと同じものです。
同時開催展示会をご覧下さい
14:15~17:00
E6 リチウムイオン電池の自動車への展開とその特許動向
奥山 良一
(株)GSユアサ 研究開発センター 第二開発部 部長
1 特許からみたリチウムイオン電池の動向について
  • リチウムイオン電池の特許動向
  • リチウムイオン電池の研究開発・政策・市場動向
  • 今後の課題・提言
渡邉 純也
特許庁 総務部 企画調査課 技術動向班 技術動向係長
2 新型シビックハイブリッドのエネルギーストレージ開発
  • シビックハイブリッドシステムの技術紹介
  • ハイブリッド用新型リチウムイオンバッテリー開発
  • リチウムイオンバッテリーの車載安全性
相高 和彦
(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 第5技術開発室 第2ブロック 主任研究員
3 次世代環境車の今後と電池に要求される特性
  • HV、PHV、EV、FCVに関する弊社の取り組みと将来計画
  • 次世代環境車の車両開発における、電池の課題と将来に向けての要求
小木曽  聡
トヨタ自動車(株) 商品開発部 トヨタ第1開発センター 常務理事 チーフエンジニア
   東日本大震災を契機として日本そして世界のエネルギー戦略の見直しが急ピッチで進められている。このような状況の中で今後、エネルギーの有効利用がこれまで以上に求められることは必至であり、自動車の電動化の必要性はますます高まってくるものと考える。
   自動車の電動化に関しては、これまで日本の自動車メーカーが電池メーカーと一体となって開発を進め、世界をリードしてきたが、昨今、韓国、中国、欧米などの技術参入により厳しい開発競争、コスト競争が展開されている。
   本セッションでは特許庁より講師をお招きし、特許の観点から見たリチウムイオン電池の技術動向と今後の課題に関してのご講演をお願いした。また、この分野で世界をリードする自動車メーカーであるトヨタ、ホンダより講師をお招きし、両社のリチウムイオン電池に対するお考えをお聞きするとともに、今後の課題と期待する将来像に関してのご講演をお願いした。

【奥山 良一/(株)GS・ユアサ】

※バッテリー技術シンポジウムE6セッションと同じものです。
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