日本と世界をつなぐ
仕事に向けて

産業振興センター
渡邉 仁美
(Hitomi Watanabe)

2019年にJMAに入職。2021年より大規模展示会である
「FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展(以下「FOODEX JAPAN」)」またマーケティング総合大会を担当。

「語学を活かして海外の方とのビジネスがしたくてJMAを志望」

JMAに興味を持ったのは、大学生の時でした。

大学では「観光学」を専攻していて、授業の中でMICE*を学ぶ機会がありました。授業で「FOODEX JAPAN」という展示会があり、海外からたくさんの人が出展・来場されていることを知り、主催者であるJMAに関心を持ったのです。それから、JMAのことを更に調べ始めたのです。

JMAでは「FOODEX JAPAN」の他にも、「国際ホテルレストランショー(HCJ)」など年間約40本の展示会を開催しています。「語学を活かして海外の方とのビジネスがしたい」「日本と世界の人をつなぐような仕事をしたい」と思っていたので、JMAに入職すれば、その夢が叶うのではないかと考えました。

私の代では入職後は研修を終えて、1年間法人会員事務局に配属されました。JMAは一般社団法人ですので、法人会員の皆様がいらっしゃいます。法人会員事務局で会員の皆様がお持ちの課題やJMAへの期待をお聞きし、情報を提供させていただきながら、会員サービスもご紹介していくという業務です。

ここでJMAの事業内容についても幅広く理解することができ、事業部門に異動になった際も大変参考になりました。

2年目は経営・人材革新センターという人材育成事業の部門に配属になりました。そこでは研修の企画・実施業務につきました。

研修の企画をし、講師の方とやりとりをして実際にセミナー実施に至るプロセスすべてに関与できることは、よかったと思っています。

現在は展示会事業のある「産業振興センター」に所属しています。

日本と世界各国の団体・企業を展示会を通じてつなぐ

現在の私の仕事は、「FOODEX JAPAN」の企画・出展誘致・来場動員・運営です。

「FOODEX JAPAN」は、アジア最大級の食品・飲料展で、次回2022年の開催で47回目を迎える歴史ある展示会です。幕張メッセで毎年開催しているのですが、毎年、非常に多くのご出展をいただいています。開催までの準備は非常に大変です。チームを組んで展示会の準備・運営をおこなっています。

世界中の企業にご出展いただき、多くの方にご来場いただくためには、出展誘致・来場動員の活動が大切です。特に大事なのが各国の大使館への働きかけです。その国が、どのような商材に力を入れているかをヒアリングして、出展誘致のために役立てています。

日本と世界各国の団体・企業を展示会を通じてつなぐ

展示会を盛り上げるための新たな企画を考えるのも重要な仕事です。食品業界のリーディングカンパニーの方々に企画委員としてご参加いただいています。

年に数回開催している企画委員会で様々なご意見をいただき、JMAとして展示ゾーンのブラッシュアップをしたり、新たな企画を立案したりしています。

職場環境、今後に向けて

展示会の準備、運営から最後のフォローまで、すべての過程に関わることができます。これは大変なところでもありますが、やりがいがあります。

先輩方からも「どんどん新しいことをやっていいよ」と応援してもらっています。チームのメンバーは、みんな、話がしやすくて、仕事がとてもしやすいです。

みなさん、明るくてなんでも丁寧に教えてくれます。入職してわかったのですが、JMAは女性の比率が高い職場ですね。

私より1年前に展示会部門に配属になった同期のメンバーが同じチームにいるのですが、昨年、「FOODEX JAPAN」で新たな出展ゾーンを企画し、たくさんの出展者を誘致して、成功を収めました。一人一人が誘致活動や企画をする。お互いに業務を分担しながらも、協力しながら仕事を進めています。

今後の目標は、まずは「FOODEX JAPAN」の成功です。FOODEX JAPANを無事に成功させて、自分が関わってきた成果を見届けたいですね。

職場環境、今後に向けて

※MICE:MICEとは、Meeting(会議), Incentive Travel(報奨・研修旅行), Convention or Conference(国際会議), Exhibition/Event(展示会・見本市・イベント)の頭文字をとった造語で、ビジネスイベントの総称。

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