出展者インタビュー:ゴールドデザイン 様

ゴールドデザイン

ゴールドデザイン合同会社 代表 杉山彰啓 様

パッケージデザインを始め、ロゴマーク、パネル、タペストリーなどのデザインを手掛ける。デザインだけでなく、ブランディングやセールスプロモーションなどのトータルプロデュースを得意とし、中でも注力しているのが県産品商品のプロデュース。杉山代表は道の駅のプロデュースや、六次産業化に関する講演も行なっている。

Q.この展示会に出展することを決める前に、業務上でどんな課題を感じていましたか?

当社は4年前に創業したのですが、それ以前に私は、東京の銀座にある茨城県のアンテナショップで店長を務めるなど、販売の仕事に20年間、携わってきました。そこで、実感したのがデザインの重要性です。煎餅でも饅頭でも何でもそうなのですが、中身は良くても、外側のパッケージが旧態依然としているために、東京のお客様にはなかなか手に取ってもらえないということがありました。
同時に、デザインは単にお洒落にすれば良いというものではありません。その商品のブランディングやターゲットをしっかり考えないと、売れるデザインにはならないことも販売の現場で身を持って学びました。これらの経験を生かし、デザインするだけでなく、最終的に消費者に届くまでをきちんと提案できるデザイン会社として創業したのが当社です。 創業後は、茨城県産品のトータルプロデュースで実績を上げることができ、口コミで受注も増えています。
そうした中で、当社の業務上の課題としてあったのは、県産品商品のトータルプロデュースなどの事業をさらに広げていくこと。茨城県産品での実績はある。では、全国にはどれだけ需要があるのか。その力試しの場として、今回出展しました。出展して様々な人の声を直接聞くことで、デザイナーの成長にもつながると考えました。

Q.この展示会を知ったきっかけはなんですか?

メールでの案内だったと思います。当社は「デザイン部門」、「小売部門」、「アドバイザリー部門」があり、「デザイン部門」での展示会出展を考えていた時に、「第1回パッケージ×デザイン展」があるのを知りました。

Q.申込を決定する際の最後の決め手はなにでしたか?

比較的、出展費用が手頃なミニブースでの出展が可能だったことです。この出展費用なら、採算が取れると判断しました。

ゴールドデザイン

Q.実際に出展してみてどうでしたか?

県産品商品に限らず、デザインなどの受注で“脈あり”と感じたのが1日20~25件。4日間で100社くらいになりそうで、そのうちの10%近くは成約につながるのではないかと思います。少なくとも、想定していた最低ライン以上は、十分にクリアすることができるという手応えを感じています。

Q.他にもなにかメリットがありましたか?

「パッケージ×デザイン展」と「地域産品展」が同じ会場で、地域産品の出展者の方々とのつながりができました。「パッケージ×デザイン展」と「地域産品展」の出展者が混在しているのは、ちょっとややこしい感じなので来場者にとって良かったのかどうかは少し疑問に思うところですが、地域産品の出展者とのつながりができたのは、当社にとっては大きなメリットです。出展されていた地域産品のいくつかは、当社の地域産品のトータルプロデュースがお役に立つことができると思いました。

Q.パッケージデザインを取り巻く環境についても教えてください。

5~6年前から、デザインの重要性はどんどん高まっているように感じています。ただ、発注する側としては、何を基準にデザイン会社を選べば良いのかが分かりづらい状況にあるのではないでしょうか。
デザインを発注すれば、それなりのコストがかかります。では、それに見合うデザインを、どこに発注すればよいのか。その基準となるようなものが抜け落ちてしまっている感じで、だからこそ当社としては、その着地点になれればと思っています。やはりデザインの発注や受注は、本展示会のような展示会で実際に話をしてみることがとても大切だと思います。

Q.今後、この展示会に出展しようと考えている方へのメッセージをお聞かせください。

今回、出展してみて感じたのは、デザインに特化している会社の出展が意外に少ないことです。資材とともにデザインも手掛ける会社はありますが、当社のようにデザイン専門の会社は多くなかったように思います。言ってみれば、うちの競合が少なかった(笑)。会社が小さくても、デザイン専門で出展すれば十分に勝負できると思いますし、展示会もより盛り上がるのではないでしょうか。出展にチャレンジすることで、きっと新しい出会いがあると思います。