インフォメーション & トピックス

謹んで新年のお慶びを申しあげます。

 経済優先の政策が進められる中、昨年はTPP協定交渉の大筋合意により、わが国は新たな国際競争の段階へと一歩踏み出しました。本年は成長をより確実なものとできるか、国民すべてが活躍できる社会を作り出せるかなど、わが国の将来にかかわる重要な政策課題の解決が求められています。
 日本能率協会では、1942年の創立以来70年余にわたり、マネジメント革新や人材育成、また産業別専門展示会を通じて日本企業の経営革新を支援してまいりました。
 小会の昨年の主な活動として、AEC発足で一層関心が高まるASEAN地域でのビジネスニーズや課題について検討する「“アジア共・進化”リーダーズフォーラム」「バンコク評議員会」を初開催するなど、ASEAN地域の日系企業の経営課題解決に取り組みました。また、世界最大の産業技術展「ハノーバーメッセ」の主催企業であるドイツメッセ社の日本における代表パートナーとなり、日本企業の世界市場への挑戦を後押しし、アジア地域のみならず世界市場を視野に入れたビジネス展開の支援を行ってまいりました。
 本年は新たにタイ・バンコクで、現地製造現場における優れた改善活動やマネジメント改革の好事例を紹介する事例発表会を開催します。

  人が大きくかかわる分野へもデジタル化や自動化の波が押し寄せています。産業構造は勿論、働き方そのものも大きく変化すると思われます。しかし、こうした技術が進んでも「人」が経営やマネジメントの根幹を支えることに変わりはありません。イノベーションや優れた技術開発は、一人ひとりの知恵や技、そして人と人とがつながることによって生み出されているからです。
 小会では2012年より、社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりを進める活動を「KAIKA」と定義し、その取組みを支援する活動を行っています。本年も引き続き、「KAIKA」を通じ、人が成長することで組織も成長し、かつ社会に対しても貢献することが同時に実現してゆくという新しい経営のあり方を普及してまいる所存です。
 本年も引き続き、産業界の皆様の御支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

                           一般社団法人日本能率協会 理事長 中村 正己

http://www.jma.or.jp