ニュースリリース

震災後、物流サービス・製品の選定基準は「コスト優先」から「リスク分散」へ

資料配布先:東商記者クラブ、国土交通記者会、国土交通省運輸記者会
2011年11月01日

報道関係各位

社団法人日本能率協会

震災後、物流サービス・製品の選定基準は「コスト優先」から「リスク分散」へ

来秋開催「国際物流総合展2012」に向けた、全国1,200名の物流関連担当者へのアンケート調査

 社団法人日本能率協会と公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(国際物流総合展事務局)は、2012年9月に開催する「国際物流総合展2012」に向け、全国の物流関連企業の担当者を対象にアンケート調査を行いました(2011年7月実施、1,246人回答)。
 結果から、東日本大震災の前後で、物流サービス・製品を選ぶ際に「省エネルギー」「企業の事業継続性」を重視する人が増えたことや、4割が「拠点の見直しを検討」し、そのなかでも国内拠点の二極化、チャイナ・プラス1の海外戦略など、業界動向が読み取れました。
 事務局では、この調査結果に基づき展示企画を決定し、出展企業の募集を開始します。今回は、災害時にも物流を途切れさせないための「リスクマネジメント」を新たな出展分野として新設し、生産・物流拠点の移転、増設を検討している企業に向け「工業団地」「流通団地」や「税制優遇制度」などを提案する特別企画「拠点進出ソリューション」を設けます。

<調査概要>
調査主体:社団法人日本能率協会、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 (国際物流総合展事務局)
調査時期:2011年7月14日〜7月29日
調査対象:「国際物流総合展2010(2010年9月開催)」来場登録者のうち、全国の物流業・倉庫業・製造業などの担当者58,477人
調査方法:インターネット調査(web回答)
有効回答:1,246人

<結果ポイント>詳細は、下記全文PDFをご参照ください。

1.震災後、物流サービス・製品の選定基準が「価格」「性能」から「省エネ」「継続性」に変化

物流サービス・製品を選ぶ際の震災前後の意識変化を聞いた設問では、震災「前」に意識していたことは、1位「価格」(75.8%)、2位「品質・納期」(67.3%)、3位「性能」(60.7%)であったのに対し、震災「後」に意識していることは、1位「品質・納期」(60.8%)、2位「安心・安全」(50.9%)、3位「価格」(47.4%)であった。
震災「前」「後」の変化を比較すると、「価格」「性能」が大きくポイントを下げた。一方、「省エネルギー」「企業の事業継続性」が大きくポイントを上げており、従来のコストやパフォーマンス重視の選定に変わり、リスクマネジメントやエネルギー効率が新たな基準として注目されていることが伺える。

2.震災発生を機に、4割が生産・物流拠点の見直しを検討

震災発生を機に生産・物流拠点の見直しについて聞いた設問では、「見直しをする」との回答が39.9%、「見直しをしない」との回答が60.1%となった。 効率化の追求による拠点集約化から、リスク回避を考えた拠点分散化にシフトする傾向が現れている。背景には、東日本大震災発生時に流通経路が分断されたことがあり、有事の際も輸送ルートを確保するために、コスト削減だけではなく事業継続を考慮し、バックアップ機能として拠点分散を検討している企業が出てきたと考えられる。

3.拠点として関心があるのは、国内「近畿」、海外「チャイナ・プラス1」

生産・物流拠点の見直し先として関心のある国・地域を聞いた設問では、「国内」77.3%、「海外」22.7%となった。「国内」と回答した方の中では「近畿地方」(21.8%)が最も多く、多くの拠点が集まっている「東京」に加え、東西での拠点の二極化傾向が見られた。また、「海外」と回答した人の内訳は、アジアが8割以上を占めた。そのうち「中国」(41.5%)が最多だが、「ベトナム」「タイ」(17.8%)、「インド」(11.9%)と「ネクスト・チャイナ」と呼ばれる国が約5割を占め、企業のリスク分散動向が伺える結果となった。

<国際物流総合展2012概要 (隔年開催)>
会 期 :2012年9月11日(火)〜 9月14日(金) 10:00〜17:00
会 場 :東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場) 東ホール
主 催 :社団法人日本産業機械工業会 社団法人日本産業車両協会 社団法人日本パレット協会  一般社団法人日本運搬車両機器協会 一般社団法人日本物流システム機器協会 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 社団法人日本能率協会
出展料金:主催7団体の会員¥367,500、会員外¥420,000  (※税込、1小間2.97m×2.97mの料金)
出展製品:保管機器/仕分け/ピッキングシステム、産業車両、運搬車両、パレット・コンテナ、情報機器、保管・輸送サービス、トラック輸送、包装資材、用地・施設、リスクマネジメント関連 など
申込方法: ホームページ(http://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/jp)または電話(TEL.03-3434-0587)で問合せ
申込締切: 2012年4月27日(金)

以上

<報道各位へお願い>
貴紙誌を通じて本催しを広く関係各方面にお知らせいただきたく、ご協力のほどお願い申しあげます。
また、記事掲載の折には、掲載紙(誌)1部を下記事務局宛にご郵送いただければ幸いです。
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【本件に関するお問合せ先】
社団法人日本能率協会 ものづくり支援事業ユニット(共田、草柳)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL.03-3434-0587/ FAX.03-3434-3593
E-mail:logis-tech2012@convention.jma.or.jp

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 普及開発部(松井、星野)
〒105-0014 東京都港区芝2-28-8芝2丁目ビル
TEL:03-5484-4021/FAX:03-5484-4031
E-mail:logis-tech@logistics.or.jp

※ 取材のお問い合せは、広報グループ(TEL:03-3434-8620)へお願いいたします。

 

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