学生プロジェクト
デザイン
コンペティション

開催にあたってABOUT
審査員からのメッセージ
- 大島 芳彦氏
- 冨永 美保氏
- 山本 想太郎氏
プロジェクトデザイン
とは
プロジェクトデザインは社会問題に対して、前提条件からデザインを行い問題解決を行うことです。どの地域でどのような人を巻き込んだら何が出来るようになるのかなど、問題提起から敷地、用途、運営主体まで自ら設定し、それらの条件をデザインで解決します。
趣旨
『地域を想う、私の思い』
本コンペは建築業界の専門家が集まる舞台で、学生によるプロジェクトのアイデアを一堂に集め、作品の展示と公開プレゼンテーションを行い競い合います。
そこで、企業と学生との新たな繋がりをつくり、企業と学生でプロジェクトを協働して進められることまでも視野に入れたものです。
そのための縁を創る「創縁の場」になることを期待します。
概要
一般社団法人日本能率協会、一般社団法人HEAD研究会学生事務局が「Japan Home & Building Show(ジャパンホーム&ビルディングショー)」の公式アワードとして2022年より開催し、本年は第2回となります。実績豊富な審査員を迎え、募集製品の中からテーマに基づき、1次審査を通過された24作品中の6作品から最優秀作品を選定、表彰するものです。
「Japan Home &
Building Show
(ジャパンホーム & ビルディングショー)」について
工務店、ハウスメーカーおよび設計・デザイン事務所のほか、建設会社、ディベロッパー、リフォーム会社など建築に関わるプロが来場する日本最大級の建築に関する専門展示会です。
開催概要OUTLINE
募集期間・データ提出期限 | 2023年6月1日(木)から2023年9月21日(木)23:59まで |
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最終審査会・授賞式 | 2023年11月17日(金)午後(時間は9月に決定を予定) |
会 場 | 東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)東展示棟 |
主 催 | 一般社団法人日本能率協会/一般社団法人HEAD研究会 |
テーマ | 『地域を想う、私の思い』 |
募集内容 | プロジェクトがどう社会や地域と繋がるのかを明確に示してください。テーマに沿ったプロジェクトであれば応募可能です。 (※実施を前提としていないアイデアでも結構です。対象とする地域の規模や場所、応募者との関係性など問いません。また、特定の地域を前提としていなくても結構です。) 参考として下記のようなキーワードが考えられます。 「リノベーション、コンバージョン」「モノづくり」「コミュニティづくり」「空き家再生」「社会実験」「インスタレーション」「スマートモビリティ」「サスティナビリティー」など |
応募資格 |
建築学系の学生、研究室及び建築系サークルや学生団体の方々。 一次審査に通過した場合、11月17日(金)に東京ビックサイトで行われる公開審査に参加可能な方。 |
応募方法 |
応募フォーム にご登録の上、下記を期限内に提出すること。
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2次審査用パネル提出 |
1次審査通過作品24点については、当日会場で展示いたしますので、選定された応募者には、応募者ご自身で展示用パネルを作成・提出していただきます。 提出物:A1片面縦使い1枚 プレゼンシートを、スチレンボード等を使用しパネル化したもの(5mm厚) 郵 送:2023年11月13日(月)午前中(必着) 持 込:2023年11月13日(月)11:00〜16:00
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パネル展示 |
Japan Home & Building Showの開催期間である2023年11月15日(水)から17日(金)の3日間、会場内の企画エリアにて上位入賞24作品を展示します。 A1プレゼンテーションボード、プレゼンテーション動画の掲示をおこないます。また会期中展示会場にて、会場投票賞の一般投票をおこないます。
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審査方法 |
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各賞について |
※副賞 協賛企業様から副賞を予定しております。(現在調整中) |
留意事項 |
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質疑について | 本要項内容についての質疑がある場合は、下記メールアドレスにて8月31日までにご連絡ください。一般的な質疑に対する回答は、コンペHPに随時掲載します。 |
スケジュールSCHEDULE
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6月1日(木)〜9月21日(木)
1st STEP(エントリー作品データ) エントリー登録/データ提出(詳細はこちら) ※エントリー登録とデータ提出はご一緒の提出となります。
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9月下旬
一次審査(提出データを元に審査員により審査)※審査員より上位6名をこちらから連絡致します。
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11月13日(月)
2nd STEP(パネル)パネル提出締切日(詳細はこちら) ※エントリーした方は全員当日展示いたしますのでご提出お願いします。 パネルフォーマットはこちら
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11月15日(水)〜17日(金)
パネル展示
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11月17日(金)
最終審査会・授賞式で公開プレゼン※一次審査通過した上位6名による公開プレゼンになります。
- 募集期間・データ提出期限
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2023年6月1日(木)から2023年9月21日(木)23:59まで
エントリーフォームよりお申し込みください。
- パネル提出期限
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郵送:2023年11月13日(月)午前中(必着)
持込:2023年11月13日(月)11:00〜16:00 パネルフォーマットはこちら【宛先】〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1東京ビックサイト東展示場
Japan Home & Building Show主催者事務局宛て
ゲスト審査員JUDGE
(予定)
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- 秋吉 浩気
- VUILD
代表取締役
2017年に建築テック系スタートアップVUILDを創業し、「建築の民主化」を目指す。デジタルファブリケーションやソーシャルデザインなど、モノからコトまで幅広いデザイン領域をカバーする。
主な受賞歴にUnder 35 Architects exhibition Gold Medal賞(2019)、グッドデザイン金賞(2020)、Archi-Neering Design AWARD 最優秀賞(2021)。
主な著書に、『メタアーキテクトー次世代のための建築』 -
- 大島 芳彦
- ブルースタジオ
専務取締役・
クリエイティブディレクター
建築企画・設計を中心にランドスケープデザイン、ブランディング、不動産事業企画など横断的な手法を用いて不動産再生、都市再生に取り組む。全国各地では自治体とともに地域再生ワークショップ「リノベーションスクール」の開催や都市再生構想の立案を手がける。武蔵野美術大学造形学部建築学科 客員教授、大阪工業大学工学部建築学科 客員教授。一社)リノベーション協議会 理事副会長。
2016年「ホシノタニ団地」でグッドデザイン賞 ファイナリスト金賞(経済産業大臣賞)。2022年「北条まちづくりプロジェクト-morineki-」で都市景観大賞(国土交通大臣賞)。2022年 なりわい居住型賃貸住宅「hocco」がグッドデザイン賞 BEST100 グッドフォーカス賞[地域社会デザイン]。2017年にはNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演。 -
- 田島 則行
- 千葉工業大学/テレデザイン
准教授/代表
1964年東京都生まれ。工学院大学建築学科卒業、AAスクール(イギリス)大学院修了。東京大学大学院にて博士後期課程を修了。1993年に独立。96年には東京の三田にオープンスタジオNOPE設立。シェアオフィスの先駆けとして様々な活動を行う。99年よりテレデザインを設立。工学院大学および関東学院大学にて非常勤講師をつとめる。2013年4月より千葉工業大学に着任し田島研究室が発足。設計デザイン活動の一方で、東京キャナルプロジェクトや日本橋・神田エリアにおけるセントラル・イースト・東京(CET)、袖ケ浦団地の活性化プロジェクト、銚子市における小学校再生プロジェクト、長野県飯綱町における古民家再生など、数多くのリノベーション、まちづくり、地域再生プロジェクトを手掛けている。JCDデザイン優秀賞受賞、INAXデザインコンペ入選。グッドデザイン賞受賞、建築家協会優秀作品選、都市住宅学会・学会賞著作賞など受賞多数。
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- 冨永 美保
- トミトアーキテクチャ
代表
1988年東京都生まれ。横浜国立大学大学院Y-GSA修了。東京藝術大学美術学科建築科教育研究助手を経て、2014年にトミトアーキテクチャを設立。
大切にしているのは、日常を観察して、さまざまな関係性の編み目のなかで建築を考えること。
小さな住宅から公共建築、パブリックスペースまで、土地の物語に編みこまれるような、多様な居場所づくりを行っています。
第1回JIA神奈川デザインアワード優秀賞受賞、SDレビュー2017入選、第2回Local Republic Award最優秀賞受賞、2018年ヴェネチアビエンナーレ出展。 -
- 山本 想太郎
- 山本想太郎設計アトリエ 代表
HEAD研究会 副理事長
1966年東京生まれ。1991年早稲田大学大学院修了。1991~2003年坂倉建築研究所勤務。2004年山本想太郎設計アトリエ設立。現在、東洋大学·工学院大学·芝浦工業大学 非常勤講師。日本建築家協会デザイン部会長。HEAD研究会副理事長。主な建築作品として、南洋堂ルーフラウンジ、日本橋大伝馬町プラザビル、来迎寺本堂·庫裏、妻有田中文男文庫、越後妻有清津倉庫美術館など。主な著書·訳書として、『現代住居コンセプション』(共著、INAX出版)、『建築家を知る/建築家になる』(王国社)、『イラスト解剖図鑑 世界の遺跡と名建築』(監修·訳)など。主な受賞歴として、オーストラリア建築家協会賞、AACA賞、東京建築賞など。
(敬称略)
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前回受賞プロジェクトCEREMONY
最優秀賞/ゲスト審査員賞
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最優秀賞
むすびステーション
-「停留所」でむすぶ、人とひと、人とまち代表者名古屋工業大学 伊藤研究室
濱田 紗希さん自動運転の実用化により車内の使い方が豊かになるだけではなく、自動運転とまちをつなぐ停留所に対してもより豊かな空間のあり方が必要とされています。自動運転が走行する「名駅南」エリアの歩道空間を活用し、「待つ」だけではない「人とひと・人とまち」をつなぐ未来のステーションを提案します。 -
神田 主税 賞
ベーハ小屋再生プロジェクト
代表者芝浦工業大学
佐藤 衆和さんかつて益子の日常に溶け込んでいた煙草乾燥小屋であるベーハ小屋を再生させ活用につなげることを目的とする。益子町に図書館がないことに着目し、図書機能を付加させ建築的再生を試みる。益子の風景に点在しているベーハ小屋を各家々から徒歩圏内に配置した「ベーハ小屋・図書館」として提案する。 -
田島 則行 賞
種を蒔く 都市の耕作放棄地・生産緑地へ 居場所を作り出すビジョン
代表者工学院大学·樫原研究室
北村 さくらさん私達は耕作放棄などによって宅地化していく生産緑地に対して農業の簡易的ディテールや知恵を引用し、種を蒔きみんなで育てるような場づくりのビジョンを考えた。第一段階として私達は、貸し農園カフェに農業資材の再解釈をした日除けを計画している。点在する生産緑地にフィットする建築を目指す。 -
西田 司 賞
つくばお風呂プロジェクト
代表者法政大学大学院赤松佳珠子研究室
木嶋 真子さん10年間つくばで活動を続けていくことで徐々に地域に根付いたものになった。今年のお風呂プロジェクトでは、ものづくりのプロセスに多くの地域の方々と関わっていくことで、コミュニティデザインの可能性を感じた。建築学生が日本の地方都市にできるデザインとは何かを未来へさらに模索していきたい。 -
馬場 正尊 賞
あさかやま屋台プロジェクト
代表者関西大学大学院
河合 美楓さん単身高齢者や、ひとり親世帯、精神障がい者など孤立しやすい人が多く住む浅香山地区において新たな地域コミュニティのプラットフォームとしてエディブルスクールヤードでの活動を、地域住民と関西大学がともに堺エディブルシティヤードとして展開する。その第一歩として活動を支える屋台を制作する。 -
山本 想太郎 賞
瀬戸内クリエイターズHUB「島会議」
代表者学生団体 島会議
矢吹 はるひさん瀬戸内に浮かぶ島「久比」で購入した古民家を再生するという目的だけ決めて、設計、施工、運営、組織づくりまでもをみんなで考えながら実験的に行う創作活動。広島県内のものづくりに熱意のある学生、大学院生、OBやOG、教員と島の住民までもを巻き込んで、時間やお金に囚われず「とことんデザイン」することで「暮らしを取り戻す」ことを試みる。
奨励賞
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図書館建設に向けた学生と市民の協働スモールプロジェクト
代表者新潟工科大学
勝海 凱斗さん旧小千谷総合病院は、中心市街地における賑わいや交流の創出にも寄与してきた経緯があり、その移転は、中心市街地の活力が低下する要因の一つとなりました。本事業においては、その跡地を図書館等複合施設として活用することにより、新たな賑わいと活力を生み出すことが期待されています。
また図書館等複合施設には、「新たな活用を行い、新たな魅力を生み出すことで、中心市街地における活力の再創出を図り、市民の暮らしをより良くする」という意味を持つ暮らしのリ・デザインを大切にすることが決められています。 -
建築学生によるコミュニティづくりと再生 イドバタプロジェクト
代表者空き家改修プロジェクト稲取設計室
和田 卓巳さん静岡県賀茂郡東伊豆町稲取にあるベンチを改修し、住民の方々の井戸端会議の場所を守るプロジェクト。
稲取のまちでは住民同士が道端でおしゃべりしている様子をよく見かける。また、街の至る所にベンチが設置されており、そこに座ってお話していることもある。
しかし、中には腐朽や破損しているものもあり、それが理由で住民同士が集まらなくなってしまったベンチもある。
そこで、新しくベンチを新設、既存のベンチの修繕を行うことによって住民の方が再び集まり、おしゃべりできるような場所を再生し、守っていく。 -
チャリんこテラス
代表者芝浦工業大学プロジェクトデザイン研究室
渡辺 佳英さん自転車を収容するための箱だと捉えることのできる従来の駐車場の形態を変化させるべく、自転車利用が促進される社会での駐輪場の在り方として人々がアクティビティを起こせるような機能を加えて行くことにした。駐輪場が公園利用者同士のコミュニティのハブの役割を担い、かつ公園をもっと気軽に有意義に楽しめるような場所になるよう再設計した。 -
学生が提案する街中の私設広場の空間提案 新潟県燕市まちづくりプロジェクト
代表者新潟工科大学大学院
鈴木 里佳さん変わりつつある新潟県燕市宮町という街を舞台に、”まちのファン”を増やすため、学生がその地域の住民・店舗オーナーなど様々な人たちと関わり合いながら、何が必要か、何が求められているのかを考え、実際に使われる広場の空間づくりをするプロジェクト。 -
竹を用いた舞台ステージの建設と野外劇の上演
演劇空間ロッカクナットいっかいめ。「そこここに、戯れ」代表者九州大学 Team Bamboo
原 良輔さんかつて、糸島市・親山地区の産業の中心にあった、可也山。 現在は竹が跋扈し、地域の厄介ものに。 このままで本当にいいの? そこで現地で竹林整備活動を行い、そこで伐採した竹を用いて野外演劇ステージを建設。放置竹林問題の新たな打開策を提示します。