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視察交流事業「第3回プロセス産業向け設備・システムASEAN販路拡大支援パッケージプログラムinインドネシア」

日本の化学機械・エンジニアリング技術の販路拡大目指し、96件の商談を実施

 一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)アジア共・進化センターは、2017年2月21日(火)~23日(木)の3日間、インドネシア・ジャカルタと化学産業が集積するメラク地区で、プロセス産業向けの設備・機械メーカーを対象とした視察交流事業『プロセス産業向け設備・システム ASEAN販路拡大支援パッケージプログラムinインドネシア』を開催しました。

 3回目となる今回、日本からは機械・素材メーカーなど、10社・団体、21名が参加。会期2日目の2月22日(水)には、本プログラムの核となる個別商談会を実施するとともに、インドネシアの化学産業の技術者を一堂に集めた「日-インドネシア化学技術フォーラム」をインドネシアの最高学府であるインドネシア大学および同国最大の経営団体であるインドネシア経営者協会(APINDO)との共催で開催しました。本催しには、インドネシア現地企業(日系含む)から126名が参加し、前回のタイを上回る96件の商談が行われました。

<日本からの参加企業 >

一ノ瀬、エフ・アール・ピーサービス、大川原化工機、栗本鉄工所、佐竹化学機械工業、
住友重機械プロセス機器、綜研テクニックス、明和産業、和興フィルタテクノロジー、ワコオ工業 (50音順)

<日本から参加した企業の声(抜粋)>

  • 予想以上に問合せがあり、具体的な要望もいくつかあったので今後フォローします。(和興フィルターテクノロジー)
  • 時間内で適度な商談件数を行うことができた。数件の有望案件を得ることができた。(綜研テクニックス)
  • 日系、ローカルを問わず新規の出会いができて有意義であった。(エル・アール・ピー・サービス)
  • 商談会、プレゼンテーションを通じて新たな出会いが生まれました。今後のビジネスに活かしてゆきたいと思います。(栗本鐵工所))
現地エキスパートとの懇談会の様子

日系・ローカル系のエンジニアリング会社、商社、化学会社からインドネシアの化学機械・エンジニアリング業界のエキスパートを多数招聘し日本からの参加企業との懇談会を実施しました。

懇談会の様子
懇談会の様子
懇談会/招聘エキスパート

   -インドネシア工業省 ダウンストリーム化学部長 Ir. Muhammad Khayam氏
   - PT. JGC INDONESIA, Operation Director 新谷 一郎氏
   - PT.SHINKO PLANTECH, President Director 木原 透氏
   - PT. Pupuk Kaltim, President Director Ir. Bakir Pasaman氏 ほか 数名

商談会の様子

日本からの参加企業の要望に基づき、現地見込顧客および代理店・メンテナンスパートナー候補との個別商談をセッティングしました。
1社につき、平均9~10件の商談が行われました。

商談会の様子
商談会の様子
日・インドネシア化学技術フォーラムの様子 

日本・インドネシア両国の化学エンジニアリングに産業界・学会の第一人者が集結。現地ニーズや最新の技術開発状況、その応用事例が発表されました。また日本からの参加企業の技術発表も行われました。

日泰化学技術フォーラムの様子
日泰化学技術フォーラムの様子
工場見学の様子

現地最大手エンジニアリング会社の1つであるIKPT社、またメラク地区にある現地最大手の化学会社であるChandra Asri社および三菱化学インドネシアの工場訪問を行い、生産部門および購買部門の責任者との面会を実施しました。

工場見学の様子
工場見学の様子
ASEAN販路開拓の成功に向けて

今回のプログラムを通じて、インドネシア現地の化学産業における多くのニーズが明らかになりました。 インドネシアは2億4000万人という膨大な人口を抱える一方、国内の需要を満たせる化学品生産能力が足りないため多くの化学品を輸入に頼っている状況です。しかし今回訪問したChandra Asri社ではエチレンプラントの増強計画を明言しており、今後、インドネシア政府の輸入に頼ることのない国内産業を振興するための政策や、さらに中間所得者層の増加に伴う自動車や各種消費財向けの需要増加が見込まれることから、インドネシアにおける化学品生産は増加の一途をたどると考えられます。
しかし、現在のインドネシアでは、これまで本プログラムを実施してきたシンガポール・タイと異なり、プロセス機器・システムに関して現地ニーズに応えられる日系サプライヤーの進出が少ない状況です。そのため、現地化学会社は技術力のあるサプライヤーや、小回りの利くメンテナンス対応ができるサプライヤーとの取引を強く望んでいます。このことから、我が国のプロセス産業向け設備・システムを扱うメーカーにとっては、現時点でインドネシアに直接進出して短期的に大きな利益を確保することは簡単ではありませんが、競合に先駆けて信頼できるローカル・パートナーを獲得し、将来有望なインドネシア市場の開拓をいち早く着手することが中長期的に見て有効な一手であると考えられます。

小会では、引き続きプロセス産業向け設備・システムの海外展開を支援するため、セミナー・講演会などの定期的な情報提供、ASEAN地域の視察交流事業(第3回開催を準備中)、個別企業向けパートナー探索支援や現地市場調査サービスなどを行ってまいります。アジアと中心とした海外で、販路拡大を検討される方はお気軽に事務局までお問い合わせください。

アジア進出についてのお問い合わせ

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一般社団法人日本能率協会
アジア共・進化センター事務局
03-3434-6270(受付時間/平日9:00~17:00)