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  • 加速する日本企業のグローバル戦略 今後の中国ビジネスを再思考!〜

特別レポート【第3回】加速する日本企業のグローバル戦略 今後の中国ビジネスを再思考!

「中国の資金の有効活用、中国企業との合弁の組み方

 次に、中国の資金をいかに有効活用するかという資金調達の話をさせていただきます。

 特許・技術をいくらで売りたいという相談をよく受けますが、そういうものは日進月歩だからメンテナンスが伴わないと誰も買いません。実際の生産レベルにつながらない特許・技術だと買い叩かれるだけ。特許を持っているのなら、それを活かした製品を世に送り出して事業化し、社会貢献するところまでいかないと特許としての値打ちはありません。

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 中国には、それなりの規模で利益を出し、上場したいと考えている会社があります。株価を維持・上昇させるためにも新しい製品が欲しい。そういうところと組む手はあります。

 5億で売りたいなら、1億だけキャッシュでもらって4億は出資して合弁を組んで新しい会社をつくる。これをメンテナンスして上場できる会社に成長させれば株価は10倍になる可能性もある。4億で売るより何倍もの儲けが出せます。そういう選択も勧めています。

 中国の証券市場が今、乱高下しているといわれますが、日本の証券市場と同じに考えてはいけません。日本では機関投資家が大量に株を持つけれど、中国では個人投資家、小金持ちが株を持つ。不動産に行っていた資金を株のほうに回したのです。本当の大金持ちは悠然として株には手を出しません。

 中国で商品を売りたいが売れない、という相談もあります。

 中国でも日系企業はだいたい日系企業同士の商売で、日中間でやろうとしている動きはそれほどないと思っています。そういうなかで売上拡大を図るためには中国企業との取引が必要といわれて、最初に目をつけるのが国有企業。なんとなく中国政府に守られているから安全・安心と考えがちですからね。しかし、中国企業のトップは共産党員で、彼らの仕事は政治です。経済取引に関わったことはないし、経営感覚、ビジネス感覚もない。そういうところと取引をして未回収債権をつくっているのが現状だと思います。

 売り上げを考えるとき、私は2つの方法があると思います。まず、ドラスティックに大きく変えたいのなら、中国側企業と大きく合弁を組む。日本側としてはマーケティングをしっかりしていくことが大事になってきます。

 中国人の習慣や文化を理解しておかないとうまくいかない。そこで中国人、中国企業をいかにうまく使えるかどうか。



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