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  • 加速する日本企業のグローバル戦略 今後の中国ビジネスを再思考!〜

特別レポート【第3回】加速する日本企業のグローバル戦略 今後の中国ビジネスを再思考!

グローバル社会の指導者的立場を目指す中国

セミナー

 中国では従来、日系企業が会社を立ち上げてから稼働するまでに1年半ぐらいかかることもありました。これから先は許認可制度を撤廃して登録制度にし、手続きを簡素化していこうという動きもあります。中国にとって必要な会社には、できるだけ早く来てもらい、早く稼働を開始してほしいわけです。

 経済成長一辺倒でやってきた結果、所得格差や腐敗を生みました。鄧小平さんの “白猫・黒猫論”、ネズミさえ捕れば猫の色は問わないという考え方ではなく、成長していくなかでも一定のルールをみんなが理解してやっていこうとしています。そういう意味で、腐 敗撲滅運動は非常に厳しくなります。政府関係者に月餅を渡そうとしても受け取ってくれなくなる、と考えたほうがいいでしょう。

  また、生活インフラでも新常態出現ということで、都市化や社会保障の統一化を図ろうとしています。健康保険ひとつとっても、農民戸籍のものと都市戸籍のものが違う。そんなことが平気でまかり通っていたのが旧常態です。

 大きな流れとして1978年から昨年あたりまで、中国はグローバル社会のなかの一員になろうとしてきました。これから先は単なる一員ではなく、グローバル社会の指導者的な立場に立っていく。それが習近平さんの考え方でしょう。結果、「米中二強時代」がやがて訪れる可能性が高いと思います。

 そのため中国は今、「一帯一路」ということで中央アジアからヨーロッパに向かうロシア経由シルクロード帯と、海洋で行く南シナ海インドシルクロード帯を拓こうとしています。それによって世界を牽引する経済帯で、世界の主導的役割を果たす。自分たちの国だけでなく、関連する国にインフラ資金を供与して世界経済を活性化していく。そうすれば中国の存在感が出るのではないか。そういう考え方だと思います。



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