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  • 加速する日本企業のグローバル戦略 今後の中国ビジネスを再思考!〜

特別レポート【第3回】加速する日本企業のグローバル戦略 今後の中国ビジネスを再思考!

その他質疑応答

Q1
今後、どこまで投資していけばいいのか悩んでいます。なにか指標として見るべきデータ等はありますか?
A1
現状利益が出ていて、拡大を目指してやられているのかどうかで考え方は変わります。赤字になっているところに増資を考えている場合、赤字が3年続いたり債務超過になっていたりするのなら「もう、やめときましょう」と考えたほうがいい。ただし、長期戦略をちゃんと組まれているところ、7年、10年赤字でもやると決めているのなら、さらなる投資も選択肢としてあります。
Q2
100%独資の中国法人(製造業)を所有。所在地は輸出加工区ですが、一般区で製造できるようにしたいと考えています。どうしたらいいでしょうか?
A2
輸出加工区は70%輸出が条件ですから、中国内での販売を考えているのなら、別会社をつくるしかありません。
Q3
その別会社は、輸出加工区の会社から出資してつくるべきなのか、それとも切り離してつくったほうがいいか。ほかにいい方法はありますか?
A3
輸出加工区で優遇税制を受けている場合、分離したりすると優遇税制が飛んでしまう可能性があるので、要注意です。10年とかのシバリがあり、シバリを破るとそれまでの優遇税制が飛ぶので気をつけてください。
Q4
中国に複数の製造会社を持ち、上海に管理会社を持っています。今回、国営の自動車メーカーの子会社から自動車部品生産のための合弁会社立ち上げ要請が来ました。それに対して、合弁会社を立ち上げたときにマジョリティを持つべきでしょうか?当社から技術ライセンスは供与する予定です。
A4
ライセンス供与だけなら、逆にマジョリティを取る必要はないのではないか。そんな気がします。相手方が製造するのであれば、マジョリティを持つ必要はありません。
Q5
当該合弁会社への出資は、中国に持っている製造会社か上海の管理会社からと考えています。どちらからがよいでしょう?
A5
その管理会社の性格次第です。統治できる会社かどうか。統括会社なら統治できます。その統括管理会社で中国の会社全部を見て行くというほうがいいと思います。
Q6
私の偏見かもしれませんが、日本もかつてはコピーが得意でした。ただしそれは、アップグレードしたコピーだった。中国はコピーするが、ダウングレードのコピーではないでしょうか?
A6
コピーにもA級・B級・C級があります。中国も、すべてが粗悪品をつくっている状態からは脱却しつつあります。それは、日本が過去に通ってきた道と同じではないでしょうか。
Q7
中国ではニセモノが横行していると理解していますが、知財の権利を守る方法は?
A7
知財、特許権を守るというのもいいですが、技術は盗まれるものだと思われたほうがいい。つくって特許を取ったときにすでに陳腐化しているぐらいの感覚でいないと、守ろうとすることのほうがリスクは大きい。私は、そう感じています。
Q8
今後の中国の人材について。とくに都市部での人件費がどこまでいくのか? また、人材の質は?
A8
労働人口は、一人っ子政策の世代に入り始めています。絶対数は減りつつあり、高齢化社会に入っていく。一人っ子政策の子どもは甘やかされて育ってきていますから、今までのような労働生産性を出せるのかどうか、ちょっと疑問を感じます。それなりに優秀で、家庭が豊かであれば掃除もしたことがない、鉛筆を削ったこともない。そんな状態の子どもだから、掃除をさせても雑巾を絞ることができない。
ちなみに、中国にある日系企業で私のところのトイレが一番きれいだと思っていますが、中国の若い人も、言ったことはきちんと守ってくれるという面はあります。5年、10年教育すれば日本流のやり方を覚え、トイレをきれいに使うようになります。


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