
ASEAN地域の社会課題解決を通して、
当該地域と日本および日本企業の双方にとって
新しい価値を創出(共・進化)する
私たちは、“アジアにおける課題先進国”として、社会・経済の発展・課題解決に正対し、各国とともに「次の豊かさ」を創造することが必要です。これは、我々日本企業自身のイノベーションを促進することにもなり、向こう10年の産業界の発展基盤となることでしょう。
JMAは、引き続き本フォーラムを開催し、「これからの日本・ASEANの“共・進化”策」をさらに深耕する有益な議論と交流を促進します。本テーマにご関心の高い企業・組織のリーダーの方々の参画をお待ちしています。

開催概要
- 開催目的:
- 「日本・ASEANの“共・進化”を実践する具体策の研究・構想と相互研鑽・ネットワーク構築」
●今後の日本・ASEANの連携策、課題解決案の構想
●次世代リーダー同士の相互研鑽と国内外の人脈形成
●アジア、世界の動きを踏まえた将来視点・複眼視点の獲得- 会 期:
- 2019年6月~11月(6回会合、うち海外1回。合計14日間)
- 会 場:
- 東京およびASEAN
ASEANのスタディ地域はご参加企業の希望によって決まります!- 対 象:
- ASEANを軸に海外事業を担うビジネスリーダー、
幹部およびその候補者(部長・課長層)
*お申し込みの際、ご参加頂く前に審査がございます。
- 定 員:
- 12名程度
- 参 加 費:
- 法人会員:1名 110万円(税別)、2名 190万円(税別)
2名参加の内、1名ASEANから参加の場合 165万円(税別)
会員外:1名 135万円(税別)*法人会員とは、一般社団法人日本能率協会の法人会員を指します。
法人会員ご入会の有無につきましては、下記HPにてご確認ください。
JMA会員制度(https://www.jma.or.jp/membership/)※本事業開催最終日の消費税率を適用させていただきます。
〈参加料に含まれるもの〉●テキスト ●合宿を伴う場合は、宿泊費(国内)
※但し、プログラム上必要な場合に交通・食事を手配いたします。
※一部のコースは宿泊費実費を別途申し受けます。
2019JMA「アジア共・進化」モデル
特徴1現地・現実・対話
アジアの中でも特に変化と成長が著しいASEANでフィールドスタディを行い、現地の課題やニーズを自らの五感を使って把握します。
特徴2相互研鑽
日本人の参加者同士、およびASEANフィールドスタディで出会う人々と経験や知恵を出し合うことで、新しい価値を創出します。
特徴3自社事業の具体的検討
チーム研究による社会課題解決プロジェクトだけでなく、そこから得た解決策や考え方を自社のビジネスにどう活かすかまで落とし込みます。
主な対象者
ASEANを軸に海外事業を担うビジネスリーダー、幹部
およびその候補者(部長・課長層)CSV、SDGs 等、ソーシャルビジネスを企画、推進する方々
グローバル事業を担うリーダーとして視野を広げ、視座を高めたい方々
参加者の平均年齢 46.6歳
主な参加者の役職
海外事業部・国際事業部、広報・総務課長、経営企画部 部長、
事業開発部門 部長・課長、営業マネジャー 等
動 画
第5期 フォーラムプログラム
■ プログラム(全6回・14日間)
セッション 会期 テーマ 場所 事前 2019年
5月
- ■プロフィールシート作成・提出
■自社のASEANビジネス現状と課題整理・提出1 6月
20日(木)
21日(金)
2日間
- Warming-up
- ●オリエンテーション(フォーラムの進め方等)、自己紹介
● チーム形成・課題共有
● 講義・討議
「ASEANにおけるソーシャルイノベーション」
-講義:ソーシャルイノベーションとは何か(基本と事例)
-討議:わが社のソーシャルイノベーション事例
● チーム研究 仮説設定
● 懇親会東京 2 7月
26日(金)
27日(土)
2日間
- ASEANの経済・社会理解
1日目- ●情報提供・討議 「ASEAN経済連携の変化」
●渡航国に関する情報提供・討議
●チーム研究- 2日目
- ●午前 チーム研究 仮説検証方法の検討
●午後 チーム研究 研究経過報告&フィードバック
海外フィールドスタディ準備
東京 3 8月
25日(日)
▼
31日(土)
7日間
- 現地・現実・対話(仮説検証) 海外フィールドスタディ
- ●現地社会課題の把握
現地政府機関訪問&ディスカッション
フィールドワーク:現地の生活の様子を見る- ●現地社会課題への取組事例
ソーシャルイノベーションに取り組む企業/NPO訪問&ディスカッション- ●現地社会課題に対するアプローチ策立案
[チーム単位] 事前に立てた仮説が、現地スタディによって検証できたか、その結果どのような変更や、更なる具体策の立案が必要になったかを明らかにする。ASEAN 4 9月
27日(金)
1日間
- ● ASEANセッション振り返り
● チーム研究東京 5 10月
19日(土)
1日間
- フィールドスタディレビュー
- ●「第3セッションでの仮説検証結果と論点整理」
(全体&チーム別討議)
● 中間報告会東京 6 11月
8日(金)
1日間
- 成果創出(チーム研究成果報告会)
「我々の考える日・ASEANの“共・進化”策とは」- ●午前:チーム別発表準備
●午後:チーム別プレゼンテーション、アドバイザー講評、
懇親会
東京 *スケジュールの詳細は別途事務局にお問合せください。お問い合わせはこちら>>
ファシリテータ
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藤原 雅俊
一橋大学大学院
経営管理研究科 准教授2005年に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を修了し、京都産業大学経営学部専任講師、准教授を経て、2013年より現職。その間、2010年から2011年にかけて、コペンハーゲン・ビジネス・スクールにおいて在外研究を実施。また、2018年にはマレーシアを中心として日系企業のASEAN展開に関する長期現地調査を実施。
経営戦略やイノベーションなどの経営現象に主たる関心を抱きながら、1)多角化企業のイノベーションメカニズム、2)ビジネスモデル の設計とその動態的影響、そして3)戦略と組織の相互作用、といったテーマについて調査研究を行う。
過去海外フィールドスタディでの訪問先(順不同・敬称略)
2018年度海外フィールドスタディー訪問先
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- 〈マレーシア〉
- マハティール首相表敬訪問、
マレーシア日本人商工会議所、
InvestKL、Perodua、
DEWINA HOLDINGS、
Royal Selangor- 〈フィリピン〉
- 貿易産業省 副大臣面会、Philippines-Japan Economic Cooperation Committee、
SM Group2015~17海外フィールドスタディでの訪問先
- 〈インドネシア〉
- ERIA、APINDO、Salim Group、Jakarta Japan Club、AEON Indonesia
- 〈シンガポール〉
- リークワンユー公共政策大学院(シンガポール国立大学)、EDB、SBF、SMF、Microsoft、Keppel、Rolls-Royce、P&G
- 〈ミャンマー〉
- YOMA STRATEGIC HOLDINGS、エデン・グループ、SHWE YAMONE MANUFACTURING、ミャンマー商工会議所連盟
- 〈 タ イ 〉
- タイビバレッジ(TCCグループ)、タイ工業連盟(FTI)、ダマサート大学、タイ保険省
- 〈フィリピン〉
- Institute of Corporate Directors、アクセンチュアフィリピン、日立アジア、Metro Retail Store、国家経済開発庁、貿易産業省
- 〈カンボジア〉
- ロイヤルグループ、サンライズジャパン ホスピタル、カンボジア若手起業家協会、カンボジア商工会議所
第1~4期(2015~2018)参画企業
株式会社IHI、旭化成株式会社、SCSK株式会社、
ウイングアーク1st株式会社、
サントリーホールディングス株式会社、JNC株式会社、
新日鉄住金ソリューションズ株式会社、
ダイキン工業株式会社、株式会社竹中工務店、
東京急行電鉄株式会社、東京地下鉄株式会社、
TOTO株式会社、戸田建設株式会社、
日本総合住生活、日本通運株式会社、
日本ハム株式会社、富士電機株式会社、
株式会社フジタ、株式会社フジマック、
株式会社三井住友銀行、三菱商事株式会社、
ヤマトホールディングス株式会社、株式会社リコー、
株式会社良品計画
過去チーム研究テーマ

(2016.11月 最終チーム別報告会の様子)
(2016.11月 チーム別報告会後の懇親会)
- ■日本・ASEAN協働により生み出せる価値
- 〜公害・環境問題を未然に防ぐために〜
- ■日本・ASEANの経済波動と
未来に向けた共・進化ベクトル- 〜TPP合意により想定される
新たな事業領域とは〜- ■パートナーと共に、ASEANで進化を遂げる
- 〜各国戦略とパートナー戦略〜
- ■ミャンマーでハードインフラ共進化
- 〜コネクティビティを通じて考える〜
- ■サービス産業における
”人材共創”の枠組み作り- 〜日本的価値観の普遍化を通じた
ASEAN全体の人的基盤創造〜- ■新「共・進化」(3つの共・進化パターン研究)
- 〜真のグローバル企業へ〜
- ■カンボジアにおける中等レベル以上の教育機会と日本の大学
- ■専門教育機関での学習機会の提供
- ■フィリピン×日本=共・進化の提案 ハイブリッドBPOモデル
第1~4期(2015~2018)チーム別研究報告書 ダウンロード
2018年 第4回JMA“アジア共・進化”リーダーズフォーラム チーム別研究報告書 (A)
2018年 第4回JMA“アジア共・進化”リーダーズフォーラム チーム別研究報告書 (B)
2017年 第3回JMA“アジア共・進化”リーダーズフォーラム チーム別研究報告書
(カンボジアチーム)2017年 第3回JMA“アジア共・進化”リーダーズフォーラム チーム別研究報告書
(フィリピンチーム)
“ 実際の参加者の声”
- 参加した当初は研究テーマと弊社現状ビジネスとの距離感にとまどいましたが、講義、フィールドワークを経て、いろいろな視点で考えることの重要性を学ぶことができました。
- 社外の人脈が作れたこと、他社の考え方・視点に触れられたこと、他社の有能な人材がどの様なものか知ることができたことに価値あり。事業の軸でなく、全く違う入口から、共進化というテーマで掘り下げて研究、考えたこと(初めはとまどったが)が良かった。
- 普段の業務とはまた違う切り口で日本とアジアの発展について考えるきっかけとなり、自分自身の視野が広がった。
- 業務では関わりのない異業種の方と交流することができ、会社の枠を超えたつながりを持つことができた。
- 発表資料作成を通じてチームメンバーと協力、切磋琢磨することで、通常業務において得られない刺激を得られた。
- 自身は海外事業に関わるようになったばかりで、ASEAN諸国への渡航経験も無かったことから、本フォーラムを通じて、当社事業の進出国の現状を見聞きすることができたことも有意義だった。
- 渡航経験のない国に訪問し、このプログラムでないと会えないような人たちと交流することができ、大いに見聞を広めることができたと感じている。
- 今回、プレゼンテーションで社会課題を扱う中で、自社の事業の社会貢献を見つめ直し、自らの業務とのつながりを考える良いきっかけとなった。
リーダーズフォーラムのお問い合わせ
一般社団法人日本能率協会
-
経営・人材革新センター 「アジア共・進化リーダーズフォーラム」
東京都港区芝公園3-1-22 〒105-8522
03-3434-1955 asia-forum@jma.or.jp