仏教と実業 (第26回一隅会より)

協和醗酵株式会社 会長
社団法人在家仏教協会 会長
加藤弁三郎氏 (当時の役職)

1972年8月19日、第26回一隅会においてご講演いただきました一隅会速記録をもとに、一部編集をしてお伝えいたします。
本講演内容は、ご自身の仏教とのかかわりをはじめ、仏念や在家仏教協会に関わる内容まで、実業と仏教のかかわりについて深い示唆を与えていただく講演内容です。

【第35回】9.毎日々々が楽しい - (4)

 そういう次第でございまして、私、今日はとにかく仏教に出会ったことはうれしい。そして仏教というものはほんとに飽くことを知らない。少しずつのことですけれども、読ましていただきますと、無上に楽しゅうございます。だから退屈なんていうのは、むこうから退散してしまうので、そういうのに生き甲斐なんて、いまさら聞かれても答えようがないというのが心境でございます。
 どうも雑然とばかりしておりまして、まだまだ時間が足りないようですが、なんかきっかけをつくっていただきますと、なんぼでもしゃべりますので、このへんで、一応私のほうのしゃべりを終わりまして、なんかきっかけを与えてください。そうしますと三十分でも、一時間でも二時間でもさしつかえございません。まことに雑駁でございますけれども、私は仏教嫌いであったものが、今ではもうまったく反対に仏教様様、仏教さえあればなにもほかに言うことはございませんと、こういうようなことに相なったわけでございます。そのことだけを申しあげまして、あとはご質問にお答えをしたい、こう思う次第でございます。どうもありがとうございました。