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「設備保全が直面する課題とEAM」

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2009.10.27

EAMシステムを利用した継続的な改善サイクル

EAMシステムでは、保全作業はもとより、設備に関わる周辺業務の継続的な改善を目指します。そのためには、まず、足元の保全作業が確実に実行できること、そして、その成果(故障履歴や保全作業履歴)を活用することを、予め想定して、データを 収集することが重要です。

EAMシステムを使って継続的な改善サイクルを回そう
保全作業、さらには設備に関わる管理をEAMシステムで支援した場合のイメージを以下に示します。EAMシステムを核として継続的な改善ループをまわしていこうという考え方です。EAMシステムは、各々の改善ループを回すために必要なデータを、作業指示等を通じて収集し、後に利用できるように保管します。


1つではない継続的な改善サイクル
継続的な改善サイクルは、実は1つではありません。以下の図では、ISO14224を参考に、EAMシステムを活用できる改善サイクルを5つ例示しました。設備の故障履歴、保全作業履歴といった情報は、個々の作業の改善だけでなく、複数の作業結果をまとめて整理することで、様々な改善が考えられます。そのためには、集めたデータをどんな用途にどのように活用するのか、予め想定しておくことが重要です。


EAMシステムによる作業管理の姿
では、EAMシステムではどのように個々の保全作業を管理していくのでしょうか? 前出の「EAMシステムによる作業管理(例)」の図で示すように、保全作業の実行に必要な情報を作業指示に集め、それを保全作業に直接関わる部門だけでなく、間接的に関わる部門にも共有し、関係者が1つのシステムのデータを作業管理の過程に合せて、追加、更新していきます。こうして、作業管理の成果が様々な計画に反映され、結果、改善サイクルが回ることになるのです。


終わりに
「設備保全が直面する課題とEAM」の連載は今回で終了となります。EAM研究会の活動にあたり、メンバー以外の多くの有識者、経営者、設備保全の管理者、EAM導入企業の方など多くの方から多くの意見を頂戴することができ、日本における必要性・重要性を再認識しました。この活動の成果として本年11月5日に秀和システムより、「EAM 基本と仕組みがよ~くわかる本」が出版されます。ご興味のある方はご一読ください。

また、今回、11月18-20日・東京ビッグサイト(東京・有明)開催の「メンテナンス・テクノショー2009」の出展者セミナーにおいてEAMに関する、パネルディスカッションを開催します。実際にEAMシステムを使用しているユーザー様などのご意見を聞ける、またとないチャンスです。
是非、ご来場ください。

日時:11月20日(金) 11:00-12:10 
場所:東京ビッグサイト 東6ホール内 特設会場
聴講料:無料 定員約70名(当日先着順による参加、セッション毎総入れ替え制)

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