ニュースリリース

2010年度 新入社員「会社や社会に対する意識調査」結果(速報)

資料配布先:東商記者クラブ、財界記者クラブ
2010年04月19日

報道関係各位

社団法人日本能率協会

2010年度 新入社員「会社や社会に対する意識調査」結果(速報)

社団法人日本能率協会(JMA、会長:山口範雄)では毎年、小会が提供する新入社員向け公開教育セミナーの参加者および小会の研修を活用している企業の新入社員を対象に、「会社や社会に対し、どのような意識や価値観を持っているか」の調査を行っている。今回2010年度の調査結果では、以下4点の傾向が見られた。

1.「終身雇用」「年功主義」を望む安定志向が強まる
転職・独立志向をたずねたところ「定年まで勤めたい」という意向が年々上昇傾向にあり、長期雇用を望む新入社員が半数(50.0%)を占めた。また、「実力・成果主義」と「年功主義」の会社のどちらで働きたいかに関しては、ほぼ半々(実力・成果主義(49.1%):年功主義(50.4%))であるが、06年度(27.2%)と比べると「年功主義」が15.8ポイント増加しており、「年功主義」志向が強まっている。10年後の日本社会はより良い社会になっていると思うか、との質問に対して、「なっていないと思う」という回答がおよそ半数(46.0%)を占めており、新入社員の将来に対する不安感の強さが背景にあるとうかがえる。

2.女性の2人に1人が管理職を志向
あなたは将来、管理職になりたいと思うか、との質問に対して、全体のおよそ3人に2人(63.6%)が「将来管理職になりたい」と回答している。大卒・大学院卒の女性の回答では50.5%が「将来管理職になりたい」と答えており、女性のキャリア志向がうかがえる。

3.職場の人間関係の構築のために「飲み会が有効」が9割以上
仕事をしていく上での不安についてたずねたところ、新入社員は「上司との人間関係」(81.3%)、「職場での人間関係」(78.6%)に不安を抱いていると回答している。人間関係構築のための行動としては、「飲み会への参加」を有効と考える新入社員が年々増加を続け、95.2%に達している。一方、「Eメールの利用」は昨年(42.3%)よりも12.9ポイント低下して29.4%となっており、間接的なコミュニケーションよりも直接的な交流を有効と考える傾向がうかがえる。

4.新入社員の8割が周囲との協調性に自信あり
経済産業省の提唱する「社会人基礎力」の各項目について質問したところ、「規律性(社会のルールや人との約束を守る力)」(85.7%)、「柔軟性(意見の違いや立場の違いを理解する力)」(81.2%)、「情況把握力(周囲の人々や物事との関係性の理解力)」(80.8%)、「傾聴力(相手の意見を丁寧に聴く力)」(79.8%)について、いずれもほぼ8割が得意と回答しており、周囲との協調性に自信を持っていることがうかがえる。一方、「発信力(自分の意見を分かりやすく伝える力)」(42.5%)、「働きかけ力(他人に働きかけ巻き込む力)」(53.5%)を得意とする回答は半数近くにとどまり、他者との関わりにおいて受け身の姿勢がうかがえる。

<調査概要>
調査時期:
2010年3月25日〜4月13日

調査対象:
日本能率協会 新入社員向け公開教育セミナー参加者および
日本能率協会の研修を活用いただいている企業の新入社員。
上記新入社員を迎える上司・先輩。

調査方法:
研修1日目終了時に調査票を配布、翌日回収

回答数:
新入社員1,107人 、上司・先輩35人

回答者性別:
新入社員:男性 813人(73.4%)、女性289人(26.1%)、無回答5人(0.5%)

上司・先輩属性<役職>:
管理職(役員含む) 23人(65.7%)、非管理職 12人(34.3%)
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【本件に関するお問合せ先】
社団法人 日本能率協会
〒105-8522 東京都港区芝公園3−1−22

経営研究所(式守・長沼)
Tel:03-3434-6270 Fax:03-3434-6330

総合推進ユニット 広報グループ(亀山・斎藤)
Tel:03-3434-8620 Fax:03-3433-0269 E-Mail:jmapr@jma.or.jp

 

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