ニュースリリース

【開催報告】公開討論会「何が企業の社会価値創造の力を高めるのか」5/15開催


2015年06月15日

報道関係各位

一般社団法人日本能率協会 KAIKAプロジェクト室

【開催報告】公開討論会「何が企業の社会価値創造の力を高めるのか」5/15開催

企業の経営幹部・経営企画・CSR・人事部門など142名が参加


 一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:山口範雄)は、社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりを行っている取り組みを称え、紹介するための表彰制度として「KAIKA Awards」を設けています。
 表彰の選定は第三者機関による審査委員会で行われます。賞の審議項目でもある社会価値創造を起こしていく組織の特徴について、産業界の方々とともに議論を深める機会として今回、公開討論会を開催しました。

KAIKA Awards審査委員3名が登壇
 大久保和孝 氏 (新日本有限責任監査法人 CSR推進部長)<ファシリテータ>
 近藤まり 氏  (同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授)
 挽野元 氏   (ボーズ株式会社 代表取締役社長)

壇上では次のような内容で熱心な討議が行われました。

<活力ある組織づくり>

 前半では、活力やモチベーションが高まる組織づくりについての議論が中心となりました。これは、企業の成長戦略においても、リスクマネジメントにおいても重要なポイントです。「躍動感のある、自発性みなぎる職場環境」をつくることで最先端のニーズをマーケットから拾い上げ、経営に組み込まれ、企業の持続的な成長が可能になるという点について、アカデミックな理論側面と、現場での経営実践にもとづくお話とが交わされました。会場からも組織のサイズによる難しさや、活力は測れるのかというような様々な質問が出され、参加者の関心の高さがうかがえました。

<社会と価値を共有できる取り組み>
 後半では、ファシリテータの大久保氏の提起した、「どうすれば社会と企業が価値を共有していくことができるのか」という点から議論がスタートしました。目指す地持続可能な社会から現在を見つめて、今何をすべきかという「バックキャスティングアプローチ」こそが、現代の企業に求められる姿勢ではないかという問題提起です。現実の難しさはありつつも、「自分たち企業はどんな社会を作っていくのか」というビジョンを社員やステークホルダーと共有していく過程が重要であり、それを通して企業そのものが魅力的なものとして認識されていくことが確認される機会となりました。

<登壇者の熱い思いを一部紹介!>
 近藤氏がキーワードとして紹介したのは、「マインドフルネス」と「コンパッション」という2つの単語です。「マインドフルネス」とは、「五感をフル稼働させて集中すること」「自分の在り方に気づくこと」とも訳せます。「マインドフルネス」な境地であれば、ビジネスに限らず常に新しいカテゴリを創造することができますし、新たな情報を積極的に受け入れて物事をさまざまな視点から捉えることができます。ままた「コンパッション」とは「情熱をもって他人の苦悩を引き受ける」という、思いやりよりももっとアクティブな感情であり、行動を表すもの。ストレス時代の今、やはりリーダーに強く求められる姿勢といえるでしょう。

 いっぽう挽野氏からは、社員の喜びを醸成するために自身がリーダーとして心がけていることを何点か紹介いただきました。たとえば、「人間として周囲に興味を持つこと」「意見をすくい上げる努力をし、聞く耳を持つこと」「大きなビジョンを掲げながら、現場レベルにも浸透させていくこと」「常に明るくあること」など。経営者として、「矛盾と戦いながら組織づくりに取り組んでいる」という率直な言葉には、共感した参加者も多かったようです。

 ファシリテータの大久保氏も含め、3名から語られた社会とつながる視点は、組織運営の参考になっただけでなく、所属する組織の長所を見出していくきっかけになった参加者も多かったのではないでしょうか。


KAIKAホームページで情報発信中!
http://kaikaproject.net/
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【本件に関するお問合せ先】
一般社団法人 日本能率協会 KAIKAプロジェクト室(長沼・山崎)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22 TEL:03-3434-0380 /Email:kaika@jma.or.jp
※取材のお問い合せは、広報グループ(TEL:03-3434-8620)へお願いいたします。

 

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