ニュースリリース

温室効果ガスのCDM(クリーン開発メカニズム)審査・検証事業を推進


2011年01月07日

報道関係各位

社団法人日本能率協会

温室効果ガスのCDM(クリーン開発メカニズム)審査・検証事業を推進

中国・湖南省で有効化審査、江西省で検証・認証が完了

 社団法人日本能率協会(JMA、会長:山口範雄)は、品質保証の国際規格であるISO9001の審査登録機関として1994年に認定を取得、2009年にCDM※の検証機関として国連の認定・指定を取得しています。
 JMAの温室効果ガス審査・検証機関である地球温暖化対策センター(JMACC、上級経営管理者:安倍 徹)は、CDM審査の第1号案件として「中国・湖南省の小水力発電プロジェクト」の有効化審査を2009年4月から行い、2010年10月28日に国連により報告書が修正要求なしで登録されました。
 また、CDM検証・認証の第1号案件として、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受注した「中国・江西省の功閣小水力発電プロジェクト」の検証・認証業務を2010年5月に現地で行い、同じく報告書が修正要求なしで国連の審査を通り、2011年1月4日に国連よりクレジットが発行されました。

※CDM(Clean Development Mechanism; クリーン開発メカニズム)とは、京都議定書により規定された市場メカニズムを活用する柔軟措置の1つ。先進国と途上国が共同で事業を実施し、途上国のCO2排出削減プロジェクトの成果を、先進国(投資国)が自国の削減達成に活用で来る仕組み。

<中国・湖南省の小水力発電プロジェクト> 有効化審査
 本プロジェクトは、中国・湖南省のエネルギー開発を手がける現地事業家によるCO2排出削減プロジェクトに対し、日本の環境ベンチャーである株式会社スマートエナジーが、CO2の削減成果として国連が発行するクレジットの買取を契約したものです。
 CDM案件は国連による登録審査を受けることが条件となりますが、プロジェクトの登録審査は近年非常に厳しくなっており、国連登録までに2年以上かかることが多くなっています。
 今回JMAは、CDMプロジェクト計画書や活動を第三者機関として客観的に評価する「有効化審査業務」を行いました。ISOの審査登録機関として15年以上にわたって活動してきた実績と知見を活かし、審査の着手から登録までを約1年半という期間で実行、かつ修正要求なしで登録されました。これは、先進国側のCDMへの投資家にとって投資回収の早期化を意味します。

<中国・江西省の小水力発電プロジェクト> 検証・認証
 本プロジェクトは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が日本政府(経済産業省・環境省)から承認を得ている案件で、既に有効化審査を経て2009年11月18日に国連に登録されています。
 今回JMAは「検証・認証業務」を行い、江西省の功閣小水力発電所が、国連に登録された設計書どおりに建設され計画通りの発電量で運転されているか、またその算定値は正しいか、環境影響やステークホルダーへの対応は適切かなど、文書類の審査および現地審査を実施。2010年4月に着手し、事業者が作成する「モニタリング報告書」に対し必要な修正依頼をした後、2010年8月に検証報告書を国連に提出しました。1,743t/ CO2の削減量に見合ったクレジット(CER)を要請し、2011年1月4日に国連が発行しました。
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【本件に関するお問合せ先】
社団法人日本能率協会 審査・検証事業ユニット
地球温暖化対策センター(担当:石川)
TEL:03-3434-1245 / FAX:03-3434-2886
ホームページ:http://www.jma.or.jp/jmacc
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
※取材のお問い合せは、広報グループ(TEL:03-3434-8620)へお願いいたします

 

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