ニュースリリース

日本一の製造現場の監督者に贈る『大野耐一特別賞』決定!


2010年10月22日

報道関係各位

社団法人日本能率協会

日本一の製造現場の監督者に贈る『大野耐一特別賞』決定!

今年は初の女性リーダー 会津オリンパス・川井真弓氏が受賞しました


 社団法人日本能率協会(JMA、会長:山口範雄)は、製造現場の第一線で活躍するリーダーたちの改善事例発表大会『2010 第一線監督者の集い:全国』を10月21日(木)パシフィコ横浜(神奈川県横浜市・みなとみらい)にて開催し、最優秀第一線監督者事例として会津オリンパス株式会社の川井真弓氏を「大野耐一特別賞」に顕彰いたしました。

 日本能率協会では、長きにわたり製造業の生産性向上を支援してきたノウハウをもとに『2010ものづくり改善キャンペーン』を展開しています。その活動の一環として、製造現場の係長、工長、主任、作業長、ラインリーダーなどを対象に、経営者の視点を持って職場の人材育成や活性化、改善活動などのマネジメントを行える“第一線監督者”の育成に注力しています。
 『第一線監督者の集い』は、1982年に第1回大会が開かれて以来、改善活動の発表を通して製造業の経験交流の場として活用されてきました。今年は1月から7月にかけて全国5地区(東北・関東・中部・関西・九州)で予選を行い、総発表者49名(43社)から選出された10名(10社)が全国大会に臨みました。
 発表者は「製造現場の改善」や「技術の向上」をテーマに、自らが現場で取り組んできた成果を15分間のプレゼンテーション形式で発表します。最優秀事例は聴講者の投票により選出され、トヨタ生産方式を確立し日本のものづくりの礎を築いた第一人者・大野耐一氏の名前を冠した「大野耐一特別賞」が贈られます。

 全国大会当日は、減産で沈む現場の活性化、年配の作業者と進めた安全な職場づくり、中国生産に負けない国内ものづくり現場のレベルアップ事例など、10社の事例が熱く語られました。
 事例発表後、「自社の悩みに対する示唆があった」「強いリーダーシップと熱意」「改善アイデアや取り組みに対する驚き」「成果が業績に直結している」など10項目の観点からこの日の聴講者286名が投票を行い、最優秀第一線監督者として「女性リーダー奮闘記 執念のライン改革〜炎のバトルを乗り越えて〜」を発表した関東地区代表の川井真弓氏(会津オリンパス株式会社)が、今年の最優秀第一線監督者事例「大野耐一特別賞」に選ばれました。

2010 第一線監督者の集い:全国大会 結果

■最優秀第一線監督者事例(大野耐一特別賞)
関東地区代表 川井 真弓 氏
会津オリンパス株式会社 2部品工作グループ J2チーム ラインリーダー [福島県会津若松市]

■発表テーマ
女性リーダー奮闘記 執念のライン改革〜炎のバトルを乗り越えて〜
 医療用内視鏡の生産を行う会津オリンパス。川井真弓氏は1994年に入社し、2009年4月から内視鏡の蛇管加工2チームの部組ラインリーダーに着任しました。減産にもかかわらず残業が減らない、欠勤者が発生しても応援態勢がとられないなどの状況を何とかしたいと、リードタイム短縮や在庫削減のために同社が掲げる「一個流し・一人生産・一貫生産」という生産方式を、担当ラインで実現するという目標を立てました。
 しかし、変化を拒むベテラン作業者からの反発、他の生産ラインリーダーとの摩擦、家族からの不満など、重圧に耐え切れず体調を崩し入院する事態に。
 それでも、リーダーとして「情熱・本気・執念」を胸に、就業後に作業シミュレーションを繰り返し、根気強く対話を重ねることで周囲を巻き込み、5ヶ月で生産方式の変更を実現。これにより、出来高30%向上、リードタイム70%削減、在庫・仕掛数75%削減という成果を挙げました。

■講評(大会コーディネータ:株式会社MISアソシエイツ 代表 経営コンサルタント 伊藤育徳 氏)
 困難な環境下で、情熱と個人の能力、全体最適思考が革新を生んだ事例。努力の大きさ、鉄の意志、ご自身の変化が評価されました。ありたい職場の像を明確にもち、リーダーとして率先垂範し、周囲の協力を引き出せた好例です。抵抗勢力を応援勢力に変えていった川井さんのプロセスが、発表を通して伝わってきました。今後も楽しく改善を進めてくれることに期待しています。

<大野耐一特別賞とは>
 ものづくり現場の改善活動を活性化するため、日本能率協会が2007年に創設した賞です。賞名には、トヨタ生産方式を確立し、日本のものづくりの礎を築いた第一人者・大野耐一氏の名を冠しています。毎年「第一線監督者の集い:全国大会」の聴講者投票のもと、最優秀事例発表者1名に授与され、製造現場のキーマンを鼓舞し、エールを贈る賞です。
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【本件に関するお問合せ先】
社団法人日本能率協会 ものづくり支援事業ユニット内
第一線監督者の集い:全国大会事務局(担当:廣瀬、草柳)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3434-1930 / FAX:03-3435-6447
ホームページ:http://www.jma.or.jp/cpf/event

※取材のお問い合せは、広報グループ(担当:亀山[TEL:03-3434-8620])へお願いいたします

 

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