jma_shinnyusyain2013

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指導や仕事の与え方に大きく作用するものであるからだ。そこで、「今後、仕事内容が変わったり、独立・転職しても、仕事をする上で『どうしてもこれだけは犠牲にしたくない』ことは何か」と尋ね、新入社員のときの純粋な仕事への価値観を聞こうとした。この調査が無記名方式とはいえ、入社したばかりの会社への配慮や、本人自身も想定しないほどの社会や就活からの影響も考えられるので、それを排除するために、「仮に」という前提条件を提示することで、本来の仕事への取り組み姿勢や価値観を真に訊きだすことをねらっている。キャリアアンカーの考えをもとに設定した項目は8つ。1専門・職能別コンピタンス、2全般管理コンピタンス、3自律と独立、4保障・安全、5起業家的創造性、6社会への貢献、7純粋なチャレンジ、8ワークライフバランスである。一方、20代ではキャリアアンカーが曖昧であり、キャリアを積んでいく過程で明確になっていくという説もあるため、これについては他の設問で補うこととした。また、別の設問で“就業への意向”を訊いている。これはストレートに価値観を尋ねたものではないが、価値観を形成する上で重要とされる人間の欲求についてきいたものだ。「いまの会社を選択した理由は何か」という設問で、これはマズローの欲求5段階説をベースに設問を設定している。表現の仕方は諸説あるが、一般的な以下の表記とした。1安定欲求、2安全欲求、3親和欲求、4尊厳欲求、5自己実現の5つである。これに基づき、自分自身のこと、会社にかかわることについての設問を設定した。ただし、昨今の日本社会の状況を鑑みて、「安全欲求」については、プライベートの生活と仕事の両立・バランスについてどう思うかだけに視点を置いた設問とした。さらに、仕事をする上で将来担いたい役割について、1リーダーシップ志向、2専門職志向、3フォロアー志向かどうかを訊いた。加えて、今後どのようなキャリアを歩みたいかという設問では、1組織人志向、2ベンチャー志向、3経営者志向、4生活重視志向なのかも尋ねている。また、別の質問では“自分の強みは何か”と尋ねている。それは、JMAが考える組織人に必要な能力のうち12項目をピックアップした。1チャレンジ力(主体性)、2働きかけ力、3実行力、4課題発見力、5計画力、6創造力、7発信力(自信に裏付けられた発信)、8傾聴力、9協調性(柔軟性と状況把握力)、10ストレスコントロール力、11●図表2-5上司・先輩が望む新入社員の仕事のスタンス16 2013新入社員調査