11月20日(月) 15:30-17:00

Smart Society

河北総合病院 理事長 河北 博文

 1961年に達成された国民皆保険制度、2000年に導入された介護保険制度は、将来、存続の可能性は疑問である。社会保険を補完する個人の積立保険制度の確立とともに、医療・介護の提供体制を改革することは急務である。病院機能も施設完結型から地域完結型にならざるを得ない。心筋梗塞や脳卒中といった疾病の治療が対象とする地域、がんや糖尿病の管理が対象とする地域は明らかに異なる。

 疾病管理は健康支援、生活への寄り添い、地域づくりに繋がり、食生活、住居、移動、決済などの機能を包括していく必要がある。
 IoTを構築し、得た情報をビッグデータとして解析、比較し、現場で活用しながら、個人の尊厳に基づく生活を実現することの原点は、全ての参加者が登録される必要がある。
 1948年にイギリスで開始されたNHSを原点とし、ヨーロッパで広く普及しているプライマリケアを基盤にしたポピュレーション マネジメントを構築したいと考えている。

プロフィール

主現職
1988年10月〜 社会医療法人 河北医療財団 理事長
2016年 6月〜 公益財団法人 日本医療機能評価機構 代表理事・理事長
(1995年8月〜 評議員・理事・副理事長兼専務理事歴任)
1999年 4月〜 一般社団法人 東京都病院協会 会長

学歴
1977年 慶應義塾大学医学部卒業
1983年 シカゴ大学大学院ビジネススクール修了
1984年 慶應義塾大学医学部大学院博士課程修了

受賞歴
2006年2月8日 渋沢栄一賞受賞

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