住まいに関する建材・部材・設備・サービスが一堂に会する日本最大級の専門展示会

出展者インタビュー


出展者インタビュー 日本制震システム株式会社

全国のビルダーが集まる場で最新の制震(振)技術を展示

住まいの安全を守るためには地震への備えが欠かせない。建築基準法上では「耐震」基準が定められているが、安心な住まいという観点では、さらに「制震」対策の導入が近年発達してきた。日本制震システムは制震(振)装置「MERシステム」を販売しており、熊本地震の際には「倒壊」はもちろん、「損傷」も起こさなかった実績を持つ。営業課長の大瀧氏に展示会を活用した普及拡大施策について伺った。

全国から来るビルダーと出会える機会として毎年活用

展示会はどのように活用されているのでしょうか?

年2回くらい展示会を活用しています。どうしても普段はお問い合わせ頂いたお客様中心のご案内になってしまうのですが、展示会は通りかかった方を含め、新しいお客様に幅広く出会えるのが魅力ですね。直接説明し、新規のお客様とお取り引きができたら一番うれしいことです。また同時に、各地で弊社製品を採用頂いているビルダーさんとお会いする機会としても活用しています。普段なかなかお目にかかる機会がつくれない分、展示会場でご挨拶したり、ご意見を頂いたりするようにしています。

Japan Home & Building Showの利点は?

全国のビルダーさんがお越しになるので、地域を問わず接点がつくれる可能性があるのが他にはない特長です。当社の製品だけで申しますと、この展示会の主たる来場者、すなわち工務店やハウスメーカー、設備工事、内装工事業などの方の来場比率がさらに増えれば、よりうれしいです。

実例を見せながら具体的に説明

お客様への説明で工夫されていることはありますか?

大模型を使って説明することがよくあるのですが、制震(振)の意義をまずはわかりやすく伝えるようにしています。高い建物になるほど揺れると思っているお客様も多いのですが、実は揺れの速さが影響しているのです。その説明は、手元の模型を揺らすだけで一目瞭然なので、お客様への説明がスムーズに進みます。
また、制震(振)製品にも様々なものがあり、各社から発売されている製品ごとに特長は異なります。弊社製品の特長は、実物展示で伝えるだけではなく、不幸にも震災が起こってしまった地域事例も具体的にお伝えしています。たとえば熊本で弊社製品を採用してくださっていたお客様がいらっしゃいました。震災が起きた地区で、かなり揺れがひどかったのですが、その建物はまったく外壁にも亀裂が入らず、屋内での物の散乱も起こらずに済みました。家主様からのお声も頂いていますので、写真や動画で具体的にお見せしています。

共同開発会社の技術者に協力してもらい、技術面まで対応できる説明体制に

展示会ブースを訪れる人向けにはどのような工夫をされているのでしょうか?

最新製品のMER SYSTEM Cross Typeは、ヤマハモーターハイドロリックシステム様と共同開発しています。製品の売りとしては、複雑な揺れにも対応できるオリジナル技術と、簡単に取り付けられる利便性ですが、実物を触って確認して頂くようなブースを今年も予定しています。
特に技術に関しては、共同開発社の技術担当者の方がブースで対応する時間を設ける予定です。昨年も同様の時間を設けたのですが、それは弊社からの事前告知でも強調しました。技術的な懸念が払拭されると、導入へのはずみがつくので、その場で具体的に確認できるように対応しています。

「制震(振)」の重要性を訴求する場にもなっていますね

そうですね。「備えることは守ること」を掲げておりますが、やはり被害を受ける前になすべきこととして提案しております。「倒壊」はもちろんあってはならないことですが、実は地震のたびに「倒壊」しなくても「損傷」してしまうことが結構あります。屋根がずれてしまったり、壁に亀裂が入ったり、屋内が足の踏み場もない状態になったりといった状態です。そうしたことを防げる選択肢として、是非知って活用して頂きたいです。